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2 - 第2話

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2025年01月30日

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それでは~


どうぞっ
















桜花side







私のクラスにはいつも一人でいる子がいる。



その子は儚くて切ないそういう雰囲気がある。



その子の周りには誰も寄ってこない。



腫れ物を見るような目であの子を見る。



いつもあの子は私にこう言う。




『大丈夫です。』












今日こそはちゃんと聞かないとと思いつつ


教室のドアを開ける。










💜「はい、皆おはようございます。」













💜「はぁ…、」




どうやったらあの子が本音で話してくれるのか


頭を抱えていると







🧡「桜花がため息なんて珍しっ笑」


同期の美咲先生がやってきた。



💜「美咲…、」


🧡「どうしたの?」


💜「クラスメイトのことでね、」


🧡「あ、待って、あの子? 」


🧡「えッ~と……原田都愛って子だよね?」


💜「知ってるの?」


🧡「うん、この学校では有名な話だし…、」


💜「有名な、…話……?」


🧡「そうなんだけど…、聞く?」


💜「お願いしますっ…」








🧡「あの子の父親、ギャンブル依存症で借金を背負ってて…、やばめの所からお金を借りたみたいで……」


🧡「そのお金も返せなくなって…、行方不明らしいよ。」


💜「それ…、本当に?」


🧡「もう亡くなってるんじゃないかって。」


🧡「それでね、母親はその借金を返済するために色々な職業を点々として」


🧡「今では夜職もやってるとか……」


💜「えッ…、」


🧡「噂に過ぎないけど…、見かけたって人は居るらしいよ。」


💜「そうなんだ………」


🧡「ま、どうするかは桜花次第じゃない?」








そう言って職員室を後にした美咲。












💜「どうするかって……」





どうしたらいいか分からないよ。



いつも大丈夫って言って



いつの間にか消えちゃうんじゃないかって。



どうしたらいいの。












考えに考えた末出した答え。












💜「原田さん、?ちょっと今いい?」


💚「はい…、?」


💚「ど、どうかしましたか?」




やっぱり本人に聞くしかないと思った。












💜「放課後理科準備室に来て欲しい。」















彼女からの答えは。
















💚「分かりました。」





















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