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「団長、何やってんの?」

そう言いながらこっちに来たのはマチだった。

「マチ!」

マチならクロロを説得してくれるはず!


マチは昔からの仲で、私より少し上で、姉みたいな存在だ

怪我したり病気になっても、看病してくれたりしたから、すっごく大好きだ。

「マチ!クロロが私を閉じ込めようとするの!」

と、助けを求めてみたところ…

「あっそ」

などと、軽くあしらわれた。

「ていうか団長もさ、やるなら徹底的にやりなよ。こんな所に閉じ込めた所で、ルカならすぐ逃げ出すよ。」

「…」

マチがクロロにそう言うが、クロロは何も言わない。

相変わらず拗ねてるらしい。

私、なんか悪い事したかなぁ、

ま、おもってないけど!

「ていうかさ、団長も諦めたら?何を言ってもルカは聞かないのは知ってるでしょ?」

「…やだ」

幼稚園児か…

なんて思っていた。

「あのさ、団長。ルカももう20だし。そろそろ自由にさせてあげたら?」

マチがため息混じりにクロロに言う。

「いくら何でも、過保護過ぎ。」

「…」

クロロはだんまりだった。

そんなクロロに呆れたのか、マチはそっぽを向いた。

「クロロ〜、お願いだって~!」

そう私がクロロを揺さぶる。

「…」

クロロは自分の世界に入ってしまったのか、顎に手を当てて考えるそぶりをした。

「…お手上げ。」

そう言ってマチがどこかへ行ってしまう。

「あ!マチ~!」

私がそう投げかけても、マチは気にも留めず去っていった。




何分か経ったのち、やっとクロロが口を開いた。

「…いいかもしれないな。」

「えっ」

なにが、と聞こうとする前にクロロが言った。

「ルカ、ハンター試験を受けろ。」

「え?」

「は、はんたーしけんって何?」

「ハンターになるための試験だ。」

「あーね。」

思い出した、ハンターって仕事があるんだよね。そのハンターが持ってるハンターライセンスがあれば、人生遊んで暮らせるとかなんとか。

「え、それを受けるの?」

「あぁ」

「で、でも、強くなきゃダメなんでしょ?私全然強くないよ?」

「そこでだ」

「え?」

「お前を今日から訓練させる。」

「えーっ!!」

まさかの訓練かぁー…



それから私は、旅団の皆に訓練させられるはめになった。

団長はめんどくさい

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