カナミ「(鳥肌が止まらない。力をいれていなければ、すぐに体が震えだす)」
「(この激しい怒りのおかげで立っていられる。」
「(喉のおくが、ぐつぐつ煮えたぎる。絶叫したいくらい不快でたまらない)」
「(暴れまわらなきゃ体がバラバラになってしまいそう。生まれて初めての感覚にめまいがする)」
「(怒りを通り越してこれは憎悪だ。)」
「(憎い。良くも殺したな。私の肉親を!!)」
カナミ「花の呼吸、伍ノ型徒ノ芍薬」
童磨「7、8、9連撃!いいねぇ。きれいだねぇ。じゃあ俺も!」
童磨「血鬼術枯園しどり」
カナミ「花の呼吸弐ノ型御影梅」
童磨「(なるほど。この子は目が特殊なんだな)」
童磨「(とりあえず目つぶしとくか)」
カナミ「!(避ける)」
カナミ「花の呼吸陸ノ型渦桃」
童磨「すごく鍛えられた体幹だね!バネみたい」
童磨「血鬼術凍て曇」
カナミ「!ダンッ」
カナミ「(危ない。目をとじなければ眼球が凍ってた!!)」
真希「こいつなんで凍るってことがわかるんだ?」
パンダ「さっきあの鬼?だがなんだかが心のなかで目が特殊っていってたからそれか?」
真希「あとカナミって来年高専入学の1年だよな?」
棘「しゃけ(うん)」
カナミ「!」
童磨「ほらぁちゃんと持ってないから取られちゃったぁ」
真希「取られてる」
伊之助「どぉりゃぁ!天空から出でし伊之助様のお通りじゃぁ!」
カナミ「!?」
童磨「!?」
真希「あいつは…」
結構飛ばします
童磨「えっ?あれ?なんだこれ」
カナミ「(来た…きた!)」
カナミ「花の呼吸終ノ型彼岸朱眼」
カナミ「(あああああ。腕が固まって!)」
伊之助「どぉりゃぁぁ!獣の呼吸思いつきの…」
伊之助「投げさきぃ!」
真希「思いつきってありかよっ!」
パンダ「まぁまぁ💦」
棘「💦」
カナミ「!シュッ」
童磨「!!(首をきられる)」
カナミ「ふぅ…」
カナミ「(ごめんなさい。あの時なけなくてごめんなさい)」
カナミ「(カナエ姉さんがなくなったとき泣けなくてごめんなさい)」
カナミ「(みんな泣いてたのに私だけ泣けなかった。体中汗をかくばかりで涙はでなかった。だけどだれも…私をせめなかった。)」
カナミ「(みんな優しかった。だから心の中でいっぱい言い訳してた。泣くと蹴飛ばされるの踏まれるの引きずり回されて水につけられるの動きをよく見ていないと悪いところにあたって次の日には冷たくなってる兄弟がたくさんいた。ずっとそうしてきたからなかないようにしてきたから急に泣けなかったのごめんなさい)」
カナミ「(ごめんなさい姉さん。でも私今度はちゃんとできたよね?頑張ったよね?姉さんに言われた通り仲間を大切にしていたら助けてくれたよ。一人じゃ無理だったけど仲間が来てくれた)」
カナミ「(あっ)バシャッ」
カナミ「バッ」
胡蝶姉妹『頑張ったね』
胡蝶姉妹『カナミ』
カナミ「ボロボロ(泣)」
パァァァァァ
真希「!!最初と同じ…!」
現実世界に戻る
カナミ「あ、戻ってきましたかニコニコ」
真希「今みたことって全部本当にあったことか?」
カナミ「はい。本当ですよニコニコ」
パンダ「じゃあ来年高専に入る3人目の1年ってカナミ?」
カナミ「はい。そうですよニコニコ」
ブーブーブーブーブーブー
カナミ「?」
カナミ『はい』
悟『あ~!カナミやっとでた!』
悟『久しぶりぃ☆ゴットルッキングガイの五条悟だよ☆』
カナミ『…イラッ』
カナミ『ようがないならもう切りますけど?』
悟『いやまってまって!要件はあるから!』
カナミ『それならさっさと言ってください。私あなたのこと嫌いなので』
悟『いやなんで!』
カナミ『…姉さんを◯ろしたやつと重なっていやなんですよ。なのでさっさとしてください。そうしないときるので』
悟『えっとね〜要件はね〜。高専に今からこれるぅ?真希達もだけど明日紹介したい人いるからぁ☆』
カナミ『学校は休めと…?』
悟『うん!』
カナミ『そーですか。わかりましたよ。今から連れていけばいいんですか?』
悟『任せたよ☆』
カナミ『イラッ』
ブチッ
カナミ「先輩方〜。悟が明日紹介したい人がいるらしいので今から高専に戻って〜だそうです」
真希「は?紹介したいひと?」
カナミ「そうみたいです。なので今から高専に戻りましょうか」
カナミ「術式。花」
カナミ「よしっあとはぁ‥」
カナミ「創作術式」
カナミ「できました」
