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「証明」のちょこっと前のお話。
side.りょ
今日は新曲の合わせがあって、今ちょうど終わったところだ。だけど、なんだか自分の中でしっくり来ないところがあって、リズムを確認中。
藤澤「ん〜、あ、ん、ん、んーんあ、んっん〜」
大森「涼ちゃん〜」
藤澤「ん〜?どうしたの?」
大森「今日さ、若井と家行っていい?」
藤澤「いいけど…なんかあったの?」
大森「うん。超重大なこと」
藤澤「分かった。」
どうやらもう若井が車を出してくれてるらしいので、片付けをはじめる。さっきの、超重大なことってなんだろう。僕なんかやらかしたっけ。でもなんか元貴、顔赤かったような…。
準備ができたので、外に出て車に乗る。
藤澤「お願いしまーす…」
大森「若井ありがと」
若井「いーえ。涼ちゃんの家だよな?」
大森「うん。よろしく」
若井「おっけー」
藤澤「ねえ、僕なんかやっちゃったかな…?」
大森「ふは、別に悪い話じゃないよ笑」
若井「そんな不安な顔しないでいいよ笑」
藤澤「うん…」
元貴が頭を撫でてくれて、まあ大丈夫か、とちょっと安心した。しばらく車に乗って、僕の家に着く。
大森「お邪魔しまーす。涼ちゃん、お腹すいた!」
若井「お邪魔します〜。確かにお腹すいたな」
藤澤「確かに〜なんか食べよっか」
3人でわちゃわちゃ料理して、晩ご飯を作った。こういうの、ほんとに楽しいよね。
ご飯中も2人ともご機嫌が良くて、やっぱりさっきの話が気になる。
ご飯を食べ終わって、やることも終わったので、3人でソファに座る。よし、もう一回聞いてみよう。
藤澤「あのさ、さっきの話、なんなの?」
若井「ほんとに悪い話じゃないんだけど、その、最近の涼ちゃん、えろすぎてさ… 」
藤澤「はあっ?!な、なにそれえ?!」
急にすごい話が始まって、動揺しまくる。
だって、え、えろすぎるって何よ!
大森「俺たち恋人同士じゃん?だから、その、ぇ、、した、、」
藤澤「え、な、何?」
大森「だ、だから!えっちしたいって思ってるの!」
元貴の顔は真っ赤で、たぶんも僕同じ顔してる。若井は若井で耳真っ赤だし、え、どうすんの、この状況!
藤澤「ん、えー?んと、どこでそう思ったのさ…」
大森「涼ちゃん首とかすっごい白いし、鎖骨とか、すっごいえろいし」
若井「今日のリズム確認してるのだって、あんなの誘ってるじゃん…」
藤澤「えええ…そ、そうなのかな?」
確かに今日はUネックの服着てるけど、そんなとこ見てたの。なんか恥ずかしくて、どんどん顔が熱くなる。
若井「て、事なんだけど、嫌じゃない?」
大森「涼ちゃんが下、になっちゃうと思うけど…嫌だったらしない」
藤澤「なんなら、抱かれたい、ぐらいだけど…逆にいいの? 」
いやいや、 僕何言っちゃってんの!
た、確かにちょっと期待したりしてたけど、って僕、変態じゃん!
大森「抱かれたいって…やば、かわいい」
若井 「ほんとにな …いいのって何が?」
藤澤「僕のこと抱いてもさ、かわいくないと思うけど…」
大森「いやかわいいに決まってるでしょ 」
若井「絶対かわいい。じゃあいいんだね?」
藤澤「いいよ。きて、よ」
2人にベッドまで手を引かれる。
ちょっと楽しみだったり… って
だから変態じゃん!
つ、ついにここに手を出してしまった…