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#男主人公
ルナ
2,770
柚木
309
#カラスバ
小鳥遊
4,003
『こちら実験塔1、実験塔1―――
王都・フォルロワ、聞こえますか?
どうぞ』
「……こちら王都・フォルロワ。
有線魔力通信機のようによく聞こえます。
どうぞ」
ウィンベル王国王都・フォルロワ―――
そこの王家直属の研究機関で、この世界初の
長距離無線通信実験が行われていたが、
ブロンドの短髪を持つ、この国の王族の
トップが通信席を担当者から変わり、
「こちら、ラーシュ・ウィンベル。
ラーシュ・ウィンベル。
聞こえますか、どうぞ」
『……!?
へ、陛下!?
陛下であらせられますか!?』
通話先からうわずった声が返されるが、
「今日は余も実験に参加すると通達して
あったはず。
緊張せず、予定通りに実験を続けなさい。
どうぞ―――」
『は、ハハッ!!
こちら実験塔1!
ノイズも無く陛下のお声はよく聞こえるで
あります!
実験は大成功にございます!!
どうぞ』
それを聞いたラーシュ陛下は満足気に、
「こちら、ラーシュ・ウィンベル。
君たちが本日成し得た事は……
間違いなく王国の歴史に記される事だ。
いや、いずれ世界の1ページに君たちの
偉業は記録されるであろう。
その歴史的な現場に立ち会えた事を、
心から感謝する。
どうぞ―――」
『こちら実験塔1!!
研究者一同、光栄の至りにございます!!
どうぞ……!!』
向こう側からは感極まった声で返答が
聞こえ、
「こちらラーシュ・ウィンベル。
余はここで担当者に変わります。
実験の最中、介入したのはすまない。
ただどうしても余の言葉で、感謝を
そなたたちに伝えたかった。
実験を続けなさい、どうぞ」
そして陛下は元の担当者と席を変わると、
『こ、こちらこちら実験塔1―――
実験を継続します!
現在、こちらの天候は晴れ。
風は非常に穏やかで……』
王都、そして遠方の実験塔で―――
無線通信のテストは続けられた。
「おお、魔力無線通信は成功したんですか」
『おう。
ラーシュ陛下も同席してな。
『歴史に残る偉業だ』と手放しで褒められた
ようでな。
研究者たちは感激していたってよ』
いつものように公都『ヤマト』の、
冒険者ギルド支部に呼ばれた私は……
魔力通信機からのライさんの声に答える。
「でもそんなに高い塔を建築したのか?
測量を見た感じ―――
そこまでとは思えなかったんだが」
同じく、無線のための塔の建築場所視察に
関わった事のあるジャンさんが、両腕を組んで
疑問を呈すると、
(■328話
はじめての むせん(ちょうさ)参照)
『そりゃ、モトリプカにあったような
デカい魔導塔は無理だが……
そもそもありゃダミーだろ?
本命は浮遊島なんだしよ』
「あー、そういえばそんな事を言ってたッスね」
「でも、そうなるとこれまでの有線?
の魔力通信機は必要無くなるんですか?」
共に支部長室にいた、レイド君とミリアさんが
会話に加わる。
「どうでしょうね。
あれは自然環境に結構左右されます。
例えば大雨や吹雪でも通話に支障が出て
しまいますし、遠方であればあるほど
出力も桁違いに必要になるんです。
その点、有線ならどんな天候でも確実に
通話可能ですから」
すると筋肉質のアラフィフのギルド長が、
アゴに手を当てて、
「それならどうして有線だけにしねぇんだ?
