テラーノベル
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ふと目を覚ますと周りには食べかけの出前料理や散乱する缶ビールやワインの瓶。
そして横にはローテーブルに突っ伏して寝ている丸っこい頭が1つ。
意識が覚醒し状況を整理すると、今日は康二と2人で宅飲みをしようと張り切って色んな物を必要以上に買い込んでこんなん絶対残すだろとは思いながらも勢いで全て買ってしまった。
しかしいざ飲み始めてみると久しぶりに2人で飲む酒は格別に美味しく、康二も俺もいつもより飲むペースが早かった。
絶対飲みきれない量を買い込んだはずなのに案の定ほとんどを飲み干してこの有様である。
どうせ酔いつぶれるだろうと先に風呂を済ませておいた俺らを褒めたい。
とりあえず空いた皿や酒は台所へ持っていき、可愛らしい寝息を立てて寝ている康二を起こす。
「こーじ。起きて」
優しく揺すってみると顔を横に向けて「ん ぅ…」と声を出すだけで起きる気配がない。
赤く染っている頬をみておそらく康二はいつもよりも飲んでいるからちょっと揺すったところで起きるわけないので起こすのをやめる。
働かない頭でただぼーっと康二の寝顔を見る。
あ、ちょっと涎垂れてる。可愛い。
頬を触ると気持ちいいのか俺の手に擦り寄る。
指を滑らせ親指で唇を触る。柔らかくてぷるぷるしていて、…ああ、キスしたくなってきた。
顔を近ずけるとゆっくりと開いた虚ろな目と目が合う。
咄嗟に離れるとこちらをじっと見つめる。
「ん…れんく…?」
まだ寝起きだからかぽやぽやしていて呂律があまり回っていない。可愛い。
頭を撫でると嬉しそうにへにゃっと笑う。
「康二、ほら水飲みな」
コップを渡すとやだと言いながら首を横に振る。
「飲まないと二日酔いなるよ明日」
「んん、じゃあれんくん飲ませて」
康二の体を起こして後ろのソファに座らせ水を飲ませようとすると手首を捕まれ拒むように顔を顰める。
「離して康二。飲ませられないよ?」
「ちゃう、れんくんの口で飲ませてほしい、」
これ、誘ってる?
いや違う。いや絶対誘ってるだろ。
……とりあえず水を含み康二の顎を上げると少し口を開けたのでその小さな口に水を移す。
「 ん、ぅ」
小さく漏れる声に少し興奮している自分を抑え口を離すと、心なしか残念そうな顔をしている康二。
口端から水が伝っていたので人差し指で拭うとその手を掴んで、口に俺の人差し指を含んだ。
「は、えちょ康二」
「んむ、ぅ」
まるで赤ちゃんが指しゃぶりをするように指を離さない。
「康二、」
好奇心で指を動かし舌にはわせるとびくっと体を震わせその反動で口が少し開く。
「んゃ 、ぁう 」
「舌、きもちいの?」
中指を増やして口を閉じさせないようにし、舌をいじめる。
「あ ぇ、えぅ …」
康二は赤い頬を更に赤くし、気持ちよさそうにとろんとした目で見つめる。
唾液も相まって指を動かすとぴちゃぴちゃと水音が鳴る。まだ入れてもないし中を触ってもいないのに凄く興奮する。
先程からびくびくと腰が揺れているがおそらく本人は気づいていない。
「こーじ、舌でも気持ちよくなっちゃうんだ。えっち」
「ぅあ ん、ぁ…あぅっ」
空いている手でズボン越しからでも分かるそれを撫でるとさっきよりも大きく体を震わせる。
いつもより感度が良いのは多分酒のせい。
手首を掴んでいた手が口に入っている指をどかし、 首に腕を回して今度は俺と康二の唇が重なる。
口を開いてくれたので俺の舌を絡ませると先程よりも甘い声が漏れる。
