テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
5月、ゴールデンウィークの連休が明けた直後、晶子のスマホが自宅に届いた。両親が高校生になったらスマホぐらい必要だろうと言って注文しておいてくれた。
同じころカンナも、自分がこれまでに稼いできたお金でスマホを買った。もっとも晶子のスマホが最新型だったのに対し、カンナのそれは2モデル型落ちの中古品で、いわゆる格安スマホと呼ばれる物だったが。
二人はさっそくお互いの電話番号を登録し、無料通話と文字でのメッセージのやり取りができるSNSアプリをダウンロードし、IDを交換した。
これで毎日24時間いつでもカンナと連絡したりおしゃべりができると思って晶子はウキウキしたが、肝心のカンナはあまりSNSでのやり取りには興味がないようだった。
その月の半ば、珍しくカンナの方からアプリのメッセージが来た。晶子は開いて読んでみて、ベッドの上で一瞬跳び上がった。
「メ、メイドカフェ!」
前に話していたカンナの昼間のアルバイト先が見つかったという事だったのだが。晶子はメッセージの最後の行を見ながら目を白黒させていた。カンナはこう書いて来ていた。
「今度の日曜、店に来ないか?」
メッセージに既読のマークを付けてしまったので、気づかなかったふりはできない。晶子はたっぷり30分悩んだ末に「行く」と返事を返した。
コメント
1件
わああ第29話読んだよ〜!!📱✨ 晶子がスマホで「いつでもカンナと連絡できる!」ってウキウキしてるの可愛すぎる😂💕 でも肝心のカンナはSNSに興味なさげで温度差がリアル〜笑 からの「メイドカフェ」バイト発見報告で飛び上がる晶子😭💖 「行く」って返事するまで30分悩むのも晶子らしくてじわじわくる… カンナの格安スマホと晶子の最新型の対比も、二人の暮らしの違いがさりげなく描かれててエモいっす…!次どうなるの!?
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グリルタ
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