多少手間はかかっても、全部有線にした方が
いいと思うんだが」
その疑問に、次期ギルド長である褐色肌の
青年と、その妻である丸眼鏡のタヌキ顔の
女性もうなずくが、
「う~ん、無線は確かに天候に左右されやすいん
ですけど―――
有線、アラクネのラウラさんの糸も完全という
わけじゃありません。
お湯に弱いという欠点があります。
もし地震などが起きて、たまたま沸かしていた
お湯をかぶって、家具とかが倒れて来て切断、
という事態も考えられますし。
有線も無線も、選択肢はあった方がいいという
事だと思います」
ふむ、と一応は納得した面持ちになる3人に
私は続けて、
「あとは場所的なもの……
例えば、そこに至るまでの距離、自然環境、
人数的なものとか―――
あとは予算的なものもありますね。
ていうか予算。
むしろ予算が全て」
するとジャンさんとレイド君、ミリアさんは
苦笑して、
「結局はそれか」
「世知辛いッスねえ」
「どこの組織も予算は悩みのタネですから……」
すると魔力通信機から、
『シンの世界じゃ、これで映像も伝える事が
出来たっていうんだろ?
そっちの方の研究も進んでいるぜ。
それが出来れば今みたいに、各地方に
映像を記録した魔導具を人力で運ぶ事も
無くなるってわけだ。
まあそっちも一段落したら連絡するからよ。
取り敢えず近況報告まで―――
またな』
そしてライさんとの魔力通信は切れ、
「映像を伝える?
どういう事だ?」
本部長の最後の言葉にギルド長が首を
傾げると、
「あ、文字通りの意味です。
今は音声しか伝える事が出来ませんが、
あちらの世界ではテレビと言って、
映像を無線で各家庭に放送する仕組みが
ありましたので」
すると次期ギルド長夫婦がポカンとして、
「そんなものまで、シンさんの世界には
あったッスかー」
「聞けば聞くほど、シンさんの世界って
すご過ぎです……」
揃ってそう感想を述べる。
確かにこちらとの文明レベルは―――
2・300年ほどの開きがあるだろうが、
こちらはこちらで魔法前提の世界。
特に水資源や食料が必須ではない事を考えると、
むしろ自分が元いた世界の大半の問題は、
解決済みというチート状態だ。
「でもまあ、こっちの世界もいくら私が
教えたとはいえ……
ものすごい速度であちらの技術を再現して
いますからね。
多分テレビも、ミレーヌちゃん
(レイドとミリアの娘)
が成人する頃には実用化されているんじゃ
ないですか」
「おう、そりゃ楽しみだな」
「いいッスねえ」
「あの子が大人になる頃には、もっと
世界は変わっているんでしょうね」
そして私はその後、彼らと小一時間ほど
雑談した後―――
冒険者ギルド支部を後にした。
「ただいまー」
夕方頃、自宅の屋敷に戻った私は
声をかけるも、
「……?」
反応が無く、出掛けているのかな?
と思っていると、
「シン!」
「おかえりー、シン」
と、メルとアルテリーゼが少し遅れて
やって来て、
「どうしたの?
何かしてた?」
私が聞くと、アジアンチックな人間の方の
妻が、
「あ、今お客様が来ていて」
「久方ぶりでのう。
それで話が盛り上がっておった」
欧米モデルのような顔立ちのドラゴンの方の
妻も続けて答える。
2人のお客さん?
メルはまあここが地元になって長いだろうし、
友人・知人も多いんだろうけど―――
でもアルテリーゼの方も知っているみたいだし、
共通のお客さん、となると……
婦人会の誰かが来たのかな?
と考えていると、
「あー、シンも知っている人ー」
「それで面白い事になっていてのう」
???
妻たちの話を聞いて首を傾げながら、
私は応接室へと入っていった。
「お久しぶりです、シン殿」
そこにいたのは、ダークブラウンの長髪の、
三十代と思われる細身の女性で、
「お久しぶりです。
リーフ・グレイス伯爵家当主様」
私もあいさつを彼女に返す。
そう、お客様というのは―――
私とも関わりの深い相手。
ニコル君をグレイス家に取り込んだ、
グレイス伯爵家当主その人である。
ニコル君はその後、アリス・ドーン伯爵令嬢と
正式に結婚し、グレイス家の分家を継いだので、
あの2人の義母的存在と言っていい。
その人が一体何の用だろう、と思って
いると、
「あのねー、おとーさん。
リーフさん結婚したんだって!」
黒髪ショートに燃えるような瞳の娘が、
いきなり説明して来て、
「こら、ラッチ!
