テラーノベル
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カービィ「あれから一向に手がかりなし⋯⋯」
彼は今、推定D.U.郊外を彷徨っていた。シャーレに行けば、手がかりがあると考えたからだ。
カービィ「シャーレ⋯どこだぁ⋯⋯」
だが、絶賛見つからない状態だった。彼の知っているキヴォトスはもっと綺麗で、透き通っていた。だが、ここはそんな平穏なキヴォトスは違う。各地は荒れていて、建物もおおよそ半壊している。
カービィ「方向感覚が終わっている⋯⋯こんなんじゃわかんない⋯⋯⋯⋯」
取り敢えず、適当に彷徨うことにした。
???
カービィ「ここは⋯砂漠地帯かな⋯ってわわっ!?」
突如銃弾が飛んできた。彼はそれを軽く跳躍し回避する。
カービィ「⋯⋯今の銃弾は、PMC⋯カイザーの兵か⋯?」
銃弾が飛んできた方を見れば、PMC兵の大群がいた。
カービィ「数はざっと数百⋯⋯2連戦か⋯まあ、余裕かな。」
彼は軽く身構える。次の瞬間、彼のいた場所に砂埃が舞う。その際、轟音が鳴ったのは気の所為か。視点を動かしてみれば、PMC兵が打ち上げられている。そのたびに、砂埃が見れる。
カービィ「だらっしゃぁ!!」
なんと、タイヤ状になって爆走している彼がいた。コピー能力『ホイール』だ。綺麗にPMC兵を轢いて打ち上げている。
カービィ「ワン、ツー、スリー『スピンキック!』からの『ライジンブレイク!!』」
ホイールを急に解けば、複数の兵を巻き込む3段蹴りで前進していく。そして勢いのまま、これまたPMC兵を巻き込んでアッパーカットで上昇する。
カービィ「更に更に、『メテオエンド!』まだまだ行くよ、『ジャイアントフルスイング!』」
唐突に剣に切り替え、上空から落下しつつ斬り下ろし、間髪入れずハンマーフルスイングで 蹴散らしていく。
カービィ「終わりじゃないよ、『鬼殺し火炎ハンマー!』か〜ら〜の『コンドルダイブ!』そして〆は『バーニングアタック!』」
フルスイングから素早く構えを変え、火炎を纏ったハンマーでPMC兵をぶっ飛ばしたあと、ハンマーを振り上げた勢いで自身も飛び上がり勢いよく地面に突撃し衝撃波を発生させ最後に炎を纏って突進しぶっ飛ばす。
カービィ「⋯こんなんかな。」
彼は綺麗に着地する。その背後には、倒れ伏したPMC兵共が。
カービィ「さあ、宛もなく進むか⋯」
長いこと彷徨った彼。だが、限界が来たようで⋯
カービィ「うぇ⋯もう無理、我が人生ここにTHE・END⋯⋯」
パタン
力なく、倒れた。
コツン
?「ん、なんか落ちてる⋯」
?「⋯ピンク色の球体⋯⋯この、シルエットは⋯⋯⋯」
カービィ「だれかぁ〜⋯⋯ご飯を⋯⋯⋯」
?「⋯⋯せん、せい⋯?」
To Be Continue⋯
コメント
8件
カービィくらい小さかったら轢かれてそう
タコピー?笑