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主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
「フッ」
m「え?」
sa「主様!」
「アハハハハ」
ra「え?え?主様?」
「アハハハハ、すまん、すまん」
sa「主様!せっかく、私が悪者になろうと
しましたのに!」
「だって!さぶろうの顔!ニヤニヤ
するの必死に我慢してるんだもん!」
ra「…主様…主様!どういうことですか?」
「アハハハハ…待って…アハハハハ…
とまらない…」
sa「…ラウール?」
ra「はい?」
sa「媚薬が入った小瓶、まだあるだろう?」
ra「え?…あっ取ってきます」
m「全部は捨てきってないかもな…
れんを追いかけたから」
sa「そうか…」
m「俺もだしに使われたんですね?」
sa「…そうだな…お前は感がいいから…
ちょっとの心の動きに反応するし…
いつまで、持っていても負担になる
だろうと思ってな…まあ…すまなかった」
m「…とんでもありません…勉強に
なりました…」
sa「…ハハ…優しいな…りょうたは…」
m-え?…俺のこと…名前で呼んだのに
主様怒らない…はあ?今まで…どうだった
っけ…名前…そう言えば呼ばれてた…さりげ
なさすぎて忘れちゃってた…さぶろうさん
ずっと、りょうた呼びだ…やきもちかな
絶対、わざとだよな
ka「だよな~るうと、さぶろうさんの
間で、あんな会話するわけがない…
そもそも、るうの台詞にさぶろうさん
が冷静でいられるわけない」
sa「ハハハ、かずやも思ってたのか?
俺も頑張ってたんだけどな!ひであきが
いたら、るうが吹き出す前にバレてたな
俺のいつもの姿を、結構みてるからな笑
しろうならきっと、やりとおせただろう
けど」
ra「ありました!」
sa「嗅いでごらん?」
ra「え?…あの…」
m「俺達はなんともなかったろ?」
ra「ああ、そうだった………え……
もしかして…ただの水?」
sa「正解だ」
ra「え?どうして?媚薬はできなかったの?
僕を騙した?ウソの契約ですか?」
「…ラウとまいとにお灸を据えて
くれたんだよ?」
ra「え…僕達に?」
sa「そうだ、媚薬の相談をしに来た頃の
お前は…るうに対しても…手段を選ばない
感じだったからな…対価として、お前を
所望すれば…少し大人しくなるかと
思ってな…まあでも、それからすぐに
お前は受け入れられた…でもちゃんと薬を
受け取りにきて…払う覚悟があると
言った時は感心したぞ?」
ra「ありがとうございます…勉強に
なりました…グス…グス…でも…主様は
髪を…切ってしまわれた…」
sa「本当にバカなことを!りょうへいの
ことを差し引いても過分だろ?なにか…
代わりのものを…」
m-…聞こえてるのに…さぶろうさん
やっぱり特別なのか…ずっと、俺達のこと
名前で読んでる…
「さぶろう?」
sa「ああ?」
「いいんだ…受け取ってくれ…お前達…
1つも財産がないんだから…しろうには
また、後で渡すから…これがあれば…まあ
…たろうより能力が高いのは知っているが
…誰も脅威に感じなくてもいいだろう?
さくやの詫び…グス……」
m「あっ……」
-泣いてる…があああ!
