テラーノベル
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「…え?罰ゲーム……?聞いてないんだけど」
「そりゃ今決めたからな」
嫌な予感しかしない。
圭ちゃんがイタズラっぽい笑みを浮かべているときは、確実に何か企んでいるときだ。
俺は心の中で身構える。
「とりあえず、腹減ったしなんか飯食いに行こうぜ」
「あ、うん!そうだね…もう1時間もここいるし、俺もお腹すいちゃった」
◆◇◆◇
近くのファミレスに入ると、時間帯のせいで店は混雑していた。
奇跡的に1席空いており、向かい合って座ると、圭ちゃんはメニューを見ながら楽しそうに
まるで今から母親にイタズラを仕掛ける子供のようにニコニコとしだした。
嫌な予感しかしない。(本日2回目)
「何食べる?俺パスタ定食と……この『ロシアンルーレット・激辛ミニたこ焼き』にするつもりだけど」
「激辛?あ、圭ちゃん好きだもんね…うーん……俺は、無難にペペロンチーノにしようかな」
注文を終えてしばらくすると料理が運ばれてきた。
ほかほか湯気が立ち上る皿を見て思わず目を輝かせる。
しかし、圭ちゃんの方を見るなりハッと我に返った。
「んじゃ、罰ゲームとしてロシアンたこ焼きやろうぜ?」
「え?ロシアン…ってまさか……圭ちゃんが頼んだヤツ、罰ゲーム用?!」
「そ、全部で8個のうち、2つに激辛ソース入れてあんだよな、これ。俺と1個ずつ交互に食べてくぞ」
「ちょ、そんなの聞いてない……!」
「言ってねぇもん」
「鬼畜すぎ……!!」
「運が良けりゃ一つもら当たらねぇよ」
圭ちゃんは意地悪な笑顔を浮かべて、フォークに刺したタコ焼きを差し出してくる。
「ほら、口開けろ」
「えぇ…っ、俺から?!怖いんだけど…」
思いっきり拒絶するが、こうなったら腹を括るしかない…と思い直し
恐る恐る口を開け、一つ目のたこ焼きを頬張った。
「……お、おいしい、うん。これ、普通のたこ焼きだ…!!」
「おっ、はずれ?はは、よかったな」
「うう…っ、次食べたら絶対当たるよ…っ」
俺が渋々食べ終えると、今度は圭ちゃんが同じようにタコ焼きを食べた。
「……うーん、別に変な味しねぇな」
「はい次」と催促されるようにフォークを向けられ、二個目を食べる羽目になる。
「……っ!!?からい、からい!なにこれ辛すぎ!」
辛味に耐えきれず目尻に涙を溜めて咽せる俺を見て、圭ちゃんがニヤニヤしているのが憎らしい。
「くくっ、マジで当たり引いたのかよ」
「わ、笑ってる場合じゃないって!!」
俺は慌てて手元の水を喉に流し込むが、まだまだヒリヒリとしており収まらない。
「大丈夫かよ、めっちゃ涙出てんじゃん」
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コメント
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うわ〜〜〜!!第5話読み終わったよ!!😭💕 ロシアンルーレットたこ焼き、めっちゃ青春の匂いしかしない…!笑 「口開けろ」って圭ちゃんが差し出してくるシーン、なんか距離感近くてドキドキした…/// 二人の間にある信頼感とか、ちょっとしたバカ騒ぎできる空気感が良すぎる!! 辛いの食べて泣いてる主人公に対して「笑ってる場合じゃないって」って言い返せる仲良いよね〜!次の展開が気になりすぎる!!続き待ってます🔥