この方は貴族様なんだから……!」
私が注意しようとするのを、当主様は
首を左右に振って、
「いえ、私はもう当主ではありません。
この前、グレイス家当主を引退しましたから」
その答えに私は驚き、
「えっ!?
い、引退と言いますと―――」
「ああ、別に不祥事とかでその座を降りた
わけではありません。
当主交代、というものです。
代替わりですね」
リーフ様の言葉にホッとするも、
「そうでしたか。
それで、ご結婚されたというのは」
「ええ。
ニコル・グレイス様の第二夫人と
なりまして」
次の言葉に思わず私は飲み物を吹き出す。
え、ちょっと待って。
ニコル君って『範囲索敵』持ちだという事で、
彼女がグレイス家に引き入れた少年……
そしてその後、アリス・ドーン伯爵令嬢と結婚
していたはず。
すると私の両側に座っていた、メルと
アルテリーゼも参戦し、
「確か、
『当主の座を退いたら、
第二夫人にしてね』
って言っていたもんねー」
「本当に実現するとは思わなかったがの」
そういえば、王家の結婚式が公都で行われた時、
王族や貴族へのあいさつ回りの中で、そんな事を
聞いたような気が。
(■80話 はじめての あいさつまわり参照)
「え、ええと―――
まあ合意の上であれば何も言う事は
ありませんけど。
どうしてそんな事に?」
あまりの事にその経緯を問い質すと、
「ん~……
そこの3人にはすでに話したのですが。
ニコルもアリスも、分家とはいえ若くして
そこの当主夫妻になったので―――
事あるごとに私が支援したり、いろいろ
教えたりしていたのです。
その過程で?
何て言いますか、そういう流れに」
やや照れながら説明するリーフ様に、
この人でもこういう顔するんだ、と
別方面の感想を覚えつつ、
「あー、どちらかというとアリス夫人の要請?」
「『体がもたない』という理由でのう」
先に話を聞いていた妻2人から、生々しい
裏事情が補足される。
まあニコル君にしてみればアリス様は、
自分が病気で生死の境をさまよっていた時に
助けてくれた……
命の恩人兼姉兼母親兼恋人だもんなあ。
溺愛するのはわかるけど。
「え、ええとそれでですね―――
それについてご相談したい事がありまして」
グレイス家元当主様が話を元に戻し、
「相談?
自分に、ですか?」
「はい」
そこで彼女はその内容を語り始めた。
「う~ん……
元当主が分家の第二夫人になった事で、
関わりのある家に影響を与えかねない―――
ですか。
確かにそれはまあ」
「ホント、貴族って面倒くさいねー」
そう言うラッチとてお相手が、
サイリック大公家のヘンリー様
ユラン国王家のダナン王子
この2人がお婿さん候補だ。
まあ今はそれは置いておくとして、
「当面、すぐに出る影響として考えられる
事はありますか?」
私がそう切り出すと、
「まず私の後を継いだ、現当主でしょうね。
元当主である私を頼ってくる者はまだまだ
多くおりますし……
彼は彼で何とか新しい当主として、存在感を
示そうと考えているでしょうから。
だから私の行動に警戒心というか、余計な
不信感を抱かないかと心配で」
それを聞いていたメルとアルテリーゼは
同時に首を傾げ、
「??
でも当主交代は普通に行ったんでしょ?」
「それなりの権限も利権も譲渡済みであろう?
