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壱馬side
起きるとなぜか自室にいた。あれ?俺たしか振り入れしてて、吐いて、そっからどうしたっけ?
隣を見ると椅子に腰かけて眠ってる山彰さんがいて。
なーんかすっごいフラフラしてる…気持ち悪っ…
でも疲れてるであろう山彰さんを起こすわけにはいかないから、ちょっと耐えてみた。
でも限界で。止まらない目眩のせいで、常に車酔いしてるような気分。
壱馬「…んぇ…うっ…」
やばい…ほんとに吐きそう…
壱馬「ぉぇ…うぅ…」
しんだ…山彰さん起こすしかない…と思ったら起きた。
壱馬「うぅ…うっ…おぇ…」
彰吾「え!?壱馬、ごめん寝ちゃってた!
ごめんねー体起こすよー」
彰吾「ん。ここいいよ。全部だしちゃいな。」
そう言って背中を摩ってくれてる。嫌だったけど、やっぱり吐き気には勝てなかった。
彰吾「よしよし、頑張った。手、洗いに行こっか。」
そう言って下までおぶってくれた。
口をゆすぐのも、手を洗うのも支えてくれてて、なんだか少し申し訳なくなった。
それでも嫌な顔ひとつせず支えてくれる山彰さん。
ありがたくいろんなことを手伝ってもらって、無事このひどい貧血とさよならできた。
壱馬「山彰さん、ありがとうございました。」
彰吾「気にしないで。もう良くなった?」
壱馬「はい!おかげさまで!」
その後軽く話して、みんな居るであろうリビングに向かった。
みんなにちょっと強い口調で心配だったと言われ。
ひどいこと言ってごめんねと謝られました。
コメント
2件
分かりました!
また続き待ってます☺️