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「お母さんね、… 再婚することになった。」
「….はぁ…?笑 冗談きついよ?笑」
「本当….なの、」
「….お姉ちゃん..こっち来た時知らない人居たら、
しかも新しい父親だなんて聞いたら悲しむに決まってる…!!!! ….私は反対するから。」
「ちょっ、__!!!!」
嫌だ。自分の父親は世界で1人しかない。
再婚した男が父親なんて考えたくない。
お姉ちゃんにLINEしようかな….
でもお姉ちゃんの悲しむところ見たくない、
コンコンっ
母の再婚についてあれこれ考えていると扉をノックする音が聞こえた。
『__ちゃんって貴方? 』
「えっ、どなたで」
『__ちゃんのお兄ちゃんになる人。笑』
なんだよ、再婚相手の子供かよ、
興味無ぇー。兄貴とか興味無ぇー。
『これからよろしくね~ ( 撫』
「さわんなっ…. ( 怒」
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
「ってことあったんだけど。」
「 なんだその夢小説みたいな展開爆笑 まじでおもしろい 」
「いやほんと笑い事じゃないまじで嫌 お姉ちゃん帰ってきませんように」
「 あんたほんと姉ちゃんのこと好きだよねー笑 」
「お姉ちゃんはなんでも肯定してくれるからね、優しいし。」
「 お兄ちゃんはー?笑 」
「大っ嫌い」
「 それ再婚相手の子供だからでしょ笑笑 」
「別に。」
~~
あー、家帰りたくないなぁー。
なんてことを考えていた。
すると後ろからトントンと肩をたたかれた。
振り返った目線の先には再婚相手の子供が居た。
『一緒に帰らん?』
「….ひとりで帰るんで。」
『そんな冷たいこと言わんでや、』
まるで兄貴とは思えないくらいに悲しんでいる。
ますます嫌だわ。
….ちょっと…かわいい…??
いや、そんなこと絶対にないありえない信じられない
「 __ー!!! 」
道路の方から名前を呼ばれる。
友達かななんて思って見てみると
「おねーちゃん!!!!!」
「 元気にしてた? 」
「めっちゃ元気!!!」
「 それなら良かったよ笑 ( 撫 」
「えへへっ笑 ( 嬉」
あ。
やばい。
お姉ちゃんにバレる。
「お姉ちゃんさ、もう家行った?」
「まだー! だから、__拾ってから行こうって…」
「今日さ、帰った方がいいよ‼️ めちゃくちゃ空気悪い」
「嘘つかないの。笑 ホントのこと言って。」
「お母さんとお父さんめっちゃ喧嘩して空気最悪、」
「 そーれーは…. 巻き込まれたら嫌だなぁ。__乗せて家帰るわ。」
「うん。ありがと!!」
危ない危ない、
お姉ちゃんちょっと鈍感な所あるから….よかった…
『__ちゃん、』
おい…待ってくれ、そうだ忘れてた…
この人居るんだったぁぁぁ….
「お、おね、おねーちゃん、」
「 えー?笑 もしかしてー笑 」
「あの、家の近くのコンビニまでで大丈夫だから、おねーちゃんも帰り道近いし!!! ( 焦」
「 疲れない? 大丈夫? 」
「うん大丈夫、どうぞ、乗ってください ( 小声」
『すいません、お願いします』
「 __、お幸せにねー!!笑 」
一件落着…..
