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ぺ視点
ピロピロリン!ピロピロリン!
けたたましい音に目を覚まし
携帯のアラームを止める
今日からは3人で登校かぁ
と、思いながら準備をする
だいぶ持って言って少なくなった教科書を入れたカバンを持ち家を出る
歩いて数分…
ぺ「おはよぉ〜」
と、先にいるらっだぁに挨拶をする
ら「おはよ、ぺんちゃん」
ぺ「しにがみは?」
ら「まだっぽい」
ぺ「んじゃ、待つか」
ら「そだね」
ぺ「そういえば…お前、朝早くね?」
ら「え、そう?」
ぺ「早いだろ、ここ何分にいんだよ」
ら「えーっと…10分…?」
ぺ「早ぇよ!俺20分に着くようにしてんのに…お前何時に起きてんだよ」
ら「え、6時40分…くらいかな」
ぺ「うわー…」
ら「ぺんちゃんは何時に起きてるの?」
ぺ「え、俺は…7時ちょうど…くらいか?」
ら「なんで曖昧なんだよ」
ぺ「うるせぇ、たまに寝ちゃうんだよ」
ら「あー…」
ぺ「…てか、遅くない?」
ら「しにがみ遅いね」
ぺ「…もう、40分だぞ?」
ら「…携帯かける?」
ぺ「お前番号知ってんのか?」
ら「知らない…ぺんちゃんは?」
ぺ「俺も知らない」
ら「…」
ぺ「…」
ら「俺の番号いる?」
ぺ「え、なんで」
ら「いや…こういう事あるかもだし」
ぺ「あー…分かった、じゃあ交換な」
と、言い
携帯の番号をらっだぁに見せる
ら「…おけ〜、俺これね」
と、今度はらっだぁが見せてくれるので
それを携帯に打ち込む
ぺ「ん、出来た」
ついでに名前を変換し
『らっだぁ』にする
ぺ「…しにがみ来ないな」
ら「そろそろ行かないとまずいよ?」
ぺ「スゥーッ…もう行くか…」
ら「そだね」
そう言って歩き出す
しばらく歩いてそろそろ学校につきそうになった時
し「まっ!待ってくださぃぃぃい!!」
ら「あ、来た」
ぺ「ほんとだ」
その場で足を止めてしにがみくんを待つ
し「ハァッ…ハァッ……す、すみません…」
ぺ「おはよ、しにがみくん」
ら「おはよぉー」
し「お、おはよう…ございます…」
ら「んで〜?なんで遅れてたのかな?」
し「…寝坊しました…」
ぺ「あははっ、次からは気をつけなよ?」
し「僕朝弱いんですよ!!」
ら「なら俺たちがモーニングコールしてやるよ」
し「え…?」
ぺ「ほらほら、携帯出して〜」
し「は、はい」
と、携帯を取り出す
そのまま電話番号の交換をして
学校に向かう
ぺ「早めに集合でよかったね」
ら「だね、遅かったら遅れてるわ」
し「うっ……すみません…」
ぺ「気にしなくていいよ、俺もたまにあるし」
ら「は〜?お前はちゃんと起きろよ」
ぺ「なんでだよ!」
ら「え、めんどい」
ぺ「こいつ……💢」
ぺ「あ、そう言えば、しにがみくんは今日の教科は何なの?」
し「急に話題変えますね!?えーと…
数学と、音楽と…現文とかでしたね」
ぺ「あー…そういえば、俺らのクラス音楽まだじゃない?」
ら「たしか今日あっただろ」
ぺ「え、そうだっけ?」
ら「お前な…ちゃんと見てんの?」
ぺ「昨日用意したから忘れた」
ら「はぁ〜??」
たわいもない会話が続く
そのまま校門を通り
下駄箱に着く
靴を履き替えてクラスに着くまで
ずっと話してて
ぺ「あ、しにがみくんここじゃん」
し「あ、ほんとだ…それじゃあ!」
ら「また昼にな〜」
しにがみがクラスに入るのを見届け
俺達も自分のクラスに入る
ら「おはようございます〜」
ぺ「おはようございます」
気にもとめないクラスメイト
まぁ、そうだよね
俺たちは自分の席について
また話し出す
ぺ「音楽って何限目?」
ら「たしか、4限目じゃなかったかな?」
ぺ「しにがみは2限目っぽかったよな」
ら「ギリギリすれ違わないね」
ぺ「しょうがないだろ」
ガラガラ…
先生「それでは、HRを始めます」
と、連絡する事項を伝えられる
先生「それじゃあ、今日も頑張ってくださいね」
と、HRが終わり
1限目が始まる
先生「〜〜は、こうであって」
先生「これは〜〜に」
と、説明をしながら黒板に書いていく先生
そうしてあっと言う間に
1限目が終わり
2限目が始まる
二限目は音楽だから、音楽室に行かなきゃ
ら「ぺんちゃん、行くよ〜」
ぺ「うん」
必要なものを持って移動する
ら「音楽の授業好き?」
ぺ「んー…好きっちゃ好き…かな?」
ら「おぉ〜…」
ぺ「お前は?」
ら「俺はまぁまぁかな」
ぺ「へー…」
なんて話をする