下も服の中に手を侵入させ下着越しに触るとじんわりと濡れているのが分かる。
「ぅ、 んあ、 ぁ」
暫く触ると上擦った声が漏れ、いきそうになっている所で止め口を離すとむっと頬を膨らませ拗ねたような顔をする。
隣に座りながらだとキスしずらいので康二の膝裏を抱え持ち上げてそのままベッドへ直行。
康二の体をベッドに沈め、触れるだけのキスを何度も繰り返す。
まだ酔いが回っているせいか体が火照るので着ていたスウェットを脱ぎ捨て再びキスをする。
口を離し康二のスウェットも脱がすと、俺の首に腕を回され一気に顔が近くなる。
それだけでなく背中を足でホールドされ、耳元で
「えへ、れんくんのおちんちん苦しそうやで…?」
「はよ俺のなかで精液びゅーびゅー搾り取って楽にしてあげへんとなあ?」
妖艶に笑いながらそう言い放つ康二。
俺の中の何かがプツンと切れたような気がした。
「ん ぉ”ぉっ”!♡♡ そこらぇ”っ!♡ いう”ぅ♡♡いう”っ♡」
容赦なく奥に腰をがつがつ打ち付ければその度になかを震わせいきっぱなし。
色素が薄くなったさらさらの精液が漏れる
だけ。
「ッはっ、こーじが悪いんだよ、あんなえろい事言っちゃって、さぁっ!」
ぐぽっと最奥に先端を入れると更に高くなった声で鳴く。
「んあ”ぁっ”〜〜〜〜〜!!?♡♡」
ぎゅぅ、っとなかを締め付け潮を吹く。
射精感を感じ、精液を最奥に出してぐりぐりと擦り付ける。
「んっ、…… んは、おいしい?俺のせーえき」
「んあぅ”、♡♡ あ、♡ あ”…♡」
抜くとなかからとぷとぷと俺の出した精液が流れ出る。視覚的に刺激が強すぎて再び突っ込みそうになるがなんとか抑える。
どうやら俺の声は聞こえておらず焦点が合わない康二の頭を撫でる。
痙攣する体を抱きしめると弱い力で背中に手を回す。
呼吸が安定し、眠気が襲ってきたのか瞼が重くなる康二はゆっくりと閉じて深い眠りにつく。
俺も後処理を済ませてから寝よう。
「てか康二昨日のあれなに。どこで覚えてきたの」
「へ?あれって?」
「いや『はよ俺のなかでびゅ「うああああああ!!!!!」うわっ、うるさ!」
「あ、あれは…………調べたんよ、」
「え調べた?」
「蓮くん興奮してくれるかなーておもて……そういう言葉調べた、 」
康二は顔を真っ赤にしながら俯き小さくぶつぶつと呟く。
「……まじで分かってない」
「んぇ、」
「俺ソファで指くわえてる康二見てた 時からもうバッキバキだったからな、めちゃくちゃ興奮してたし、」
「ぁ、え、そうやったん…?」
嬉しそうな、でも恥ずかしそうな顔を浮かべる康二に続けて伝える
「そんな状態であんなこと言われたら止まれるわけないじゃん。てかあれで理性保てるやついたら尊敬する」
「ほんまに今腰めっちゃ痛いんやで!!いや元はと言えば俺のせいかもしらんけど、でもがっつき過ぎやて!!」
「はぁー?康二がえろいのが悪い。」
「えろくないわ!…………でも確かに蓮くんに同じこと言われたら興奮してずっと求めちゃうかもしれん…」
「じゃあこれからもう1回やる?いっぱい言ってあげるよ。下もいっぱいいかせてあげる 」
「勘弁してくれ…もう俺の腰が使い物ならんくなる、」
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やっばいくらい話にまとまりがない。
コメント
3件
一気見したんですけどほんとにどれも最高でした … 😭💗 私kjくんの蓮くん呼び大好きなんですよ 、もうほんとにお話書くのがお上手で … 天才とお呼びすればよいのでしょうか … 😭 どれも最高でした 😭✨