テラーノベル
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🕳💡です!
⚠️地雷等ある方は閲覧注意
温かく見守ってねい
急に始まるし、下手!
何でも許せる人向けでー!
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ふと、好きだなと思った。
オレンジ色の髪に俺よりも7cmほど高い身長。誰とも分け隔てなく仲良くしていて、その上優しくていいヤツ。
太陽のような明るい笑顔は毎度毎度、目を細んめたくたるくらいに輝いて見える。
これが恋なのかな…とも思ったし、自惚れすぎだなとも思った。
俺と黒井の関係は友だち。黒井の好きなタイプは明るくて元気な子。というか、そもそも俺男だし…。彼女がほしい黒井は多分、俺のことを恋愛対象として考えたこととかほんの一瞬もないだろうなぁと思う。
だからこの思いは墓場まで持っていくことに決めた。何より拒絶されるのが怖いし、今の関係性も十分すぎるくらいに満足している。
「ひかる〜!おはよー!」
「おはよ」
足並みを合わせ歩みを進める。
「今日抜き打ちの小テストあるんだってー」
「あぁー、昨日三里がLINEで言ってたやつか」
「そそー。え、てかひかる勉強した?」
「…しようとは思った」
「良かった〜!やっぱ持つべきものはひかるだわー」
「ふはっ、何だよそれ」
いつもの何気無い会話。
つい先日まで見頃を迎えていた桜はもう散り、夏への準備を着々と進めていた。
◆
風邪を引いた。
別に体調を崩しやすい季節でも何でもないのに…風邪を引いた。屈辱…。高熱が出ていて頭も痛いし、とても学校に行ける状態じゃない。
親に学校を休むと伝えてからもう一度眠りにつく。
「くろ、い…」
ふとそう口にしてしまったのは、学校に行けない寂しさと孤独感を感じたから。
そして、熱でぼんやりする頭で黒井の声が聞こえたから。
◆
ぱち、とゆっくり目を開ける。
何があった訳じゃないがふと目が覚めた。ちらっと横を見ると、カーテンを閉めた窓から眩しい光が漏れていた。まだ昼か…。体調、少しは良くなっただろうか…?枕元にある体温計に手を伸ばす。
ピピピピ。
…39.5度だった。全然良くなってないし、何なら朝より体温上がってる…。最悪…。
1度起きてしまってからは中々もう一度寝ることが出来ない。暇だなと思い、スマホを起動し、ツイ…Xを開く。
気がつくと、その流れで闇川の裏垢へと手が伸びていた。
『今日、クラスのTが休んでた』
「うわ、これ俺のことじゃん」
風邪で痛む喉を使い、少し枯れた声でそう呟く。
『理由は体調不良らしい、、びっくりしただろふざけんな。ゆっくり休めよ』
いつもの闇川だ…。
…やば、いざこうやって自分に言葉を向けられると何かこう…泣きそう…。
そうやって闇川の裏垢を見ている内に、いつの間にか眠りについていた。
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ここまで見てくれてあざした!
次回♡200くらいで〜
無理だったら無理で打ち切りなるので大丈夫です!(笑)
よろしく〜!
コメント
2件
続きが気になりますっ!!