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生徒会室

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生徒会室

1 - 生徒会室

♥

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2023年12月12日

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.


_ ガチャッ


物静かな生徒会室のドアが開く音がする。

先生も授業をしているし、生徒も会長の俺以外は授業を受けているはずなのに。

…まぁ、授業中にノックもしずにココに来る奴なんて決まっている。


頭に暖かい感触を感じる。

俺の頭も包み込める大きな手。本当は嬉しいし、離して欲しくないが渋々手を退かし顔を見る。


「 ……何回言えば分かる訳? 」

「 まぁまぁ、そう怒んなや。可愛い顔に皺が出来ちゃうで? 」


そう言いながら俺の頬を包む。

全く…俺に触れていないと死ぬのかコイツは。


「 余計なお世話。帰れ 」

「 ないこた〜ん…まろ暇だよぉ…、 」


高い背して長い脚をばたばたさせながらいじける彼氏。

生徒会長と不良( しかも男同士 )が付き合ってることがバレたらどうなるか分かってんのか。


「 授業受けてきなよ… 」

「 ……教室行ってもないこ居らんやん 」

「 当たり前でしょ、俺は生徒会の仕事あるの 」

「 ん〜…、 」


俺が作業している会長の机に座り、スマホを弄り出すまろ。

それするだけなら教室でも出来るだろうが…と思いながら仕事を続ける

緩やかな風に乗ってふわっと鼻に入るまろの匂い。なんだかまろに抱き締められているみたい、なんて思ってしまう俺に複雑な気持ちを抱く。

……そういえば…最後にしたのいつだっけ…、

テスト期間も含めて何週間も前になるんじゃ…


……寂しい、


「 …やっとその気になったん? 」

「 は……? 」

「 口に出てたで、寂しいって 」


ニヤッと口角を上げてこちらに指を指すまろ

そのずる賢くて腹立つ顔を、いつからか「 かっこいい 」「 愛おしい 」と思えるようになったのが悔しい


「 いや…今はしないよッ…、? 」

「 えぇ…生徒会室でするの夢やったんに…、 」

「 じゃあ…これだけ、 」


「 ッ……、/ 」


唇に柔らかい感触が触れる

浅いキスだけでなく、口内には熱い舌が入ってきた


「 ッふ…ぅ、…ぁ…ッ、// 」


まろの舌がゆっくり俺の歯をなぞったり、俺の舌と絡めたりしてくる

ここ、学校なのに…そう思うと興奮する

薄く目を開くと、青く光る獣の様な目が映る

その目を見ると余計興奮する気がして、自分を抑える為目を閉じて息を漏らす


__キーンコーンカーンコーン…


「 ………っ、! 」


チャイムの音を合図に、瞬座にまろの胸板を押す


「 ッた…、!なに… 」

「 ここまでッ…!!!人通るから!! 」


お預けをすると分かりやすくしょぼんとするまろ

かっこいいのにかわいい…そう思う俺も彼氏に甘々だな、と感じる


「 じゃぁ…学校終わったらないこの家行くから… 」

「 え……ぁ…いーけど…、 」

「 ……それなりの覚悟、しといてな? 」


その言葉を最後に、まろは音程の取れた鼻歌を口ずさみながら生徒会室を後にした


____コンコンッ、


“ かいちょ~、稲荷です~、! “


「 っぁ……は、はいッ…! 」

「 ッ…どうぞ~…、っ 」


これ、絶対耳まで赤くなってるって。


.

.


おとうふさんちょっと遅いけどお誕生日おめでとう🗣💘( なんて呼んだらいいかわからない )

てかめちゃギリギリ!!!!!(

相互になれたのうれしすぎる憧れだった~т ̫ т♩

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コメント

6

ユーザー

ありがとう〜!!🥺💕 ちなみに呼び方は何でも大丈夫だよ👊 おとうふくんでも豆腐でも豆でもなんでもうぇるかむ!!🙌✨

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