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主の勝手なお話です。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
a「…さぶろうさん?」
sa「…意識を飛ばす薬を…るうは泣いて
も眠ることができない…かずやの時は
効かなかったので、強化してあるんだ
おそらく…大丈夫かと…でも、口に含ま
せないとならない…俺が…」
a「え?」
-やっぱり恋人同士だから…
sa「…りょうへいにお願いする」
a「はい……どれくらいで…戻りますか?」
sa「…30分くらいだな…もしも、りょうへい
が意識を失ったら…すぐに回復する薬もある
からな…」
a「わかりました…後はお願いします…」
sa「…っりょうへい!」
a「え?さぶろうさん?」
sa「…そんなに素直に信じるのか?
たろうに教わらなかったのか?ダメ
だろ?毒だったらどうするんだ?」
a「…るうが…あなたは大丈夫だと…私の
ことを謀ることはないと言っていました
それに…俺達はるうのパートナーです…
るうが悲しむことは、あなたは出来ない
はずだ…それに…俺があなたを信じて
います…」
sa「ああ…そうだな…本当にお前達は…
たろうが気に入るのも、無理はない…
創造主様も、そうだろうよ…ハハハ」
a「…じゃあ!」
sa「ああ…飲み込むなよ!」
a「………んふ?」
「…りょうへ?…」
a「チュッ……ゴフッ……」
「…う……ゴクン…ゴホ…ゴホ…りょうへ……………」
sa「りょうへい!すぐに吐き出して!
水ですすげ!」
a「んん!」
バタバタバタ))
m「え?え?るう?え?さぶろうさん?
りょうへい?」
sa「…少しの間…意識を飛ばした…
辛いと思ったので…りょうへいが
俺の調合した薬を…飲ませた…」
m「わかりました…それなら安心だ…」
sa「……」
m「俺もさぶろうさんのこと、信じて
ますから」
sa「りょうた…」
me「俺が抱っこしとく!」
m「はあ?俺だよ!動かさねえよ!」
jo「俺や!」
~俺も!俺も!
s「…まさかとは思うけど…サンて…
人の姿になれたりして…」
~ああ!もちろん、なれるさ!
s「…ハハハ…たっのしっ!」
i「…パニックだったんだな…るうも…」
f「だろうね…そりゃ…」
sa「俺が不用意に、吐いてしまった
からだな…申し訳ない…」
ka「そんな…」
w「創造主様からも…あんなこと…言われ
ちゃね…」
sa「あのじじいは…あんな言葉を…主様
がどう思っているかも…わかっていて
あんなことを言うんだよ…」
k「ええ~罪なやつやな~」
ra「こうじ!」
k「だってええ、そうやろ?」
ka「…だからこそ…罪悪感で…潰れそうに
なったんだだろ…さぶろうさん、ありが
とうございました」
all「ありがとうございました」
sa「っ…お前達……どういたしまして」
ka「…るうがさぶろうさん達を信じてる
ってことは…あっちの世界では…きっと
さぶろうさんも、生きずらかった
ですよね…」
sa「ハハ…まあな…私達が異端なだけ
だが…」
m「提案する!さぶろうさん、しろうさん
がよければこっちにきてもらいたい!
りょうへい決とって!」
sa「はあ?りょうた?お前、バカなのか?
