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コメント
3件
もしかしなくても天才じゃあねぇでしょうか!?!?こういう、こういうのを待ってたんです!!まさにくるしいえろぐろ的な感じ!!自分の性癖にぶっ刺さって抜けませんッ、、見るのをおすすめしないなんて言われたら気になっちゃいますよぉ、!!このシリーズめっちゃ楽しみにしてます!!
em・幼少期に見た目のせいで他人を満たす人形として扱われた。その影響で痛みを快楽として受け取る gr・一国の総統。emは気まぐれで参加したオークション会場で買った。emに対する行為は支配欲と加虐欲を満たすため
【grとem中心】
⚠1話を読んだ方のみお読みください
⚠この作品には以下の描写が含まれます
(拷問・尋問・暴力・Dキス・快楽表現)
⚠依存系の作品です!⚠
今回の作品は【★★☆☆】となっています
ここから先は自己責任でお願いします
「××××、顔を上げろ 」
重く突き刺さるような鋭い声、視界には黒の革靴と割れた花瓶に赤い薔薇
“愛撫人形”、“愛戯人形”、“××××人形”
私を指す呼び名、続けて聞こえるのは何百万、何千万、という金とその醜い心しかない“お客様”
「ッ……」
殴られた、蹴られた、叩かれた、打たれた、
でも都合のいいように作り変えられた私の体と心はその痛みを、苦しみを、
快楽として受け取る
「ッい゛……」
腕にはしる感覚、注射針が皮膚に刺さる
寝ていた、いや、気絶していた人間にする仕打ちか?これが
、、いや、今は人間ではなく情報を持った鴨か、
城下街での紅茶や菓子の買出し中に後ろから薬の染み込んだ布を口と鼻に押し当てられ、そのまま気絶、
目が覚めたら両腕両足が鎖で壁に繋がれ、動くことが出来なくなっていた
あの緑の軍服から今W国と仲がよろしくない〇〇国だと推測できる
「お話し合い」という名の拷問に尋問、
体温が無くなりそうになるまで冷たい水を浴びせられ、新薬の実験と称して意識が遠のくような毒物を注入され、気絶するまでの暴力
私の弱い体に耐えられる訳もなく、敵の手中だと言うのに高熱を出してしまった
高熱で死んでしまっては情報が手に入らないだけでなく、W国より軍事力の劣っているこの国はきっと総統の逆鱗に触れ壊滅させられてしまうだろう
それを察したのか軍医か何かに私を看させた
その軍医らしき男はどこか見た事のあるような深く綺麗な緑の瞳をしていた
「それにしてもこれがあの真珠の知恵、か、」
「……そうですね」
「色素の薄い髪に真珠の瞳、まるで人外だな」
「えぇ、本当に……」
幹部の次々と溢れる言葉に軍医らしき人物は肯定しつづけた
翌日
あの軍医の薬のおかげか私の体はかなり楽になった
また「お話し合い」が再開されるかと思ったがどうやら今日は違うようで、幹部は部下に1冊にまとめられた資料を持ってきた
「今日は少し趣向を変えてお話し合いをしようと思う」
「……」
「この資料、これはお前の“過去”の情報だ」
「……ッぇ?」
脳内に溢れ出る蓋をしていた過去、
主に、グルッペンに蓋をしてもらっていたあの過去
「お前について調べていたら実に興味深いものがいくつも出てきてな」
「真偽を知りたいのだよ、教えてくれるか?」
「“オパールの人形”君」
ドクン、心臓が激しく鼓動する
考えたくない、思い出したくない、蓋をして深くに埋めておきたい
そんな過去
この人とはかなり違う見た目のせいで親に売られ、商品として扱われ、売られた
商品として扱われる中で薬や洗脳のようなもので痛みを快楽として感じるようになってしまった体、