sa「るう…俺達はお前の側に、居られ
れば満足なんだぞ?」
「それでも…グス…私がしたいんだ…お前達
に詫びを…グス…本当に…」
ギュッ))
m「あっさ…ング」
ka「邪魔すんな」
m「かずや?」
ka「しぃー、俺らがホントはあの3人の
邪魔してんだよ…わかんだろ…恋人同士
だろうが?さぶろうさん達が大人なだけだ…
俺達…消されてもおかしくなかったぞ…
着替えの時にしろうさんが言ってたことは
冗談でも、何でもねーんだよ、黙ってろ」
m「……」
sa「…ありがとう…俺があんな話をした
ばっかりに…」
「さぶろう!そんなこと…」
sa「るうこそ…」
a-俺達はなにを見せられているんだ…
かずやの言う通りなのかな…さぶろうさん…
主従って気持ちじゃないんだな…俺らを
名前で呼んでも怒られないし…なにより
…さぶろうさんの前では泣くんだ…くうう…
腹立つ!…あんな自然に胸に抱かれちゃって
どんな関係性なんだろう…恋人同士か…でも
るうのことだからさぶろうさん達が恋人なら
じょうに声かけたりしないよな…なんなん
だろうか…
w「俺さ、ずっと思ってたんだけど…
さぶろうさんてさ、ふじいさんの若い頃に
そっくり…」
me「あ!そうだ…朝、お会いした時に
思った!」
s「ああ!それだ!ああ…引っかかって
たのが取れた…」
a「…さくやさん…だから…執拗に…」
s「つばきやまさんもね…」
ra「罪が深いな…」
me「あ!涙を拭った…やだああ…」
i「恋人繋ぎした!ダメだ!
さぶろうさん!」
jo「額がくっつく!」
s「チュウした!やあだあ!」
w「首に手、回した!やめろ!」
ka「お前ら…」
~りょうた!待て!さぶろう!いい加減に
しろ!お前も相変わらずだな!
sa「…サン…邪魔をするな!」
「え?…ああ……」
s「…りょうへい、優秀だね…文字を起こ
して、送ったんだ?」
a「まあね…主様とれんが長いんだもん」
~例え、俺の元持ち主でも、目の前で
イチャイチャされたら黙ってるわけには
いかないんだよ!
m「ないんだよ!」
sa「ハハハ…久しぶりに会ったと思ったら
お前こそ、変わらないな…さっき、チラッ
と見かけたて、まさかとは思っていたが
よかったな!また、るうの側に居られる
ようになって?」
~ああ!お前にも会えてうれしいよ!
m「…なんだ…仲良しなんだ…安心した」
a「そりゃね…さぶろうさん、穏やかな方
だもん…さっきは…誰でもああなるよ…」
m「そうだね……キスしたのは許さない
けど」
-未だに抱っこしたままだけどな!
ka「りょうた!」
s「どうして、さぶろうさんは媚薬が
使われたことがわかったんだろう…」
「…蓋にわからないように細工がして
あったんだろう…まあ…なんだ…」
jo「この世界では…魔法…呪文かいな…蓋に
開けたら、さぶろうさんにわかるように
かけておいて…時間が立ってもラウから
連絡がないから、対価の催促にきはった
んやな…ハハハ…」
sa「建前の契約があるからな」
jo「るうは、いつ、さぶろうさんと
さっきのやり取りを相談したんや?」
「え?」
sa「してないな」
jo「はあ?テレパシーなんか?」
「いや…さぶろうが何をしようとして
いるかは、わかっていたし…う~ん
なんだろうか…自然にあのやり取りが
でたな」
sa「まあな…俺達の間で、相談など
したことないな」
jo「うるさっ」
s「…ひであきが…たろうさんが…「裏切る
のは日常」って言ってたって…本当だと
思っちゃたよ」
「アハハハハ…裏切るか…まあ…自分の
欲望を優先して裏切ってしまうだろう
他のやつらはな…ラウもりょうへいも
魅力的だからなあ」
a「…そんな…」
「驚かせたな…私もキチンと説明して
なかったから…私が払えば良いと
思っていたからな…すまん」
a「…じろうさん…俺の何が良かったん
だろう…」
sa「しろうも狙ってたぞ笑」
w「え?…へえ…ほくととは違うタイプ
なのに…推しは推しなんだな…いや
冗談だろ笑」
sa「ハハハ、まあな…その物腰かな…弱そ
うで…強そうで固そうで…しなやかで…言葉
を選ばなければ両性具有的な…まあ…
ラウールはな」
s「りょうへいって、どえむ君そうで
どえす君だもんね」
