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番外編35 『ムーちゃん擬人化』
朝目を覚ましたら……。ムーちゃんが擬人化していた!?
『可愛らしくなったわね。ムー。』
『いやいやいやなんでこうなったんだよ!?』
『ムー。昨日のこと覚えてない?』
『昨日ですか?昨日は裏山を走っていて…。
小瓶を見つけました。Drink meって書かれたのを…ちょうど喉も乾いてたので飲みました。』
『絶対それじゃねぇか。』
『ムー。落ちてるものを飲んじゃダメよ。次は気をつけなさいね。』
『はーい!』
『何か他に書いてなかったの?』
『えっと…効果は24時間って書いてありました。』
『飲んだのは昨日の何時頃?』
『昨日の夜です。』
『つまり今日の夜までこのままってことね。』
『なるほど…。主様!僕やりたいことが沢山あるんです!今だけしかこの姿にはなれないので今しか出来ないことやってもいいですか?』
『ふふっ。もちろんいいわよ。』
『やったぁ!僕、皆さんと座ってご飯が食べたいです!』
ということでムーの希望に応えるため、今日はムーのやりたい事に付き合うことに。
お昼 みんなでご飯
『いつも皆さんと同じのが食べれないので今日は嬉しいです!』
『沢山食べてね、ムー。』
『はい!』
ムーは嬉しそうにご飯を頬張る。
(食いしん坊なところは変わらないなあ…。)
午後 ムーとキャッチボール
『これをこう、投げるの。あんまり遠くに投げちゃダメよ。』
『はい!これを、こう!』
ポスッ!
『上手いよムー!もう1回投げてみて!』
『はい!』
『主様達楽しそうだな。』
『あぁ。ムーも生き生きしてるし。』
『ムー!街に買い物行くけどお前も来るか? 』
『行きたいです!主様も行きましょう!』
『お姉ちゃん、私はラムリと約束があるからお姉ちゃん行ってきてもらってもいい?』
『えぇ。じゃあ行きましょ、ムー。』
『はい!』
エスポワール お店
『お、いつもの兄ちゃん、可愛い奥さんとお子さん連れてるねぇ。』
『えっ!?い、いや、俺と主様は夫婦じゃ…っ。』
(ロノ顔真っ赤…。)
『僕が人の姿だから勘違いされちゃいましたね…えへへ。』
『すみません主様…。』
『ふふ、私は気にしてないわよ。』
『気にしてない…つまり主様は俺とそう見られてもいいってことですか?』
『えっ?い、いや、それは…っ。』
ロノはまっすぐ私の目を見つめる。
『え、と、それは……っ。』
『ヒュー!昼間っからお熱いねぇ♡いいもん見せてもらったからお肉まけておくよ!』
『あ、ありがとう、ございます……。』
(勘違いされたままか……なんか恥ずかしいわ。)
『荷物持ちが出来て嬉しいです!猫の僕じゃ持てませんから……。』
『ムー…いいのよ。ムー。いつもお手伝い頑張ってくれてるじゃない?それだけでみんな助かってるんだから。』
『主様……。えへへ、ありがとうございます!』
僕は主様に抱きついた。
『あ、こら!ムー!』
団欒室で遊ぶ
『主様、これ出せますか?』
『えっと……。うん、これを揃えて…。』
ムーにトランプを教えている。
『上がりです!やりました主様ー!』
『ムーは強いなぁ。』
『おめでとう、ムー。』
私はハナマルに、ウインクする。
『ありがとね。』
『気にすんな。』
コンコンッ。
『ムーちゃん、主様、ハナマルさん。夜ご飯が出来ましたよ。』
『今行くわ。ありがとうベリアン。ムー、行くわよ。』
『はい!』
夜ご飯
『そろそろ元に戻っちゃうんですね…なんかだか寂しいです。』
『ふふ、ムーちゃんは人になっても猫になっても可愛いままですからそんな顔しないでください。』
『ユーハンさん…はいっ。ありがとうございます!』
ムーは嬉しそうにご飯を頬張る。
数時間後――。
書庫。ムーと一緒に本を読んでいた。
『すぅ、すぅ…。』
『ムー寝ちゃったわね…。』
『起こすのもあれですから俺しばらくここにいますよ。』
『いや、フェネスに悪いから私が残るわ。直に起きると思うわ。』
『わかりました。俺はじゃあ毛布を持ってきますね。』
『ありがとう。』
パタンっ。
『…ふわぁ…』
(私も眠くなってきた…最近寝不足だったから…少し、仮眠…。)
私は目を閉じて眠ってしまった。
『ん…?あれ、僕寝て…。あ、主様。僕が寝てたからいてくれたんですね…。』
『ムー…食べ過ぎちゃまた太るわよ…。』
『僕は夢の中でもご飯を食べてるんですね……ふふっ。……主様…。』
僕は主様の頬に触れる。
『僕が人として生まれてたら良かったのにな…そしたら、主様とこうして……。』
僕は主様の頬にキスをする。
チュッ。
『えへへ……。大好きです、主様。』
と、その時――。
ボンッ!
『わっ! も、戻りました!』
ガチャッ。
『お待たせしました…あれ、ムー?元に戻ったんだね。あ、主様寝ちゃってる…部屋まで運ばないと。』
『フェネスさん毛布持ってきてくれたんですか?』
『うん、ムーが寝てたからね。起きたなら良かった。』
俺は主様をお姫様抱っこする。
『……っ。』
『ムー?どうかした?』
『い、いえ。なんでもないです。』
ムーのドキドキワクワクな1日でした😍
次回
番外編36『主様誘拐事件』前編