都合のいい体を持った純粋無垢な子供という意味で付けられた“オパールの人形”という呼び名
何度も売られ、買われ、捨てられた
言葉に出来ないような事も、何度もされた
殴られ、蹴られ、犯され、切りつけられ、深く残った傷跡は今でも背中に残っている
「オパールの人形」
その言葉を言わないで、
「その髪、目、気味が悪い 」
私を捨てないで、
「お前は我が一族の恥だ、」
私を、
突き放さないで、
バキッ、、ドンッ
「全員両手を上げて跪け」
抉られた心の痛みは快楽を感じさせる訳もなく精神を乱れさせる
目の前には壊れたドアと数名の倒れた人物、両手を上げて跪いた幹部、
そして、
緑色の瞳を宿し、深くフードを被った男
「エミさん、助けに来たで」
「ッゾム、さん」
両手両足の鎖が解かれ自由を取り戻す
しばらく使っていなかった足は立とうとすると力が上手く入らずに倒れこむ
「うぉッ、大丈夫か?エミさん」
「…はい、すいません」
「……、おぶったるわ」
その後はゾムさんの暗殺・潜入部隊が次々とこの建物に入り1人残さず〇〇国の軍人を拘束した
私はゾムさんに背負われ車で自国の軍地へと向かった
「着いたで、」
「すいません、」
「気にすんな」
「……すいません、」
私を背負ったままゾムさんは無線を使い幹部全員に「エーミール奪還完了」と報告した
しばらく無線で幹部達と話したあと私は総統室へと連れていかれた
「いや、絶対先に医務室やろ」
総統室で書類を済ませたトントンが口を開く
「グルッペンの命令や、仕方ないやろ」
「…すい、ません、」
背負われたままの私を確認すると読んでいた本をパタリと閉じたグルッペンは私をソファに置き、トントンとゾムの2人に退室するように言った
ついでにトントンにはしんぺい神を総統室に呼ぶよう言い、ゾムには現地に残った自身の部隊を回収するように言った
ガチャリ、シャッ
総統室のドアの鍵が閉じられ、グルッペンの机の後ろにある大きな窓のカーテンを閉めた
「エーミール、」
ビクリ、
低い声に体が反応を示す
グルッペンは慣れた手つきで自身に黒の手袋をし、袖を軽く捲り、ネクタイを緩める
「おいで」
エーミールの座るソファの対面側に座り、両手を広げ、先程とは違う優しいく撫でるような声で呼ぶ
「ぁ、」
吸い込まれるようにグルッペンの元へ向かい目の前で床に座り込む、
グルッペンは私の手を取りスルリと鎖の跡がついた手首を撫でる
「可哀想に、赤くなっているじゃないか」
「、」
ゾクゾクと身体の芯からふつふつと湧き出す感覚、
トロリとした白銀の目には総統の赤く光る双眼が映る、
撫でられている手首のズキズキとした赤い跡はジンジンと存在感を増していく
「エーミール、」
ギュゥゥっ
名前を呼ぶと共に手首にはしる痛み、グルッペンの体格のいい体は私の肉が全くない細く、弱い体に痛みという刺激を与えるには十分すぎる力をしていた
痛みが手首に、脳にクる
痛い、そのはずなのに都合のいいように作られた体はその痛みを快楽として脳に伝え、くしゃりと歪んだ表情の中、頬を緩ませる
「ッ、グルッペ、ン、さん」
「……」
「ぁ゛ッ、」
パッ
離された手首は鎖の跡の上に新しく手形が付き、じわじわと痛みの、快楽の余韻が脳を犯す
「はぁッ…♡」
「エーミール、膝に来なさい」
「ッはぃッ♡」
呼ばれた、行かなきゃ、彼に、主人に、
“従わなきゃ♡”
グルッペンの膝に向かい合うように乗る、大きな鍛えられた体格をした体は私を優しく包み込む
「エーミール、」
腕で包み込まれ、私も背に手を置いた方が良いのか、と思考を巡らせていると名前を呼ばれる