a「やめろ!」
sa「ハハハ、俺に発破かけてたから
冗談だろうけど、その細い腰にデッカイ
ものって…念のため気をつけろよ笑
まず、ないけどな」
a「うわ~はい笑」
ra「確かに~りょうへいって、いっつも
さら~っと隠してるけどそうだよね~」
a「恥ずかしいからな!」
ra「見せて!」
a「見せるかあ!」
ra「良いじゃんかぁ!」
a「ダメ!ぐわっ!握るな!痛いって!」
ra「ええ~立たせてよぉ~」
a「バッバカ!急に立つか!」
jo「…無事で良かったですね…」
ボンッ))
i「え…なに…電気ケトル?」
f「…るうのやきもちで、お湯が一気に
沸いたな笑」
a「るう、ありがとう♡うん、そうだね…
じょうはどんなことがおきるか知って
るんだね?ラウ!いい加減にしろ!」
ra「りょうへい、良いにおい~」
a「バカッ!」
jo「…真実はわかりまへんが…彼らに
目をつけられたものは…必ず逃れら
れない…甘い言葉にのせられて…自分の
欲望を満たすために…例えば…お金持ち
になりたいとか…有名になりたいとか
契約してしまえば…この世界から消えた
後は、魂の再生はできなくなり…永遠
に彼らの手の中に…契約を結んだと
しても…機嫌を損ねてしまえば、直ぐ様
彼らの世界に連れていかれ…永久に抜け
だせない…」
「アハハハハ…どんだけしゃべったんだよ
さぶろう!…薬が本物だったんだな?」
sa「…ハハハ…ついつい、主様を愛するもの
同士…話が弾んでしまってな…」
jo「俺が余計なことを言わんかったら…
すんません」
sa「ハハハ、じょういちろう、気にするな
るうも立場上、叱らなきゃならんだけで
俺には甘いんだ…いてっ…」
f「あのさあ?…言い方が良くないけど…
彼らを、上手く利用すれば…」
jo「…彼らを征服しようなんて…ソ…モン王
くらいじゃ、ハハ」
「…りょうへい?やめるか?」
k「ああ~もう家庭教師もねえ?すぐに
試験だしね?」
i「…違うだろ…るうと別れるかってことだ」
k「ええ?」
i「…さっきのじょうの話に俺達の環境を
当てはめて見ろよ?わかるだろ?」
k「…なるほど…」
f「…ひであき…スゲーよな…尊敬する」
w「ああ…全部わかってたんだもんな…
尊敬する…」
「…ファイルがわかりずらかったか?
…今からでも…遅くない…」
f「うわ~違う違う」
w「るう!違うだろ!」
a「…俺はやめない!るうとも別れないし
さぶろうさんにも、ご教授してもらう!
これからもよろしくお願いいたします
ラウ!手も繋がないよ!」
a「ええ~良いじゃんかぁ~」
「…そうか…わかった…」
sa「承知した」
a「あっでも…対価…何かないかな…
ええ~わかんないよお~」
「当分はあれで大丈夫だ、また考えるさ」
sa「ああ、大丈夫だよ」
a「…ありがとうございます」
「どういたしまして」
a「るう~愛してる♡」
「フフ、りょうへい♡愛してる♡」
ra「……」
a「ラウ?」
jo「ラウ?…過不足があるのを心配して
るんか?」
ra「…だって…主様に何かあったら…」
jo「せやな…不調が出てまうかも…」
「大丈夫だろ…私に辛いこと…お前達と
離れ離れになる以上に辛いことなど
ない…」
ra「ねえ~りょうた~ホントにホントに!
やめてよね!かずやは先輩だよね?」
m「ああ、そうだよ、敬愛してる先輩だ」
ka「ハハハ、先輩だし、ライバルだし
恋敵だし、家族だ!」
m「ありがとうございます!」
ka「こちらこそ!」
ta「……」
f「ゆうだい?」
ta「…ああ…ちょっと…私の所有物とか
私のかわいい男達がうれしすぎて
噛み締めてる…」
f「俺も!それと「お前達と離れ離れに
なる以上に辛いことなどない」にも!」
ta「それもな!」
jo「それは当たり前でっしゃろ…俺ら
全員思ってることやわ…なあ?れん…
その震えは…歓喜の震えやな?」
me「うん!うれしい!」
sa「…じゃあ、俺はこれで…」
「もっとゆっくりしていけばいいのに…」
sa「…主様?いいんですか?私達の秘密を
バラしますよ?」
m「なっ!」
バシッ))
sa「ホントだ…つえええ…ハハハ
りょうた!楽しいなああ!」
~りょうた!俺を抜く前に息を吸うな!
