テラーノベル
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ウラト×ぐち🔞無し
なんでも許せる人向け
意外とこのカプ好きな人多くてうれしい。
本当は🔞書きたいんだけどまだいいシチュが思いつかないのといきなり🔞はちょっとなと言う気持ちで書けてないです。
『』→ぐちつぼ
「」→ぐちつぼ以外
ウラト視点
もう体力もメンタルも限界だった。
何度も戦闘をし、すんでのところで逃げ切り、船を直しまた荒れる海にかりでる。
そんなことを繰り返して俺だけでなくチームメンバーみんながボロボロだった。
飛び交う報告や指示の声色はだんだんと鋭くなりピリピリとした空気が張り詰めていく。
「あと耐久300!!!」
『W方向に曲がって!エンジン全開!大砲撃ち続けて!』
“taikyuu300 help”
クランチャットに報告を入れてまた船の耐久を見た。
もう150を切っている。
「あと150!!」
『無理だ、沈む!みんな潜水の準備!!!』
頭がガンガン鳴っていた。
疲労で足が思うように動かない。
力を振り絞りチェストから潜水用の装備を取り出し着る。
もう沈む、そんな時に膝をついて動けなくなっているぐちつぼさんが目に入った。
ガタン
船が大きく揺れて水が隙間から入ってくる。
もうバランスを取ることも難しい船内で俺は走り出していた。
一心にぐちつぼさんへ駆け寄り強引に腕を取る。
船は崩れながら沈んでいく。
ぐちつぼさんは無表情で抵抗もせず完全に海に放たれるのを待っている。
絶対に彼の腕を離さないように手に力を入れた。
さっきまで力が出なかったのに今は底なしに力があるように思えた。
最近船を沈ませた上で漂流した人を誘拐する手口が増えている。
この状態のぐちつぼさんを1人にはするわけにはいかない。
そう思ったのに
終わりのない暗い大海原に放たれて右も左も分からなくて、気力だけは十分でも体力はとっくに底尽きていて、手に力が入らなくなって気づいた時にはそこに彼はいなかった。
どうしよう、はぐれた。
手離しちゃった。
守れない、そばにいない。
どこいっちゃったんだ、合流しないと。
普段はよく回る頭も今は“やばい”という危険信号しか出してくれない。
思考もはっきりしない力も出ない。
ただ冷たい波を感じながら暗い海に沈んだ。
「っは!、ゲホッゲホッ、はー、はー」
「大丈夫?」
「だ、いじょうぶ、です、っはー、ありがとう、こざいますっ」
体に入った水を吐き出す。
ギリギリだった。死ぬかと思った。
息ができなくなって数分、同じクランのわらぶいさんチームが助けに来てくれた。
周りに敵はいない。頑丈な船に乗り安心感で完全に力が抜けた。
「休んでていいよ。もう撤退するから」
「、、、あの、ぐちつぼさんが、っ、」
なんとか上半身をあげてわらぶいさんに声をかける。
「ん?ぐっちゃん?」
「まだ海に、、助けてくれませんか、」
「この大海原探すの無理じゃない?ウラトくん見つけたのだって奇跡だし」
「お願いします」
あらゆるところが痛む体を起こして深く頭を下げた。
土下座をしたのは人生初だ。
ただ必死だった。
「ごめんごめんちょっとからかっただけ。ぐっちゃんならそこにいるよ」
そう言ってわらぶいさんが指を刺した先を見る。
そこには落ち着いた顔で眠るぐちつぼさんがいた。
「ぐちつぼさん、っ!」
思ったより大きい声が出た。
だって不安で不安で仕方なかった。
ずっと腕を振り回して進まない海の中ぐちつぼさんを探した。
真っ暗で音も聞こえなくてこの孤独を彼も味わっていたらどうしよう、そんな時彼を拾うのが敵だったらどうしよう。
自分だって最悪の状況なのに彼のことばかりが気になった。
だからここにいることに、落ち着いた顔で眠っていることに本気で安堵した。
『ん、、んー、あ、ウラトくん、良かった拾われたんだね』