さっきだってあんなにやきもち妬いてた
くせに…これ以上増やしてどうするんだ!」
w「しろうさんは、こっちに入るって
言ってた!」
sa「しかし…そう簡単には…」
m「そりゃ…さぶろうさん?俺達があなた達
から名前で呼ばれるのを主様が酷く嫌がって
いるのをご存知ですよね?」
sa「…ああ」
m「それは絶対…いや…創造主様は別だと
思うけど…例え、意識がなくても
起きて、怒るはずなんです…きっと…
信じてる個体…サンも含め…あなた達
3体は、主様から信頼を寄せられて
いると思うんです…それに…」
a「るうに対するアピールです!だろ?」
m「ハハハ、これだから…」
a「頭のいいやつは笑」
ka「あっ…そうか…」
ta「…さぶろうさん達ともお付き合いし
てるんだもんな…」
f「戻りづらくするのか…」
m「…るうがずっと、表立っていたいって
思ってもらうためだ……それにさぶろうさん
達の様に能力が高い方々に、いてもらえば…
創造主様が、突然いらした時でも
俺達よりも何とかできる可能性が高いし…
るうが教えてくれない…こう…さぶろうさん
達の世界のルールとかご教示いただければ
有り難いです」
w「りょうた…」
jo「…そないなこと言うの辛かろうな…」
ra「そんなに上手くいくかな…」
i「例え、そうじゃなくても可能性の
あることはやってみないと!」
ra「でもさ?まあさがさぶろうさんのこと
好きだって…」
sa「兄妹だけどな…俺は、まあったく興味
がない!主様が居候してるから、お世話
しているだけだ」
a「徹底してますよね…水着を着てお風呂
なんて…」
sa「それは…最初は裸だったけど、それを
見たさくやも裸で、入ってこようとした
からな…変な空気…恐らく主様がそうさせた
んだろうけど、まあさが泣き出して…
むこうがとどまってくれたから良かった
けど…」
ra「うわ~、主様はさ?薄々は気がついて
たのかな?」
sa「かもしれんが…一生懸命否定してたん
だろうな、自分の中で…」
k「気がくるっちょる…」
s「こうじ…」
k「せやろ?違うん?自分のかあちゃん
がそないなことしとるって考えてみ?
きぐるいとしか思えへん!」
s「そうだね…」
a「…たろうさんだけが知らなかったん
ですか?」
sa「…そうだな…たろうには…その時は
言えなかった…」
san「あまりにも目に余るから、何度も
創造主も、降りて行こうとしてたぞ」
sa「え?そうか…まあさは、さくやの
女の顔を見ると怯えて泣いていたからな
るうが、わざと記憶を消しているんだろ
うけど」
ka「そんな重大なことも言えない程
たろうさんは、さくやさんに夢中に
なっていたんですね?」
sa「そうだな……それに必死だったからな
俺も出来ることなら、何とかしてやりた
かったし…」
ka「……」
-被害にあってるのに、何とかしてやり
たいなんて…優し過ぎる、るうと同じだ
k-ここにも居たわ…きいつかいが
sa「……」
s「ねえ!サンの人の姿、みたい!」
k「そうや!みせてえ?」
~お前ら…俺はともかく…これ以上
増えるのは嫌じゃないのかよ?
ka「…だって…この2人の雰囲気みたら
なあ…ずっと前から、恋人ですって感じ
だし…さぶろうさん、きっと俺達に遠慮
してくれてるんでしょ?」
sa「ハハハ…俺もまだまだだな…」
m「主様は「…私のことだから…全部とまで
はいかないが…もしも…私がお前達に出会わ
なかったら、きっとパートナーはさぶろう
達だけだろうな、くらいだ」と…それぐらい
信じているようです」
f「主様の最上位じゃん」
sa「……る…」
s「ほら~」
jo「だいすけ!しぃー」
me「やっぱり、先輩だった」
sa「…れんはどうしてそう思ったんだ?」
me「るうと、2人の目線の合わせ方です
3人とも同じ空間にいると必ずフッと
見つめ合ってる…バレバレです笑
お互いに意識し合っているんですね」
sa「…かもな…」
w「さぶろうさん、るうの側にいると
肩とか腰とか、ちょくちょく抱きそうに
なりますよね?」
sa「え?うそお…」
w「かわいいな、おい」
m「さぶろうさんだけがわかってない
ですよ?るうは、バレないようにスッと
離れてましたよ?」
sa「うわあ…すまん」
w「るうも、満更じゃなさそうなのが
腹が立つ笑」
~ハハ…さぶろう?いい加減あきらめろ?
こいつはお前から俺を受け取った…
それが全てなんだよ?
お前ら以外、何も誰も信じないルシファー
…誰からも貢ぎ物を受け取らなかった
だろ?…それなのに、なにも聞かずに…
ヒョイとベールからだって、アスタロト
からだって何1つ受け取らなかっただろ?
sa「それはお前を受け取ったのは綺麗
だったからだろ?」
~あいつがそんな俗物的なことを
してたか?宝石が好きなら、味方に
なりたいって言ってた奴らが持ってきた
宝剣の方が、よっぽど綺麗だったろ?