パンダ「なんだ?これ」
カナミ「これに入れば高専に飛べますよ〜」
棘「しゃけ!?」
カナミ「はい。それでは行きましょうか」
パァァァァァ
高専
カナミ「つきました」
真希「ところでなんだが、そんなに術式つかって大丈夫か?」
カナミ「大丈夫ですよ」
パンダ「呪力ってどれくらいあるんだ?」
カナミ「…えっと…たしか底無しらしいですよ」
パンダ「ゑ」
パンダ「まてまてそれまじか?」
カナミ「本気とかいてマジです」
棘「ポカーン」
そして次の日
悟「転校生を紹介しやす!!!」
悟「テンション上げてみんな!!」
シーーーーーーーン
悟「上げてよ…」
真希「随分劣った奴らしいじゃん」
真希「そんな奴のために空気作りなんてごめんだね」
棘「しゃけ」
パンダ「…」
悟「ま」
悟「いっか」
悟「入っといでーーーー!!」
憂太「(ものすごくさめた空気を感じる…」
真希「(シカトこいてやろ)」
ガラ
ぞぞ
ぞぞ
ぞぞ
里香「あ゛?」
ジィィィ
憂太「乙骨憂太です」
憂太「よろしくお願いします」
ドドドン
カナミ「これなんかの試験ですか?」
カナミ「ねぇ」
カナミ「あなた呪われてますよ?」
カナミ「ここは呪いを学ぶ場所です」
カナミ「呪われてる方が来るところではありませんよ?」
憂太「?」
カナミ「はぁ…(まさか説明していないのか‥)」
日本国内での
怪使者・行方不明者は
年平均10.000人を超える
カナミ「そのほとんどが人の体から抜け出した負の感情」
カナミ「呪いの被害です。中には呪詛師による悪質なものもあります」
カナミ「呪いに対抗できるのは同じ呪いだけです。」
カナミ「ここは呪いを祓うために呪い学ぶ都立呪術高等専門学校ですよ」
憂太「(事前にいってよ!!)」
1年ズ「(今教えたの!?)」
カナミ「(やっぱり…)
悟「アハッ」
悟「あ、早く離れたほうがいいよ」
ズルルルン
カナミ「!!!(きた!!)」
1年ズ「!!!」
里香「ゆう゛た゛を゛」
カナミ「(もしかしてこの子…)」
憂太「まって!!」
憂太「里香ちゃん!!」
里香「いじめるn」
カナミ「もしもーし里香ちゃん!!」
里香「ん゛?」
カナミ「覚えてる〜?」
里香「!!カ゛ナ゛ミ゛!!」
カナミ「ごめんね〜。いじめるつもりはなかったの!だけど呪われてるもんだから警戒してるだけで」
里香「そうだっ゛んだぁ゛勘違いしてごめんねぇ゛バイバァイ゛」
カナミ「ニコニコ」
悟「なんかすごいけどまあいっか。そういうわけで〜」
悟「彼のことがだーい好きな里香ちゃんに呪われてる」
悟「乙骨憂太くんでーす」
悟「みんなよろしくーー!!」
悟「あ、ちなみに憂太に攻撃すると里香ちゃんの呪いが発動したり発動しなかったり」
悟「今みたいに止められる人いるのはなかなかいないからね〜」
悟「なんにせよみんな気をつけてね〜」
悟「ま、みんな反抗期だから僕がちゃちゃっとしょうかいするね」
憂太「(この先生が悪い気がする)」
1年ズ「…」
悟「呪具使い禪院真希。呪いを祓える特殊な武器を扱うよ」
真希「…」
悟「呪言師狗巻棘。おにぎりの具しか語彙がないから会話頑張って」
棘「こんぶ」
悟「パンダ」
パンダ「パンダだ。よろしく頼む」
憂太「(一番ほしい説明がなかった!!)」
悟「そして胡蝶カナミ」
悟「姉g」
カナミ「!!喋るな」
カナミ「はぁ」
カナミ「スッ」
悟「はぁぁぁ。まだあのこと話さないつもり?」
カナミ「…」
悟「いいかげん前進まなくちゃ!!何も始まらないよ?」
カナミ「うるさいです。まだ話すつもりはないので」
悟「も〜仕方ないなぁ…まあこれで1年も4人になったね」
憂太「え?4人と一匹じゃなくて?」
カナミ「…私は来年高専1年ですので」
憂太「ええええ!?」
憂太「…そう…だったんだ‥よろしくね。胡蝶さん」
カナミ「…カナミでいいですよ。憂太先輩」
憂太「えっとよろしくね。カナミちゃん…」
悟「あ、あとね!今からいくはずだった午後の呪術実習は明日に変えて今日は質問タイムにしていいよ!!」
カナミ「…ちなみに誰に対して?」
悟「もちろん今回はカナミに対してだよ。みんなカナミのこと気になってるだろうし」
カナミ「…」
悟「それじゃ僕は今から観光してきまぁす☆」
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