しかも今のお主はただの分家の第二夫人。
どんな疑いを持たれるというのだ?」
妻たちの疑問に対し、私は思考を巡らせ、
「多分、リーフ様の行動が読めな過ぎて―――
疑心暗鬼になる恐れがある、
という事でしょうか。
例えば、分家の夫人になってから元当主の
影響力を行使して、その分家を本家より
上の立場にして乗っ取るとか。
いろいろ考えられますけど……」
私の意見を聞いた彼女は目をぱちくりさせて、
「すごいですね―――
実際、それに似たような心配を当主というか、
その周囲がすでに危惧しているようなんです。
ていうか、何で私がそんな回りくどい事を
しなければならないのか……
それが目的なら私が最初からニコル様を、
夫として迎え入れたら良かっただけの話。
それなりの者を次期当主に選んだつもり
だったのですが、自分の見る目の無さに
自信を失っていますよ」
リーフ様が大きくため息をつく。
「えー?
そんなにダメダメな人だったの?」
空気クラッシャーのラッチがツッコミを
入れると、
「いや、新当主になるまでは間違いは
無かったんじゃないかな。
ただ人間って、権力を持つ前と後では
豹変する場合もあるからね。
この場合は、立場的なものでその圧?
に負けて、おかしくなっちゃったのかな。
あとリーフ様の行動を深読みし過ぎた
結果かと―――」
一応、フォローのためにそう擁護すると、
「確かに、私の行動が突拍子も無かった事は
認めますが……
人の事を気にする時間があれば、グレイス家に
新たな利権の1つや2つ、引っ張ってくるか
作るかすれば―――
そうすれば現当主としての力量も自ずと評価
されるはずですのに」
「まー、それはそれで正論なんだけどねー」
「そうそう簡単に作る事が出来るものでは
なかろうて。
シンのような人材でもいなければ」
正論パンチの前当主様に、妻2人もまた
正論パンチでカウンターを放つ。
「いっそ、今の言葉を手紙か何かで、
今の当主様に送ってみれば?
『こっちを気にしている暇があったら、
利権の1つでも作ってこーい!!』
ってさー」
ラッチが火の玉ストレートを投げ込んで来て、
私があわあわとしていると、
「……それも案外、いい手かも知れませんね。
そもそも、もう私は当主でも何でもないの
ですから―――
煩わされる事自体、論外ですし。
本家に対する最後のご奉公と思って、
一筆書きますか」
ふぅ、とリーフ様が軽くため息をつくと、
「でもまあ、利権ってそうそう簡単には
出来ないでしょ?」
「最後の奉公というのであれば、
もう少し手助けしてやってもいいのでは
ないか?」
「し、しかしそこまでやる義理も」
メルとアルテリーゼの言葉に、彼女は
困惑するも、
「そこで!
おとーさんの出番だよ」
「え?」
ラッチの突然の発言に、私は思わず
間の抜けた声を上げた―――
「お久しぶりですなあ……
万能冒険者殿、でしたっけ?」
「あ、はい。
こちらこそご無沙汰しております、
ラザロさん。
シンと呼んでください」
四十代と思われる人あたりのいい男性の
会釈に、私もあいさつで返す。
彼とは以前、グレイス伯爵の依頼で、
アルラウネのプリムさんと遭遇した時以来の
顔合わせだ。
(■134話
はじめての ちょうさいらい参照)
「そして現当主様のタッカー様まで―――
本日はどのようなご用件で?」
彼に現当主様と呼ばれた、ライトブラウンの
短髪のアラフィフの男性は……
ややバツが悪そうにしていたが、
「う、うむ。
領地の視察、それに何か問題は無いかと
思ってな」
そんな彼を妻と娘3人が取り囲み、
「だいたいはシンが片付けてくれるからねー」
「そうじゃ。
我らはそのための依頼で来たのだぞ?」
「何でも言ってねー!」
あの後、結局―――
リーフ・グレイス元伯爵家当主様は現当主に
書状を出す事になったのだが、
『こちらを気にかけている余裕があるのなら、
現当主としてグレイス家の利権の1つや
2つ、増やしてみせよ』
『そのためにお前に万能冒険者、シン殿を
引き合わせてやろう』
『これ以上私にかまうな。
これは手切れ金だと思え』
といった内容でタッカー様に送ったのである。
同時にこれはリーフ様からの依頼という
事になり、
私は家族と共に、グレイス伯爵領へと向かう事に
なったのであった。
「問題、ですかい。
そうですなあ、今ここは綿花の栽培地に
なっているんですが……
向こうに流れている川に、時々魔物が
やってくるんですよ」
ラザロさんの言葉に現当主様はうなずいて、
「ああ、それを調べに来たんだ。
何でも、ある時機になるとその川で、
多種多様な魔物が寄ってくるらしい。
ただ、近付かなければいいので、
問題視はされていなかったのだが」
書類に目を通しながらタッカーさんが説明する。
「だがまあ、いい気分はしませんや。
昔から近付かなければ襲われる事は
無いとして、遠ざけられてきましたが。
相手は魔物ですからねえ―――」
現地の人間である彼の話は、言外に
『出来るのなら何とかして欲しい』
という感情が込められているのがわかり、
「魔物がねえ?」
「何か呼び寄せるものでもあるのか?