音楽室の方からは授業が終わったのか人がぞろぞろと歩いてくる
その中で1人、目を引く人がいた
銀髪のような綺麗な短髪に
猫耳と猫の顔のような模様の着いたフード
目は、エメラルドグリーンの色で
“イケメン”という言葉が1番しっくりくるような人
その人とすれ違う時も、俺はその人を見てた
その人は、俺には気づかない様子だった
ら「…ぺんちゃん?」
ぺ「あ、ごめん」
思わず止めていた足を動かし出す
ら「どうしたの?」
ぺ「いや…めちゃくちゃイケメンな人がいた」
ら「え?まじ?」
ぺ「うん」
ら「俺よりも?」
ぺ「は?」
ら「なんでもない」
ぺ「はぁ?」
ら「でも、ぺんちゃんが気になる人かぁ…」
ぺ「変な言い方すんな」
ら「事実じゃん!?」
ぺ「はぁ……」
ら「え?溜息やめて?」
ぺ「遅れるぞ」
と、スタスタと歩き出す
ら「え!?待ってよ!」
と
後ろからあいつが追いかけてくる
まったく…
馬鹿なことを言うよな……
なんて、思いながら
以外にも、音楽の授業は、今日は歌わないとこのことだった
先生「明後日、音楽の授業の時に歌ってもらいます」
モブ「明後日!?」
ら「うわー…」
モブ「なんの歌ですか〜?」
先生「校歌です、今日は聞いて覚えてもらいます」
と、CDをセットする先生
先生「それじゃあ流しますよ」
ピッ
と、音と共に音楽が流れ出す
〜〜〜♪♪〜〜♪
〜♪〜〜〜♪♪♪〜〜♪
まぁまぁ、長い曲が終わる
先生「……はい、それじゃあ、これを明後日歌ってもらいますので、みなさん覚えてきてくださいね、プリントを渡しますので」
と、プリントを配り始めると同時に
チャイムが鳴る
先生「それじゃあ授業はここまでです!
お疲れ様でした」
モブ「起立、礼!」
と、挨拶が終わって教室に戻っていくクラスメイトたち
ら「俺らも戻ろうか」
ぺ「そだね」
ら「てか、校歌長くね?」
ぺ「それ思った…覚えるの大変そ〜」
ら「バスかテノールねぇ…」
ぺ「お前ぜったいテノール無理だろw」
ら「うるせぇ、お前は?」
ぺ「ん?」
ら「どっちにするの?」
ぺ「まだ決めてない」
ら「そー、テノール行けそうだけどなぁ」
ぺ「えぇ…、バスがいい」
ら「じゃあ、一緒にする?」
ぺ「そうだなー…」
と、言いつつ教室に戻っていく
ぺ「次なんだっけ?」
ら「確かー…数学…?」
ぺ「うーわ、めんど」
ら「また窓の外ばっか見て怒られんなよ」
ぺ「だって、つまんないし?」
ら「お前な……成績下がるぞ」
ぺ「成績なぁ……高くなくていいしなぁ…」
ら「なんでそんな呑気なこと言えるんだよ…」
ぺ「興味無いから」
ら「腹立つ〜」
ぺ「成績気にすんの?」
ら「いや、赤点とったら普通に嫌だろ」
ぺ「うわ、まじめ、解釈不一致だわ」
ら「なんでだよ!?」
ぺ「いや、お前はどうでもいいとか思ってそうだったから」
ら「勝手にそう思われてんの!?」
ぺ「声気だるげだし」
ら「元々だっつーの!」
ぺ「あははっ!!」
くだらないことを話していたら
教室に着いた
ロッカーから教科書と、ノートを取り出し自分の席に持っていく
らっだぁも同じようにロッカーから出していた
ぺ「ロッカーあるの有難いよな」
ら「わざわざ持って帰んなくていいしね」
ぺ「なー、次いつ体育あるんだっけ?」
ら「明日」
ぺ「ゑ」
ら「……忘れてた?」
ぺ「…忘れてた、うわー…めんど〜……」
ら「あぁ…着替え?」
ぺ「うん…」
ら「俺も保健室で着替えるから」
ぺ「え、なんで」
ら「あー……ちょっと…ね」
ぺ「はぁ…?まぁ、いいけど…」
ガラガラ…
先生「授業始めるぞ〜、席戻れ〜」
と、授業が始める
らっだぁの言ってたことが少し気になるが
本人に話す気がないなら深くは聞かない
聞かれたくないことなんて、誰にでも沢山あるでしょ…
そのまま昼の時間になって
しにがみくんを向かいに行って
購買によっていつも通りの場所に行く
し「今日は、何にしたんですか?」
ぺ「俺おにぎり〜」
ら「俺も」
し「僕はパンです!ぺいんとさんはなんの具にしたんですか?」
ぺ「エビマヨ(`・ω・´)キリッ」
ら「え、まじ?」
ぺ「エビが好きなんだよ」
し「へ〜…」
ガチャ…
と、屋上の扉を開く
??「あ」
ぺ「あ」
先客がいた
それは、音楽の授業の時にすれ違った人で
??「えー…と」
ぺ「…お邪魔します…」
と、俺たちはその人が使っていない
奥の方に座った
ら「めっちゃイケメンやん」
ぺ「あの人だよ、俺が言った人」
ら「え!?やっば」
し「え、何がですか?」
ら「いや、それがさ__」
ガチャ!!
