第1章
目次
第1話「依頼」
第2話「連続殺人事件」
第3話「この街は命」
第4話「ラッキー」
第5話「本当の意味」
第6話「怪盗VS名探偵」
第7話「誰にだってなれる」
第8話「立場や職業で考えるな己の魂で考えろ」
第9話「借りなんて忘れてしまえばいい」
第10話「人上人不造人下人不造」
第1話「依頼」
乱歩は暇だった。なんの依頼も来ないからだ。
「んあー、ひーまー!もう!」
そんな時に、
「乱歩」
「ん?どうしたの社長?」
福沢が話しかけてきた。
「依頼だ。」
「ん?どれどれ、ネスト?」
ネスト、記録者2人、探偵1人のハウスでのやつだ。
「で、その探偵組織が僕たちにわざわざ依頼してきたってことは、僕だけの依頼じゃないんでしょ。」
「まあ、そうだな。その依頼内容がな…」
「?」
「ネストに入ってくれという依頼だ。」
「はあ?」
「ちょ、ちょちょっと待って?」
「なんで?そんなことする必要性ある!?理屈は?なに?」
「まあいいだろう乱歩。それでメンバーだが、お前が決めろ」
「え〜うーん」
国木田、太宰?いやー、あそこ2人仲悪いし、敦…と、太宰かな?僕は事件の真相がわかるけど、人の心までは無理だ。そこを太宰が補う。敦は足が早いからいい。そう乱歩は考えた。
「太宰、僕、敦かな」
「わかった。」
「呼びました? 」
「うん、呼んだ。今回ネストに入る依頼が来たから、ハウスのメンバーを決めた。 」
「それが、私と乱歩さんと敦くん?」
「嗚呼」
「失礼します。」
「敦くん、ちょうどいい所に!」
「な、なんですか?」
「ネストでハウスを作る。だからそのメンバーだ。僕、太宰、敦」
「え!僕が!?」
敦はビックリしている。
「お前だ。そうだ。」
乱歩はいつも通りに返答する。
「じゃあ、ネストへ行かないといけないんですか?乱歩さん」
そう太宰が問う。
「そうだな〜あー、面倒くさい!」
「まあまあ、頑張りましょ!ラムネありますよ。」
「貰う。あと開けて。」
「はい。」
「敦くん、成長したね」泣
「太宰さんは僕の親か何かですか!?」
「親だよ?」
「嘘ですよね!」
そんな会話をしている。
「さて、ハウス名考えないと」
「え?何にします?」
「そうだねぇ、ストレイドックスとかどうだい?」
「まあ、いいんじゃない?」
「そうですね!」
[ホークアイズ]
「なあ知ってるか?おっさん」
「どうした?瑠衣。」
「最近新しいハウスが来たらしくてよ。」
「なんという所だ?」
「ストレイドックス」
「迷い犬か…」
「お、仁か」
仁が来た。仁が問う
「それで、メンバーは?」
「えーとな、世界一の名探偵、江戸川乱歩。とても強い戦力の2人、太宰治、中島敦。江戸川乱歩が探偵。太宰治、中島敦が記録者らしいぞ」
「そうか」
「仁、知っているのか?」
「横浜で有名な奴らだな。異能力とやらを持っているらしい。」
「え!まじかよ。すげぇ。」
「江戸川乱歩、異能力は「超推理」、太宰治、異能力は「人間失格」中島敦、異能力は「月下獣」か、」
「超推理は異能力ではなく、その個人の記憶力と観察力らしい。」
そう、ストレイドックスの噂は広まっていたのである。
[ナイトアウル]
「なあ知っているか」
「ん?どうしたの?」
「最近噂のストレイドックス?」
「し、知ってるよ。あのー、せ、千里眼の…」
「千里眼!?本当ですか?」
「う、うん、本当だよ。」
「記憶力もいいらしいぞ」
「もう色々凄いね。」
[スワロウテイル]
「なあ恵美知っとるか?」
「あー、誠一なに?」
「あの天才集団」
「ん?あー、ストレイドックス?」
「そうですね。まどかさん」
「確か、記憶の天才であり、千里眼を持っとるという。」
恵美はビックリした。
「え嘘だろ ?」
「本当らしく…」
「ふーん、確か、ネスト本部が武装探偵社に依頼したんだっけ?」
「そのようやで!」
「それで来たのがあの3人。」
「記録者の2人、中島敦、異能力「月下獣」、太宰治異能力「人間失格」。そして、探偵。江戸川乱歩彼は異能力者では無いらしく、地頭らしいです。」
「え?マジで言ってる?」
「本当です。」
「それ、最強やん!?」
「戦闘型であり、頭脳型な人達らしいです。」
「これはやばいね。僕たちも負けてられないね。」
[ストレイドックス]
「んー、太宰。僕たちなんで噂になってるの?」
「戦略が完璧で、すぐ事件を解決するかららしいです。 」
と太宰が、そしてその後に敦が、
「なんかあっという間に噂になってましたよね〜」
と言った。
「別にあれもこれも簡単なんだけど。」
「そ、そうなんですか?」
「敦くん、乱歩さんにとったらそうなのだよ。 」
「な、成程」
「ん?そろそろじゃないか?太宰」
「そうですね。」
「ん?」
「嗚呼敦くん、依頼のことだよ。」
「しかも、スワロウテイル、ナイトアウル、ホークアイズ、ストレイドックスでね。」
「へぇ〜凄いですね。 」
「「僕/私たちは試されているんだ」」
「え!」
「だから、頑張ろう」
「ま!名探偵に不可能は無い!取り合いず、できることをやる!」
「「はい!」」
後書き
どうも、ミィケです。
どうでしたか?今回2000文字行ったんですけど…長かったですかね?なんか、授業中にふと考えてできたのがこの小説です。次回作をお楽しみに!おつミケ!
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