俺の大声で目覚めたぐちつぼさんが俺を見て言った。
ほっと安心したような顔で笑いながら。
『ふぁ〜、よく寝たー。今日やばかったよねウラトく、、、え!?』
無理だ。抑えられない。
ボロボロと涙が溢れていた。
長時間の戦闘と暗い海での孤独でメンタルがやられていたこともあって涙が止まらなかった。
やっぱり、やっぱり俺ぐちつぼさんのこと大好きだ。
そこにいないと不安で、命かけても守りたい存在で、そして彼も俺に命を預けて欲しい。
「ふっ、、ぅ、ぐちつぼさんっ、泣」
『えっなになになんかあった?』
「、、、さみしかったですっ、」
駆け寄ってきたぐちつぼさんの腕を握った。
もうこの腕を離したくない。
『ええ?なに急に、、、』
「可愛い後輩くんが寂しがってるんだよ?ぐっちゃんそこは抱きしめないと。」
『あぁ、、、』
不満そうな声を出しながらも優しく俺を抱きしめてくれる。
今日くらい甘えたい。
俺が無言で抱きしめられているからかぐちつぼさんは離すタイミングがわからずずっと俺を抱きしめる。
壊れかけたメンタルもボロボロの体も抱きしめられるだけで治っていく。
大好き。俺が絶対にこの人を守る。
本当は戦闘があまり得意じゃないこともすぐキャパオーバーになっちゃうことも堅くいろんなことを考えるのは好きじゃないことも知っている。
そんなぐちつぼさんの一番の理解者になりたい。
俺を抱きしめる手は少し緊張を帯びていて触れることを躊躇うようなそんな抱きしめ方。
わらぶいさんに言われたから慰めてくれてるのは分かってるけどそれでも暖かくてただ好きが募った。
「俺pvpエリアでミッション進めてきまーす。」
「はーい」
「いってらっしゃーい!」
メンバーの暖かい声が聞こえる。
バッグを背負い拠点を出ようとした時ばったりとぐちつぼさんに会った。
「俺pvpエリア行ってきます!」
『ああいってらー。、、、途中で寂しくなっちゃったら困るからついてってあげようか?』
ぐちつぼさんはニマニマしながらそう言う。
「なっ!」
カーっと顔が熱くなる。
あの時のこと、ちゃんと思い出せば思い出すほど恥ずかしくてたまらない。
わらぶいさんチームの船で情けなく泣きまくった挙句ぐちつぼさんに甘えた。
頭脳派頼れるクールな大人のイメージがガラガラと崩れた。
結構大胆なことをした、と後悔していたのにそれをからかってくるとは!
もうこの人は本当にそういうとこ!
「、、、ついてきてくれるんすか?ぜひ!」
『えっ、』
驚いた顔をするぐちつぼさん。
ふん。してやったり。
『ごめん、そういうのやってないんだよね、、、』
「はい?」
たははーと笑いながら彼は拠点に消えていく。
本当困る。さっさと俺の好意に気づけよ!
彼への気持ちが大きくなって盛り上がってんのは俺だけなんだ。
結局のらりくらり躱されるし全然敵わないし!
『、、、早く帰ってきてね』
ボソッと声が聞こえてバッとぐちつぼさんを見る。
彼はこちらを見ていない。
少しだけ耳を赤くしてチェストを漁っている。
あーもうズルすぎる。
そんなん言われちゃったらもう5分とかで終わらせて帰ってきてやるんだから。
俺のぐちつぼさんへの愛舐めんなよ!
コメント
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今回もめちゃめちゃに好きでした!!!ぐちさんがいない時に話してた、ウラトくんの好みが年上(お姉さんって言ってたけど)と身長高い方で180以上の人がタイプというのを知ってから私はこの2人を推しに推してます…
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216
ぺんぺこ
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