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青い先生は…
左手の薬指に張り付き、輝く”ソレ”は、誰に授かったのかわからない
首にぶら下げている”モノ”もわからない
唯一、わかるとしたら俺の名前が猿山らだお
そして右手に持っている生徒名簿に記されている自身の生徒の名前”のみ”
それ以外は、何もわからない。
ただ、何かを守ろうとしてたような気がする
…考えても仕方ないな。
「そうだ。何も考える必要はない、早く譲れ、お前には意味がない」
黒いヤツが話し掛けてきた
“また”か…と思った。
いつも言っているだろ?譲る気も無いし、
譲ってなんの得になる?
そう思う。
そして思考をまた読み、黒いヤツが言う
「ほんと意味わかんないな。譲れば楽になるというのに」
知らないよ。俺も。ただ、心の底から嫌だって言うんだ
そう思っていたら、黒いヤツは消えた
「はぁ…」
ため息が出た。心の底から譲ることは、嫌だと思うが
疲れるものは疲れる。
この俺がいる場所は真っ白
そこに居続けると疲れがどんどん溜まる。
やばいかも…な…
そう思ったのも束の間。視界がぐにゃりとなった
:
:
ぐにゃりと歪みまくった視界が
段々と無くなっていった
ん?どうゆう…
「視界の歪みは、治りましたか?」
声のする方を見ると執事姿の人がいた
「、まあ…はい。」
「では、少し質問をさせてもらいます。」
「…答えれる範囲なら」
「貴方は記憶を全て持っていますか?」
いいや、持っていない。俺自身の名前と生徒の名前のみ
…言ってもいいのか?…まあ、もう疲れたしな…
これぐらいなら
「…いいえ」
「では、次の質問です。
何か強い意志が貴方の心の底にあると思っていますか?」
何かを守る、守ろうとした…そしてその為に記憶がないのに、
わからないのに、楽になる道を捨てるほどの意志があるのを
黒いヤツと会話し、思った
「…はい」
「最後の質問です。
いきたいですか?」
「…」
生きたい、行きたい場所も、
記憶が抜け落ちてでも守りたいもの、知りたい
「はい」
「…わかりました。確認する必要は、元からありませんでしたね
“零蛇小学校”。そこに貴方が望むものが、知れるかと。
そして名前を名乗るときは、猿山らだおと、
名乗らないようにしてください
そう…猿山さん本人だと知られては、いけません
では、よい生を」
:
:
って小学生かよ!
てっきり大人のまま行けると思ったわ。
まあ、ともかく…”零蛇小学校”ねぇ…
文字書いてるけど零と小がギリ見えるくらい
夜の学校なぁ…
…入るか
:
:
「失礼しまーす…」
…こっわ
帰りたい
帰る場所なんてねーけどな!
…はぁ
「うわ”ぁー!」
と、声がした
その声に聞き覚えはあったが、よくわからなかった。
その声の方向をみると、
黄色に黒みがかったコートを着ており、
黄色いスカーフを首に掛けている男だ。
拳銃を持っているし、
警察か、警備員か、”刑事”か
犯罪者の可能性はあったが、不思議と
違うと、思った
「子どもかぁ?こんな時間になんデュあー?」
…噛んでるな
…あの人の言ったとおりに自身が猿山とバレぬように…
…演技するか
「…迷子」
「そっかー、よし、刑事こと天乃絵斗が
“安全な場所”に責任を持って連れていこう!」
「…安全な、場所?」
?、学校の外とか、俺の行き先聞いてそこに行くとか思ってたが…
どうゆうことだ?
「…そう、安全な場所。
今、この学校からは、”出られない”」
声に出てたか…って、出られない?
「な、なんで?」
「…”鬼”が居るから」
鬼?学校から出られない?学校には、簡単に入れたのに?
この学校は、なんだ…?
:
:
「そういえば、君の名前を聞いてなかった。なんていうの?」
…やべ、考えてなかった。
………
「……楽山大吾」
「…じゃあ、楽山くん、でいい?」
「…うん」
なんか、しっくりこない。本名じゃないからか?
「…!、隠れてて」
「どこだぁ?天乃ぉ?」
だ、れだ?俺に似てる、
黄色の”アレ”を付けてるし、左手にある”アレ”
俺のと全く一緒に見えるアレ…
そう考えながらも隠れる
天乃さん…なんかしっくりこないから、天乃とよぼう
天乃は、隠れず俺に似たやつに
声を掛けた。
「俺はここだよ。”猿山”」
さるやま?俺と同じ苗字…
「いや、”鬼”」
おに?さっき天乃が言ってたやつか
確かに猿山と言われた男は、
鬼のような風貌だった。
「天乃ぉ?bwgujwgawagt2ua8bp5gtj」
天乃は、聞き取れたがその後が聞き取れなかった
「…鬼って言うのなれないから猿山って呼ぶわ
…鬼になる前の猿山のご要望通り、猿山を封印する」
「封印…?」
あっ。と思ったが遅かった。
鬼は、こちらに気づいた。
「jya48e4jw8t’lagw3tpma46b5n」
「逃げるぞ!!」
そう、天乃は、言った。
言ったあと…首が…
そう意識した瞬間
視界が黒…いや、赤に染まり
意識を、飛ばした。
「…やはりそうなりますか…
また、”次”ですよ。次で…”最後”です」
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はい!僕の自己紹介ってやつを見た方が思ったことを当てます!
テンションやらが違うくない?でしょう!
そうです!こうゆう真面目なやつもできちゃいます!
ちなみに、2話を作る予定はありません!
設定やらのやつは、完成してるので、
ご要望があれば!です!
では、さよならー!