それを、受け取ったのか?
ra「僕は…あなたよりも綺麗で気品がある
剣をみたことがありません!」
~ハハハ、ありがとうな
ra「お世辞じゃないよう!」
~ああ、わかってるさ…じゃなきゃ
あんなに何度もこそこそ見にこねーだろ笑
ra「あっ…バレてた…へへ」
s「ラウ~そんなことしてたの?」
ra「だってええ」
sa「いや…受け取らなかったな…ましてや
綺麗などと…口に出したこともないな…」
ta「さぶろうさん達だけが、知ってる
エピソード山ほどありそうで、腹立つなあ
喧嘩とかしたことないんすか?」
sa「喧嘩か…あるな…結構ある…俺は言葉
がキツいし…泣かしてしまうことも良く
ある…るうも意地っ張りだから、なかなか
ひかないし…不満も結構ダラダラ言うし…
逆にしろうは、るうが泣くのを極端に
嫌がるから、喧嘩はしないけど、頭が
パンクするまで、質問責めにするんだ…」
jo「どっちもどっちやな」
s「え?ウソ…ショック…そーなんだ…」
jo「だいすけ?一緒にいる時間が違う
んや仕方あらへんよ」
s「うん…」
~こいつらがちゃんと捕まえとかないから…
るうがフラフラするんだ
ka「泣いてるの見て、興奮してるんすか?」
sa「当たり前だろ!あんな綺麗な涙みて
興奮しない方がおかしいだろ!」
ka「お仲間だ笑」
~それに、与えるなんて…いつ何時
悪用されるかもしれない髪を…
sa「…髪はラウとりょうへいが関わって
いるから…」
~ハハ、強情だな、何より過分過ぎるだろ?
sa「さくやの謝罪の分…」
~そもそも、どーして、さくやの謝罪を
こいつがするんだよ?仮にもかあさま
だから?それにしたって、過分だろ?
お前に、財産として、与えたんだろ?
ベール達に知られてみろ?大変な騒ぎ
だぞ!
sa「………」
ra「僕…じろうさんと一緒に住み始めて
スゴく不思議だったんだ…さぶろうさん達
が主様とお付き合いしてないって…」
sa「あっラウ…ハハハ…」
a「そんなこと言って…さぶろうさんに
所望されたのは不思議に思わなかった
の?」
ra「…さぶろうさんも、天使の特性には
抗えないんだなって…思った」
a「ああ…そっか」
ra「でさ?さぶろうさん達だけじゃん!
ずっと、ずーっとお側にいたの!
創造主様のところのお仕事だって
いっつも、いっつも、ご一緒で…」
sa「ラウール……」
ra「きっと、くっついたり離れたりみたい
なことしてるんでしょ!」
sa「そうだな」
~まあさが仕事を始めてから、変にお前が
ツンツンし始めて…まあ、るうは以前から
お前と喧嘩する度に不安がって…自分は
創造主が好きなんだって逃避するからな…
sa「そうだな…」
~あいつの創造主への想いは、大半が
憧れ…すりこみなのに…お前がむきに
なるから…
sa「だって!」
ka「創造主様が敵になった今は、それが
シフトチェンジされて…じょうに…」
~そうだな、お前もお前で、喧嘩すると
すぐに、いもしない他のパートナーを
におわせるから…
sa「悔しいからだろ…」
~逆効果なんだよ!今回だって、気を
失うほどショックを受けてたじゃないか!
m「…それでですか…許さないからな!」
sa「…悪かったと思ってるよ…」
~元はと言えば、お前がやきもち妬き
だからだぞ!