美味しいエサとか」
「でもいろんな魔物を呼び寄せるって、
どういうものだろ?」
そう家族が語り合い、
「とにかく調べてみよう。
原因を取り除けば、魔物も来なくなる
だろうし……」
そこで一行は、問題の川へと行く事となった。
「!
何かおるぞ」
ドラゴンのアルテリーゼはその魔力の高さで、
いるだけで周辺を威圧してしまうため、
魔力封じの腕輪をしてもらっているが、
その彼女が真っ先に声を上げ、そちらに
注目すると、
ヒョウかピューマのような魔物が川へと
近付いており、
「??
水でも飲むのかな?」
そう私がつぶやくと、
「おりょ?」
「顔を水面に突っ込んだ?」
メルとラッチが言う通り、その魔物は
顔でも洗うかのように頭を川へと突っ込み、
しばらくすると顔を上げて、ブルブルッと
首を震わせる。
ただそれは水気を払うというよりは、
どこか苦痛に耐えているようで、
「行ったな―――
どういう事だろうか?」
「さあ……
地元の人間は川に近付く事自体、
ほとんどありませんので」
タッカー様とラザロさんが状況を確認し合う。
その後もしばらく観察を続けていると、
猿やサイ、イノシシのような魔物もやって来て、
皆同様に顔を水中に沈めては、しばらくした後
頭を上げて、首を左右に震わせるという動作を
行っていた。
「何かあの魔物たち―――
みんな、目が病気やケガしていたみたいな
感じだったけど」
ラッチの言葉にハッとなり、ふと川の周辺を
見渡すと、
上から植物のツルのようなものが、水中まで
垂れ下がっているのを見つけ、
「もしかすると……!
メル、アルテリーゼ。
ついて来て」
2人を護衛に、またラッチはタッカー様と
ラザロさんを守るために残して、川岸へと
向かう。
そして私は同じツルを見つけて、それを
メルに出してもらった水魔法で洗い、
同じように水魔法の水に浸してから、
それを布で濡らし、
「えっ?」
「シ、シン!
何をするのじゃ?」
妻たちの心配をよそに、その布を見上げる
ようにして頭の上に位置させ―――
それをしぼって片目に水滴が入るようにすると、
「うわ―――」
目に強い清涼感の刺激が走り、
久しぶりの感覚に体が震える。
「目薬か、これ」
「目薬って、お医者さんや薬師の人が
扱っている?」
娘の問いに、私はうなずいた。
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感想ありがとうございます! どうぞごゆっくりお読みくださいm(_ _)m
第330話、読み終えました!無線通信実験の成功報告から、リーフ様のまさかのご結婚&当主交代の話に驚きつつ、ラッチの「手紙書いちゃえ!」のストレートさがめちゃくちゃ痛快でした😂 最後の川辺のシーン、魔物たちがまるで目薬を求めるように水面に顔を沈めていたあの描写が印象的で…シンさんが気づく流れ、とても好きです。今回も家族の距離感が絶妙で温かい気持ちになりました🤍