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あるところに、とても仲がいいということで有名な、5人兄妹がおりました。
「早くしないと置いていくぞ」
たまにきつい言動故に怖がられることもあるけれど、弟たちを誰よりも大切に思っている
長男の陸。
「昨日のうちから準備しろって俺言ったんだけど…ちょっと様子見てくる」
「あぁ、頼んだ」
しっかり者でかなり世話焼きな、次男の海。
「ごめんごめん、鞄が見つからなくて手間取ってるからもうちょっと待ってて!」
「早く見つけてこい」
たまにドジする事があるけど、いつも元気いっぱいで自由人な、三男の空。
「空、持ってきたぞ。」
「僕が見つけました!空兄の鞄ってこれ?」
しっかり者で、どこか柔らかい雰囲気を持っている、四男の日本。
「空兄意外と洒落た鞄持ってるんだね」
「ね、僕も思った、どこで買ってきたんだろう…」
空に負けないくらい元気いっぱいな、末っ子のにゃぽん。
「いいでしょー、ってかこの鞄どこにあったの?」
「一番下の棚のところに置いてありましたよ。」
「お前は一体どこを探してたんだ、このバカ」
「いてっ、ちょ、海さ、叩かなくてもよくない?僕の帽子ズレる」
「知らん、空がもっとちゃんと探せばいいものを」
「僕だってちゃんと探していたもん!」
「どうせいつも置いてある場所しか見てなかったんだろ?」
「またやってるよ」
「ちょ、海兄空兄、そろそろ喧嘩をやめないと…」
日本がそう言いかけているとき、ゴチンという音が玄関に響いた。
「「痛っ」」
「喧嘩両成敗」
「あぁ…言わんこっちゃない」
「さっさと行くぞ」
「兄さんのげんこつが一番痛い…」
「マジで同感…」
「見ているだけで痛そうだもん」
たまには喧嘩もするけれど
「ないち達~!おはよ!」
「パラオ!おはよう、今日も元気だね」
「あ、祖国様方、おはようございます」
「そんな堅苦しくしなくていいですよ、おはようございます東京さん」
「東京おはよー!」
「朝から人気者だな。」
「だな。ちょっと羨ましい…」
「流石僕らの弟だね!」
なんだかんだいつもと変わらない平穏な日々。
(こんな日々が、ずっと続きますように)
心の中で、日本はいつもそう願う。
そんな日常を描いた、終わることのない物語。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!!
これでメインストーリー完結となります!
最後結構悩んだ…
これで、これで曲パロも愛されもBLも作れるぞー!!!!!!
あ、でもアイコン描けてない…まあ急いで書くか!
と言う感じなので、もしかしたら新作が出るのに時間がかかったりすると思いますが、気長に待っていただけたら幸いです。
これからも彼ら彼女らのことを共に見守っていただけたら嬉しいです。
それでは、次の作品でお会いしましょう。