テラーノベル
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あの約束をして数年が経った
あの人は今、何をしているのだろう。気になって気になって仕方がなかった。
そんな日の帰り道、突然目の前に黒い車が止まった
そこから出てきたのは、黒のスーツを着た男性が3名ほどだった
顔立ちは、日本人には見えなかった
男性達は私を無理矢理車に入れ込み、何処かへと連れていかれた。
着いた先には、残酷な景色が広がっていた
目を覆いたくなるような、そんな景色だった
「…なに、これ…」
私の一、二個下の子たちが怯えて、隅っこで震えていた
また数年後、気づけば私一人だけが生き残っていた
お偉いさんたちが気に入らなくて、殺処分したのだろう
「…お゛えッ…」
途中気持ち悪くて、吐きそうになったこともあった。けれど、何とか持ち堪えて、生きていた。
「…もう、やだ…ッ…」
「こんなの…こんなの…!」
壊れちゃえばいいのに!!
私がそう願った瞬間、意識が途切れた。
「…頭割れそう…」
「あはは、その気持ち、分からなくもないよ」
白髪の美少年はそっと私に手を差し伸べ、そのまま手を取った
「うーん…目取れそう…取れてるけど。」
「あ、そうだ。名前聞いてなかったよね?」
髪で隠している、左目を抑えながら美少年に問いを投げた。
「ボクの名前は狛枝凪斗だよ。よろしくね。」
「狛枝さん…ね、私は───」
…あれ、私の名前って…なんだっけ?
言い淀んだ私を見て、狛枝さんは首を傾げていた。
「…?どうしたの?」
「…ごめん、思い出せなくて…」
「あはは、これはかなり重症みたいだね」
彼は軽く言って、話題を変えるように、真剣な眼差しで私を見つけ直した
「ところで、君の才能ってなんなの?」
「私の才能?確か…」
「超高校級の✕✕✕だよ」
私がそう伝えると、ぽかんとした顔をしていた
「…ごめん、もう1回言ってくれる?」
あれ、聞こえなかったのかな…
「?超高校級の✕✕✕だよ?」
私がもう1回伝えると、困り眉になっていた。
「うーん…君がおかしいのかボクがおかしいのか…分からないや」
「…聞き取れないってことでいいのかな?」
「うん、なんか全部あやふやになってるみたいで…」
…とりあえず、私のせいってことにしておけばいいと思う…よ?
「とは言っても、名前がないと流石に厳しいと思うから…」
狛枝さんはそういい、私をじっくり観察した後、ある質問を投げかけた。
「こんなゴミクズが言うのもあれなんだけど…左目、見せてくれない?」
コメント
1件
うわっ、第2話もめっちゃ重くて切ないのに続きが気になりすぎるんだけど!?😭💦 拉致されてからの絶望感と、記憶喪失で自分の名前すら思い出せない主人公がもう…切なすぎる…。狛枝くんの「ゴミクズが言うのもあれだけど」って自己卑下具合、謎すぎて気になる〜!あと「超高校級の✕✕✕」が聞き取れないの、絶対何か伏線だよね…?次の展開、マジ待ってます!!🌸✨
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ラムネ🧊❄
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