放課後のがらんとした教室
スマホを忘れたと思い取りに行くとそこには
向かい会うように座っていた恋人らしき男女の姿がそこにはあった
何やら口論しているようだった
mb「もういい…!」
ガタッ
女は乱暴に椅子から立ち上がりバックを持って教室から出ていってしまった
mb「さよなら」
ガラガラッ
一人残った男は少しの間ポカンとしていたが
すぐに手で顔を覆いはぁと深い溜め息を付いた
俺は教室に入り椅子に座っているそいつに話しかける
hb「か〜なと!」
knt「え…?あぁ…………ひばか……」
その表情は少し上の空だった
hb「どうしたんだよ〜」
hb「そんな浮かない顔してさ?」
knt「………うん」
hb「もしかして、さっき教室から、出てきたのは彼女?」
knt「うん…」
hb「振られたの?」
knt「うん…俺が淡白なんだとさ……、」
hb「枯れるの早すぎない…、?」
knt「…だってさ…、淡白って言ってもあんまわかんないじゃん…」
knt「『察して』って何?!僕超能力者じゃないんだけど????」
そう必死に喋っていた
目はうっすら潤んでいた
hb「ははは、そうだよな〜奏斗だけが悪いだけじゃないもんな〜?」
うつむいている彼の頭をそっと撫でる
カーテンから漏れる光を浴びて金色の髪は綺麗に輝いていた
knt「ひばぁぁぁ!!!」
半泣きになりながら彼は俺に抱き着き
溝ちあたりで頭をグリグリと擦り付けてきた
hb「うわぁっ!ちょ、//奏斗どした?!」
knt「……、もうちょっとだけ……、このままにしてて…、」
正直なところ俺はこの男が好きなのだろう
彼が彼女に振られたことでさえも自分は心の何処かで安堵している
そんな毎回女子に振られなくともさ、
俺にしとけばいいのに…
俺だったらさ奏斗に優しく出来るし…
ずっと一緒に居れるし
奏斗のこと淡白とか思わないし
hb「俺にしとけばいいのに……」ボソッ
knt「ん?ひばなんか言った?」
hb「ううん…何も言ってない」
なら今はこの気持ちを悟られないように
そっとしまって
コメント
3件
あぁぁすきです😭😭😭♦️☕さん受け大好きなので嬉しいです😭
今思うとどちらかと言うとこれhbknだな、
ありがとうu ′̥̥̥ ⌑ ‵̥̥̥ u