でも家帰りたくないなぁー…
『__ちゃん、__って呼んでもいい?』
「どうぞお好きに。」
『お姉さん、何歳なん?』
「….22」
『ほんまにお姉さんや。笑 お姉さんめちゃくちゃ綺麗やったなぁ〜…』
「お姉ちゃんは渡さないから。お姉ちゃんは私のだから。」
『んはっ笑、取る気全く無いよ笑 お姉さんのこと好きなんやね笑』
「…..ぅるさ、」
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リビングに居たくないから自分の部屋真っ直ぐ来ちゃった。
あーあ、こんなの初めてだからどうしたらいいかわかんないな、
そういえばあの人(偽兄貴)なんて名前なんだろ。
ジャージの名字には….なんだっけ….“濵田”….??って書いてあったような。
コンコンっ
「はい」
『やほっ』
「なんでこっち来んだよ….. ( 小声」
『ご飯できたで』
「食欲無いのでいらないです」
『ちゃんと食べな体に悪いよ』
「….夜中食べるんで大丈夫です」
『もー….ちゃんと食べるんやで? それか持ってきてあげよか?』
「…自分でやるので大丈夫です」
『ん~.. わかった。そういえば、敬語。やめてや。』
「気が向いたら。」
『ははっ笑 ちゃんと食べるんやで!!!』
パタンっ
「何回言うんだ、うるさいな….」
~~
よし、そろそろ寝た頃かな。
ご飯食べに出るか。
あ!!!!! やべえ!!!!! 夜部屋から出たくないんだったー…..
暗いから怖くてキッチンまで行けないよ….
やっぱもってきてもらおうかな….でもあんなこと言っちゃってるし、
でもお腹ペコペコ….
ガチャっ….
「…!!!!!」
だめだ怖い、助けて、嫌…
『__…!? 大丈夫…じゃないよな、電気….』
カチっ
「はぁ、はぁ、…. ….!!!! あ、」
『暗いとこ、無理なんやろ…?』
「別に、 そんなことない、」
『一緒に下行ってご飯食べよか。』
「お願いします….」
『今日ハンバーグなんやって!』
「ほんとに!? やったあ!! ….あっ、」
『お姉さんといる時そんな感じなんやぁ。笑』
「うるさいな。」
『ハンバーグ好きなん?』
「好きだけど。」
『小学生みたいかわいい。笑』
「…..いただきます」
『えっ、なんで無視っ…』
ご飯を食べ終わった後にLINEを交換した。
結局日が超えるギリギリの時間まで2人で遊んでいた。
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change side
「 __おはよう。朝ごは」
「いらない」
「__ちゃん、挨拶してへんかっ」
「急いでるんで。」
「ちょっと、__!!!」
『ん…おはよう… あれ、__は?』
「 もう行っちゃったみたい。ごめんね、たかひろくん気つかわせて」
『とんでもないです。もう家族なので、敬語、やめましょ!! 』
「….そうね。」
[ __!! ]7:10
既読つかないかー…
一緒に登校しようと思ったんやけどなぁ。
[ なに? ]7:11
[ 今どこ居る? ]7:11
[ コンビニ ]7:11
[ 待ってて ]7:12
お姉さんが送ってくれた時のコンビニかな。
『今日朝ご飯いらんかった!! ごめん!! 行ってくる!!』
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change side
朝から反抗した態度とっちゃった。
反対はするけど、申し訳ないな…
あの人置いてきちゃったー… いいや、変にカップルだと思われたくないし。
バナナオレ、バナナオレ…..
あれ? いつもの場所にないな…
ピロリンっ
[ __!! ]
後回しでいいや、バナナオレが先。
「すいません、バナナオレって…」
「 あっ、申し訳ありません… 在庫確認してきますので少々お待ちください」
返信しとくかぁ、
[ なに? ]7:11
[ 今どこ居る? ]7:11
[ コンビニ ]7:11
[ 待ってて ]7:12
待ってて!? はぁ? こっちはひとりで朝を満喫しようと思ってんのに…
「 お待たせ致しました、バナナオレです」
「ありがとうございます..!!! 」
「 他に何か買われますか? 」
「いえ特に何も。」
「 レジお通ししてもいいですか? 」
「ありがとうございます! あ、Mチキひと…2つお願いします」___
~~
あの人の分も衝動的に買っちゃったな、
待たされてる側なのに。
まあいいや。バナナオレでも飲んで待ってるか。
「お姉さん朝から1人?笑」
朝からナンパって溜まってんのか?