sa「だって…」
ka「俺達のせいか…」
sa「……」
a「…さぶろうさんが左手の薬指にしてる
プラチナの指輪…誰からですか?俺
彼女さんからかと思ってたんですけど」
sa「こっこれは…3人で…お前らがくる
前のクリスマスに…交換した…」
m「うわ~」
jo「うわ~」
s「…指輪か…それも左手の薬指…
へええ~俺もあげたかったけど…
早いかな~と思ってたんだよなあ
まあ、つばきやまさんにだけど」
w「…しろうさんが指輪をしているところ
みたことないな…」
sa「周りからみえないようにしてるんだ」
w「へええ~」
ka「るうの指輪はどこにあるんだろう…」
f「部屋にはなかったな…」
~魂保管庫の中だ
ka「ぐわ~」
m「あ!」
ka「りょうた?」
m「まあさ…るうがデザインの手書きを
始めたのって13,4才位らしいけど最初の
パターンって…男性用のスーツだったん
だ…少し、小柄でごつめの感じのデザイン
で、中性的なのと…長身で、こう…手足が
長めでちょっと、タイトなのが…結構たく
さんあって…」
ka「さぶろうさんとしろうさんのじゃん」
ta「今着てるまんまじゃん」
sa「ハハハ、ふじいさんがそんな感じの
デザインが似合うからだろうよ」
w「そーだけど、そーじゃないっしょ
…でも今日、初めてCRIMSONのスーツ
着てるとこみたな…」
m「単なるやきもちで、着てなかった
けど、仲直りしたから着てるんでしょ?」
sa「ハハハ」
w「…逆にしろうさんは、いつでも
CRIMSONだな笑」
m「それに、あんなに具体的におこせない
ですよ」
sa「たろうやあさぎり達のもあっただろ?」
m「見たことありません」
~サイズ測ってたもんな…
jo「元彼ですか?それとも進行形ですか?
あほくさ!」
sa「進行形だな…」
jo「ほおお~やっぱり…俺のみたんは
幻影だったんや」
sa「ああ」
jo「ほうか…まあ、俺は…一緒におれれば
いいんや…」
sa「あいつはお前を傷つけたくて見せた
わけじゃないからな」
jo「…わかっちょる」
m「主様があんなに、膝から落ちて
動揺する姿なんて…あなたに突き放された
ことが、よっぽどショックだったんで
しょうね」
sa「ああ…うん…本当に申し訳なかった」
jo「別荘いった日!ひであきだけん時!何か
ありましたでしょ!さぶろうさん、家に
帰って来た時からずっと、ニヤニヤして
ましたよ!」
ra「だから、じょう、イライラしてたんだ」
sa「え?ああ…そうだな、2人きりに
なった時、話の流れで…俺が悔しくて
彼女ができた素振りをしたら……」
jo「なんて?」
sa「え?いや…ハハハ…」
jo「なんて?」
sa「お前を離さないと…仲直りできた…」
~まだあるだろ!
sa「え?あ…ん…いや…」
jo「なんやの!」
sa「や…」
m「良いですよ、もっとゆっくり俺達も
仲良くなりましょう?」
sa「ああ…ありがとう」
jo「…しろうさんと仲直りした時が
いつなのだけ教えてくれへん?」
sa「今日、皆で支度をしていた時
だな」
m「…後れ毛を直してもらってた時
ですか?全然わからなかったけど…」
sa「そうだな…決断出来ない主様を
りょうたが促してくれたお陰だよ
ありがとう」
m「あっ…どういたしまして」
jo「しろうさんは、隠すのがお上手」
m「ああ~目眩ましか、なるほど…」
jo「るうが時間をとめてたんやろうか」
sa「いや、るうはあんなにタイミング
よく、長い時間は厳しいから俺達でだ」
m「へええ~長い時間…」
ka「何時間くらい?」
sa「え…あ~半日くらいかな…久しぶり
だったもんで…」
ka「うわ~りょうたが敵わないやつが
いるとわね~」
f「お腹いっぱいも、冗談じゃなかった」
k「思わぬ伏兵やな」
sa「騙すつもりはなかった…俺らが
距離を取ってたから…るうは悪くない」
jo「せやな…るうが付きおうとるやつが
いんのに、俺にあないなこと言うわけ
ないんや……」
~こいつら、ホントに付き合い方が
下手でなあ
sa「やかましい!仕方ないだろ!」
ka「…さぶろうさん…マジで彼女いな
かったんですね?」
sa「そりゃ、小さい時から好きなんだから
当たり前だろ!」
ka「え…それは…さぶろうさんでのこと
ですよね?」
sa「違うよ!天使の頃からだよ!」
jo「ホンマですか?」
sa「じょういちろうよ…お前ねえ、こいつ
がちょっとでも、他のやつを見たらどう
なるか、わかってんだろ?」
jo「ですね…一生、会えへんくなるわ」
~羽の手入れだって、髪をとかしたり…
してるしな…
ra「え?羽の手入れもですか?やっぱり~」
s「それって、特別なの?」
ra「僕達は、羽は命に関わるから
パートナーにしか、許さないんだよ
触るのだって御法度なんだ」
f-羽はパートナーしか、許さない…
うれしいな…
~今だってしてるだろ
sa「そりゃあ、してって言われれば…」
m「…主様って、いっつもお風呂から
出てきても、自分で髪を乾かす気がない
んだよね…濡れ髪でうろうろとしてさ…
さぶろうさん達が、いつも乾かしてたせい
なんだな…」
sa「そりゃ、お前達が来る前はな…」
~なんとか、るうが仲直りのきっかけを
作ってるのに…
sa「わかってはいたよ…」
~心が狭いんだよ!
