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変な健ちゃん by森咲 花

「ここが音楽室で、その隣にある部屋が音楽準備室ね!」

「なるほど…。」

あっ…そろそろチャイム鳴るかな?

「続きは次の休憩の時でいい…?もうそろそろチャイムが鳴りそうだよ。」

「あ、うん…!全然僕はいいよ…! 」

「んじゃ上がろっか!」

ふぅ…疲れたぁ…。

あ…..1時間目数学じゃんっ!

あぁ…最悪。

ーガラッー

あ、あと5分でチャイムが鳴る…。

「花。」

「ん?健ちゃんどうしたの?」

「花、数学苦手だろ?」

「うん、そうだけど〜…。」

今更そんなこと聞いてどうしたんだろ〜…。

「だから、数学の参考にと思ってノート作ってきた。はい。」

え!?数学の参考ノートを健ちゃんが作ってきた!?

「えぇ!!ありがと〜!」

「あの…。」

「ん?金辺くんどうしたの?」

「よければ…ぼ、僕にも見せてくれない…?あの…数学が苦手で…。」

金辺くんも数学が苦手なんだ…!

「全然いいよ!一緒に見よ!」

「おいっ…!」

「ん?健ちゃんどうしたの?」

「それは…花のために… 」

「ん?なんて?ごめん、もっかい言って!」

「…なんでもない。」

なんだろ…何か言ってた気がするんだけどな〜…。

ーキーンコーンカーンコーンー

あ、チャイム鳴った。

数学苦手だけど、健ちゃんが頑張って作ってくれたノートを見ながら頑張ろ〜!

幼なじみと離れたくなんてありません!

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