落ち着いて、大丈夫、怖くない、頑張れ自分
「いえ、別に。」
「ねぇ、学校休んで俺らと一緒にい朝から行こうや。」
「興味無いんで。」
「ほら、ね? ( 触」
「きっ…触んないで… ( 半泣」
怖い、助けて、おねーちゃん…
「うははは笑 泣いてんのかわいー笑 連れてこーぜ笑」
『っあ、すいません、何か用ありましたか?』
「は?笑 誰誰ー笑」
『待ち合わせてたんですけど、僕、この子と。』
「….あ… ( 泣」
『僕の彼女です^^ すいませんかわいすぎて笑』
「っち、彼氏持ちかよ」
『__!?!? なんもされてない!?』
下ちょっと触られたけど…
心配かけたくないし、
「されてない、」
『俺が待っててって言わなかったらよかったな、ほんまごめん… ( 抱』
「!?!?」
ハ、ハグ…!?!?!?
無意識….なのか…!?
頭も撫でられてるし….
「ぅ、ぁ、これ、Mチキ、かった、食べて」
『え!! ええの!! やったぁ、いただきまーすっ!』
これが兄貴とか意味わかんないな…
小学生すぎるって、反応が。
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あっという間に放課後。
スマホを開くと1件の連絡が入っていた。
[ 帰ったらリビングに来て。待ってるよ。]17:03
お母さんからだ。
早く帰るか、
『__~!』
GPSでもついてんのかってくらいすぐ見つけるじゃん
「今日、早く帰んなきゃ行けないから先いく」
『えぇ~? お願い…!!!』
「はっ… 濵田先輩っ….!!! 今日…一緒に帰りませんかっ…!!!」
『ごめんね、今日この人と…. おらん..!? ….ええよ。帰ろっか。』
~~
「ただいまぁ。」
げ、再婚相手も居る…
お母さんだけかと思ったのに。
「 __。受け入れられないのは十分わかった。でも、お母さんが愛してる人なの、」
「…..じゃあ前のお父さんは愛してなかったんだ。」
「 そんなことない、!!! 愛して“た”よ..!!! 」
「お姉ちゃん、どんな顔するだろうね。もう疲れたから寝るね。おやすみ。」
「__ちゃん、僕と仲良くしてくれなくても最悪ええから、息子とだけは兄妹みたいに仲良くしてほしい 」
「……」
再婚相手をお父さんなんて呼べない、
あの人のこともお兄ちゃんなんて呼べない。
元々赤の他人だったのに義理の関係なんて気持ち悪い。
もうおねーちゃんがこっち来る前に言った方がいいのかな。
コンコンっ
『バナナオレ、飲む?』
「…..飲む。」
『俺と、血繋がってたらこんな冷たい対応じゃなかった?笑』
「….まぁね、」
『踏み込みすぎたら申し訳ないんやけど、いま….どんな気分?』
「嫌な気分」
『…..俺、予定あるんやった!笑 外行って…』
「自分のことが嫌な気持ち。別に、居ても嫌じゃないよ 逆に話聞いて欲しい」
『あ、ほんまに? じゃあ話いっぱい聞いたる。』
「元々他人だった血の繋がってない親と兄弟のことをお父さんとお兄ちゃんって呼べない。」
『….ええねん。ゆっくーりで。時間が経てば慣れてきて呼べる時がパって急にくるかもしらんし。
ーー焦る必要ないねんで? __のペースで慣れていけばええのよ。』
「お兄ちゃんって呼ばれないの嫌じゃないの…?」
『嫌じゃないよ!!笑 嫌なわけないやん!! 血繋がってるところでも名前呼びとか全然あるしな!!』
「そっ….か。」
『俺も__のこと妹とは思ってないしな~笑』
「えっどういうこと」
『18になったら教えたるわ。笑』
「あと2年もあるよ」
『んははっ笑』
なんか、話聞いてもらっただけなのにスッキリした気がする。
今日はぐっすり寝れそう。