sa「なっ!バカ!簡単に、はい、そう
ですかと受け入れられねーよ!」
~まあな…
sa「…でも俺らがもっと、捕まえときゃな
…一目惚れなんて…」
~ちなみにるうがじょうに、声を
かけた前は、まあさが1人になることが
多かったのに、さぶろう達が、さらに
ツンツンして、るうに全くアクションを
取らなくなったから、るうがさぶろう達の
ことは諦めようかと思っていた時だ
sa「……」
jo「うわ~」
m「ずっと…つばきやまさんと、るうは
別々だったんだな…」
sa「ハハハ…後悔しても遅い…」
m「さぶろうさん…
サン?るうの髪って…どんな…なにかに
使えるの?」
~万能だな!財産になって、能力に
プラスされるし、自分の守りにもなるし
毒にも薬にも、呪いにも…こいつの偽物が
現れちゃうかもな…
m「ええ!そんなに万能…そうか…
主様の偽物も…」
ra「まあ、僕らにはわかるよ!」
m「だろうな…」
ka「それを…ちょっとさあ、揃えたい!
一部だけ、切ったから…でも…能力の
欠けになるのか…」
ra「そうだね…好ましくない…」
sa「2~3日で、揃うさ」
jo「…ホンマ……妬ましいわ…」
sa「ハハハ、俺だって…」
jo「…いらっしゃませ~」
k「主様の騎士団にようこそ~…ちゃうか
…え?ええの?どっち?」
a「皆、賛成だろ!」
11「おう!」
sa「…そっそんなにうらやましいのなら
主様に聞いて、許可が出れば、数本
ずつ、アンクレットにしてやろう…
それなら…におわせなどと…」
a「さぶろうさん…いい人過ぎます…全部
自分のものにしてください」
ka「照れないで?さぶろうさん!」
sa「ハハハ…」
s「ねええ~サン!人の姿、みせて
よお~」
~はあ?お前ら…覚悟があるのか?
めちゃめちゃイケメンだぞ?
s「…ねえ…こっちにはスーパーアイドル
がいるんですけど?」
~かずやなんかよりも、全然だぞ!
ka「そりゃ、俺なんか、まだまだですから」
sa「…謙虚だな…かずやは…」
ra「…さぶろうさん…るうが嫌がるから
ずっと黙ってましたけど…あなた…上で
モテモテでしたよね?じろうさんとは
違う…真剣な方で…」
ガガガガガ))
k「また、怒っとる」
sa「…さあなあ…俺はるう、一筋だから」
ra「うわ~りょうたと一緒…こういう
タイプがお好きなんだな…」
sa「容姿や高い能力など、たまたまいただ
いてるだけだ…私は…人間の努力すると
いう気持ちが尊いと思っている…俺達
にはないものだからな…」
f「うわ~カッコいい~」
san「俺だって、カッコいいぞ!」
s「………うわ~色気スゲー…カッコいい…」
w「…大人の色気だ…ヤバ…」
ta「…アイドルじゃなくて…俳優さん
みたいだな…色気駄々漏れ…」
f「…さいとうたくみさん的な…」
k「それや…」
jo「俺ら、ユニット組めそうやん…ハハ」
ka「さぶろうさん…おいくつでしたっけ?」
sa「今年26になるな、じろうと一緒だな」
ka「たろうさんとひであきが、28の年…
サンはそんくらいか…うわ~色気ヤバー」
ta「かずや…新興勢力ヤバイな…」
ra「おじじだもんね」
m「ラウ?」
ra「創造主様は、もっとおじじ」
m「そうだね…確かにおじじか…くそ…」
「あいつの話はするな!」
m「あ!主様!おはよう?」
「…おはよう…さぶろうのお薬…苦い
りょうへい、すまなかったな…」
a「っるう!俺こそ…」
「私のことを思っての判断だろ?