「はい」そう返事をすれば彼は離れることが出来ないように片手を背に、片手を私の頭に置き、先程よりも強い力で私を包み込む
「ッい゛ぁ」
突然首に激しい痛みがはしる
噛まれたのだろうか、グルッペンの鋭い歯が皮膚に食い込み血を流させる
私のよれた白いシャツは首元だけ血で赤く染まった
痛い、でもそれがいい、
脳にはしる電気のような刺激はこの行為を助長させる
「はぁッ…♡もっと、」
「グルッ、ペン、さッ♡もっと、…♡」
「……」
グルッペンの口が私の首から離れその歪んだ顔を私に見せる
ペロりと口元に付いた血を舐めれば彼は私に口を開くよう言う
「んあ、」
言われるがままに口を開き彼を見つめる
「小さい口だな」
そう言うと彼は手袋を片手のみ外し口の中に指を入れる
ゴツゴツとした長く繊細な指は私の口内を犯していく
スリスリと上顎を撫でたり、舌と指を絡ませ引っ張ったり、
「エーミール、息しろよ」
ズプリ
彼の指は喉奥へと侵入し私はその異物感で顔を歪ませる
何かに縋りたい、そんな気持ちでグルッペンの腕を握ると彼はさらに奥へと指を入れた
「…なんだ?エーミール、やめて欲しいか?」
フルフル
やめないで、そう訴えるように首を横に降れば彼はニヤリと笑い「そうだよな」と私を見下ろす
「エーミール、俺の可愛い人形、」
「今まで何度も捨てられた可哀想な人形」
「もし私がエーミール、お前を捨てたらもう拾われる事は無いだろうな」
じわりと目尻が熱くなる
いやだ、いやだ、もう捨てられたくない、
痛いのも、苦しいのも、キツイのも、辛いのも、
全部貴方から、グルッペンから受けていたい
ズルリ、
喉奥から指が引き抜かれ銀の糸を引く
「ぃ、やです」
泣きそうな震えた声でそう訴えると彼は二たりと笑い我慢できず流れてしまった涙を拭う
「…少し意地悪したな、もう眠ろうか」
そう言うと彼はポケットから錠剤を取りだし自身の口に放り込む
「ん、」
舌の上にのせ口を開き錠剤を見せるその様は私に“取れ”と言っているようでそっと舌に自身の舌を絡ませ唇を重ねる
荒れた吐息が部屋に響く
錠剤を飲ませられたあとも唇は離れることなく私を犯していく
息が続かない、そう訴えるように彼の胸をたたくが無視され、彼が満足するまでその行為は続いた
「ちょっとやり過ぎじゃない?」
睡眠薬の錠剤を飲みグルッペンのベットに寝かされた
その後しんぺい神が来たらしく両手両足や首元を治療していた
「そうか?ならば次からもう少し手加減しよう」
「手加減って…そういう事じゃなくてねぇ」
「しん、ぺいさん…」そう言うと彼は布面から少し見える表情を緩め、微笑み「おはよう」そう言った
「怪我は手当したから大丈夫、熱を出したんでしょ?薬置いとくから食後に飲んでね」
「すい、ません」
薬と言葉を残した彼は医療カバンを持つと改めてグルッペンに忠告し、退室をした
「エーミール、」
「はい、」
申し訳なさそうに「すみません」と伝えると彼は眉間に皺を寄せる
「こういう時はありがとう、と言え」
「ぇ、あ、ありがとう…ございます」
すると彼は満足そうに笑いベットで上半身だけ起こした私を腕で包み込んだ
「エーミール、お前は私だけの物だ、いいな」
「ッ…はい」
沈んでく、深い深い黒の海に
もう二度と戻ることの出来ない深い海に、
私を見てくれる、私だけを見てくれるそんな彼に私は深く溺れていく
全4500文字
かなり長くなってしまい申し訳ないです
コメント等で考察を書いていただけるととても嬉しいです
コメント欄にて彼らの設定等書きますので気になる方はお読みください
リクエストはいつでも募集中です、リクエストがあればコメントにお願いします
ありがとうございました、また次回