相手に悟られてしまうぞ!
m「はい!さっきから!ずっと抱っこ
してやがって!主様を離せ!」
バシン))
sa「アハハハハ!いやだね!俺のもの
だからな!俺に勝てるもんかあ!」
jo「りょうたもサンも、やめえや!」
i「さぶろうさん…サンを素手で掴んでる
ヤバい…」
f「いやいや、それよりもりょうた!
さすがに切りつけるなよ!」
i「そっか…それはわかんなかった」
f「そんぐらい頭に来たんだろうけどな」
i「そうだよ!でも、実際殴ったり
切りつけるのも、素質がいるからな」
f「まあ…男の方が攻撃性は高いよな」
i「うわっ!じょうが間に入った!」
f「りょうたのこと、言えねーじゃん笑」
jo「2人ともやめーや!いてこますぞ!」
sa「アハハハハ!じょうもつえーな!」
ra「ちょっとー何で、2人とも人間なのに
そんなに強いのーズルい!」
jo「知るか!ラウール!お前もみてへんで
止めえよ!天使やろうがい!」
ra「え…やだよ…消えちゃうじゃん…」
jo「アホ!天使同士の諍いやないやろ!
消えるか!ボケぇ!」
m「西の人が怒ると怖いねえ」
jo「他人事じゃないんじゃ!」
s「どーして、天使同士の喧嘩だと消え
ちゃうの?」
ra「…能力が強い同士の喧嘩だと、能力が
低いものが側にいると、強い怒気にあて
られて、消えちゃうことがあるんだよ」
s「え?そーなの?」
sa「アハハハハ、バーカ!俺がそんな
ヘマするかってえの!」
m「さぶろう!ラウにバカって言うな!」
ra「あっ!…もう、りょうた…のバーカ…ヒソ」
jo「…ホンマに…まあ、自覚がないん
やろーな、もう!終わりにせえよ!」
s-ラウ、顔真っ赤…りょうたは天然の
タラシだかんな…
「アハハハハ、うん、そうだね、私達の
秘密?…1日の時にお餅1個って約束したの
に、さぶろうが2個入れてくれたこと?」
ra「ええ~そんなことしてたの~?」
ka「りょうた…」
m「はい…」
sa「ハハハ、りょうた!また一緒に
遊ぼうぜ!」
w「あ!」
f「しょうた?」
w「なんでもない」
i「俺はりょうたの気持ちわかる!」
me「わからなかったくせに!」
i「しつこい!」
s「…なんか…さぶろうさん達なら…俺達
と一緒に居てくれてもいい気がする…」
w「なあ…だよな…ラウより長い間…
るうのこと、想ってるんだろ…せつねえ」
sa「ハハハ…なにを言い出すかと思えば
…主様がお前達と一生懸命、添おうと
しているのがわかる気がするな……」
「さぶろう……うわ~ん…わかんない…
わかんない…うわ~ん…もう…やだあああ
選べないんだもん…選べないのおお…
もおお…いなくなりたいいいい…
嫌いになってよおお…私のことなんかああ
まあさの次から次は嫌なのに、どうして
私はゆるされるのおお…おかしいだろお
パートナーって…1体だけだろ…うわ~ん
ダメなんだから…こんなに何人もと
交わるなんてえ…魔女達と同じじゃないか
お前らだって!ホントは、嫌だろ?
たった1人のパートナーがいいんだろお…」
グイッ))
ギュッ))
m「主様…」
「うわ~ん…離せ…りょうた…」
sa「るう…」
a「さぶろうさん!居てくださいね?
たろうさん達の前では決して泣かない
るうがあなたの前では、泣いてるんです…
お願いです…このまま…俺達と…」
sa「…わかった…カチャカチャ))」
続く