ありがとう♡さぶろうもありがとう♡」
sa「…どういたしまして…」
「…まったく…どうにもならんことで…
え?サン?どうしたんだ…さすがに
カッコつけてるのが苦しくなったのか?
巣にいる時はいつも、それだったもんな」
s「え?サンは剣の姿がカッコつけなの?
龍の姿じゃないんだ?」
san「まあ…どっちもだけど…龍の姿は
ここじゃな…」
i「剣の姿がカッコつけって…でも素晴ら
しい装飾だし…気品があるよな…それに
刃こぼれもしないんて…」
me「ひかるって、とことんやきもち妬き
なんだね…人の姿を誉めないで剣を
誉めるって…」
i「お前もだろ?ずっとムッツリしてて」
me「そりゃ…でもお2人共にカッコいい
です」
jo「同世代は誉めるやんか…」
ra「ライバル視、されてないんじゃない
の?かわいそう…」
jo「うるさっ」
m「主様…チュッ♡…チュッ♡」
me「りょうた!代わってよ!」
m「やだよお~」
sa「…さて…俺はこれで…」
「さぶろう!…食事は?まだなんじゃない
のか?サンだってその姿になったんなら…」
sa「…ああ…じゃあ、お言葉に甘えて…」
m「………」
san「俺も!肉が食いたい!」
s「さすが…龍だから?」
san「まあな!」
w「しろうさんは、お仕事終わったの
かな…連絡してみる?」
sa「あいつは、あれから急ぎの仕事が
入ったようだな」
w「ああ~呼んだら来ちゃうからダメだな」
・・・
m「さぶろうさんは、サンとどこで
知り合ったんですか?」
sa「ああ…上にいた時…いつだったか…
忘れてしまったが、ルビーの鉱石が
豊富に産出される地方で、疫病が流行って
るって噂があって…私の薬が少しでも
役立てばと思って見に行ったんだ…
だが…間に合わず…大勢が亡くなった
後で…おそらく、生き残った人達は
村を捨てて移動したんだろうな…
残ってる人達がいないか…うろうろして
いたら…教会から…声がして…だいぶ
弱ってはいたが…こいつが残されてた」
san「あの時は、ダメかと思った…村人が
毎日、やってきて、回復を祈っていくん
だが…数が多くて私の力では…どうにも
出来なかった…そうなると…信心も
なくなり…祈ってくれる人達も消え…
ますます…私の力も弱くなり…」
sa「…そうだな…人間は…そんなものだ
いい時は、自分のお陰…悪い時は他の
せい…まあ…そういうものばかりでは
ないとわかっているが…」
san「私は、自分の名前も忘れてしまって
いて…」
sa「そうだった…まずは名前を…正式な
名前を呼ぶことが…回復に繋がるから…
センスはともかくとして…中に火の龍神が
入っているのはわかったからサラマンダー
のサンとつけたんだ…」
san「それから…手をかけて、磨いて
もらって…ここが大事なんだ…能力ではなく
自身に手をかけてもらうというのがな!」
m「…そんなにしてもらったのに…
よく、主様の元に行ったね?」
sa「まあ、私もこいつが助かればそれで
いいとくらいに思っていたし…なにより」
san「俺がルシファーに一目惚れした
んだ!」
ka「あちゃーここでもか…」
sa「「綺麗だな」の一言でな…主様も
すんなり…受け取った…」
「アハハハハ、そりゃな…お前から
だから…まあ…鞘が抜けぬ剣など
貰い手がないからな…」
s「主様って煽るの天才だよねヒソ))」
jo「せやな…ホンマに…本人気づか
へんのかヒソ))」
san「ああ~そんな憎まれ口…チュ…グアッ
りょうた…ガブ…エルより…つええ」
m「お誉めくださって光栄です!
もっかい!」
ra「うわ~りょうた!やめろ!丸焦げに
されるぞ!」
m「だから!チップがあるから、され
ないの!」
san「手におえねえな笑」
「…………」
k「るう?どないしたの?」
「ハハハ、なんでもないさ…」
k「…怖いんか?」
「ああ…そうだな…ひどく…ハハハ
どうにもならんが…時間は立てば…
たつ程…私は欲が深い…」
sa「じゃあ、俺らと元の世界へ帰るか?」
「っアル…」
a「アル…まさかベリアル?」
sa「ご名答笑」
a「…さぶろうさん…ベリアルなんだ…」
s「誰?ヒソ))」
a「ルシファーの次に創造された個体…
とか同一視されてる個体だな…タプタプ
これ…読んでヒソ))」
s「へえ…わかったヒソ))」
a「たろうさんより強いはずだヒソ))」
sa「りょうへい!俺に内緒話は出来
んぞ!」
a「ごめんなさい」
「…つい…でもたろう達の前では呼ば
ないからな…ごめん…」
sa「ハハハ…」
ra「3人の時に呼んでるでしょ!じろうさん
に言われて、僕も頑張って言わなかった
のに!」
f「え?どうして?」
sa「たろうはな、そもそも私が表に出る
のが気に入らないんだよ…」
san「あいつは、自分が仕切らないと気が
済まないからな…自分より能力が高い
さぶろうとしろうがいると不機嫌になる
んだ」
i「子どもかよ…」
「喧嘩にならないように…してくれて
るんだ…いつもありがとうな」
sa「るう…」
s「やっぱり、腹立つう!」
sa「ハハハ、かわいいし、ピッタリだよ!
じょうがつけたってのが腹立つけどな!」
「さぶろう…」
jo「おおきに…それで…お2人だけ
に呼ばしとるんか?」
「え?別に意識してなかったけど…
たろう達は、どんな時も我が君だから…
まあ…さぶろうとしろうは主従じゃない
しな…」
jo「へえ~どないな関係なん?」
ka「今さら…じょう、お前もこっち
だよな笑」
「え?」
jo「なんも?教えて?」
「うん…ん~人間で言うと…」
sa「恋人同士だろ」
「え…あ…もう?伝えたのか?」
sa「ああ」
「そうか…でもじょうにふざけた気持ちで
声はかけてないぞ?」
jo「わかっちょる」
sa「冷却期間にお前らがくっついてきたん
だ!俺達がお前達よりも、先なんだぞ!」
m「これか」
san「そうだな」
jo「るうが!るう!何、顔真っ赤にして
んねん!」
「え?だっだって…うれしい…」
sa「俺らも仲直りできてうれしい!」
jo「こんにゃろお!」
「あ…え…うん…ごめん…」
a「たろうさんが気に入らないはずだ…」
s「さくやさんにも言い寄られてるしね…」
ka「今も昔も…脅威なんだな…」
ta「でも、ゆうぎりさんがいるからな」
i「そうだな…いいか」
sa「俺らのことは、しろう以外には
内密に頼む!るうの立場上…風紀を
乱すなと言っている以上…公に
できないからな」
m「やっぱり…わかりました…しろう
さんとのお付き合いは同時期に?」
sa「いや…違うな、俺の方が先だ
幼いあいつにバレないように頑張って
たんだけど、みられてバレたな…」
jo「なにを?」
sa「ハハハ…」
jo「なにを!」
sa「…抱っこして、ベロチューしてる
ところ…幼なじみだからって通じなかった」
jo「どの世界に、抱っこしてベロチュー
する幼なじみがいんねん!」
sa「だよな、上裸だったし笑」
w「皆…さぶろうさんが言ったこと忘れて
んだろ」
k「そうや…プロポーズじみたこと
言ってたで…」
f「りょうへいのせいだろ…」
me「だろ…」
a「ええ~ごめんてえ」
sa「ハハハ…るう?」
「ん?」
sa「元の世界へ帰らないなら、俺達が
りょうた達のところにいってもいいか?」
「え…」
sa「愛してる♡」
m「俺達…ひであき含め、全員、賛成
してる」
「あ…うん!うれしい♡」
san「俺も、俺も!」
m「サンのこと…忘れてたな…」
san「りょうた~」
m「まあ、追々だな…」
san「お前!考える気、ないだろ!」
続く