??「ごめん!遅れました!」
??「遅いよ〜…」
??「あ、取っといてくれたんですね」
??「いや、言ったのは君だからね?」
??「え、そうでしたっけ?」
??「そうだよ!」
と、向こうの話し声が聞こえる
ら「なんか……お友達…?っぽいね」
ぺ「だね」
し「っぽいですね」
??「あ、一緒の人がいる」
??「ちょっと!」
??「ちょっと挨拶してきます!」
??「あ、待てって!」
と、ひとりがこっちに向かってくる
??「どうも!」
と、言ったその人は
ビニール袋を頭に被った人で
なんだか、優し?そうだった
ぺ「ど、どうも…??」
??「いやー、良いですよね!ここ!」
ぺ「はぁ…」
??「あ、俺、トラゾーって言います!」
ぺ「あぁ…、俺はぺいんと」
ら「らっだぁ〜」
し「しにがみです!」
ト「いや〜…良いですね!どっちの彼女さんなんですか?」
ぺ「え?」
ら「は?」
し「ブフッw…」
ト「え?」
ぺ「あー…違う違う、こいつ、男だから」
し「だっはははは!!」
ら「そうだぞ〜」
ト「え!?そうなの!?」
??「おい!失礼だろ!トラゾー!! 」
と、さっきのイケメンが走ってこっちに来た
??「ごめんね、俺の連れが…」
ぺ「いえ…」
??「俺はクロノア、良かったら一緒にご飯食べない?」
ぺ「って、言ってるけど…」
ら「俺はいいよ」
し「僕も全然!!」
ぺ「じゃあ…」
ク「あ、ほんと?じゃあ、おじゃましよ」
ぺ「ところで…クロノアさん?は、先輩ですかね?」
ク「え、なんで?」
ぺ「いや…同学年で見た事ない気がして…」
ク「あー…一応上なんだけど…入る時期は一緒だから」
し「え、そうなんですか!?」
ク「まぁ、色々あってね」
ト「あ、俺は多分君たちと一緒だから年」
ら「なんで2人は仲良いの?」
ク「いやそれが…」
と、クロノアさんが話してくれたのは
トラゾーとの出会い
クロノアさんが、1人で行動してた時に
トラゾーがいきなり声をかけたらしい
それから、一緒に行動したり、ご飯食べたりしてたんだけど
他のところは違う人が使ってて行くところがないからこの屋上に来たらしい
ぺ「へぇー…」
ら「すっごい勇気あるね…」
ぺ「お前が言えないだろ」
ら「え、」
ぺ「お前も俺に一緒の事してるからな?」
ら「あ、そうだったわw」(^ら^)ガハ
わいわいと、話しながら食事をする
すごく楽しいな
友達なんて作れなかった俺が
こんなに話せる人とご飯食べてるなんて
夢みたいだ
ト「てか、そろそろ昼終わりますよ!」
ク「え?もう?」
ト「明日も一緒にご飯食べていいですか!?」
ぺ「なんなら毎日来てよ、面白いから」
ト「ほんと!じゃあ、また来るね!
ほら、クロノアさん!急いで!次移動するんだから!」
ク「はーい、それじゃあまたね」
パタン…
と、扉が閉まる
ぺ「…俺達も戻ろっか」
ら「そだね」
し「でも、僕思ったんですけど…」
し「クロノアさん、超マイペース…」
ぺ・ら「「それな」」
戻る準備をして屋上を後にする
ぺ「そういえば、しにがみくんは、もう大丈夫なの?」
し「へ?何がですか?」
ぺ「ほら、あいつら 」
し「あぁ〜…まだ、ちょっかいを掛けられはしますけど…前よりかはマシですよ」
ぺ「ほんと?なら良かったわ」
し「え、ぺいんとさんが優しい……怖…」
ぺ「なんでだよ!」
し「いや…意外すぎて」
ぺ「失礼だな!?」
ら「そうだぞ〜」
ぺ「なっ、らっだぁまで!!」
あははは
と、笑い合う
おちょくりあっていじりあって
ちょっと腹が立つけど
でも、すごく楽しい
し「あ、もう着いちゃいましたね…」
と、名残惜しそうに言うしにがみくん
ら「お?何?寂しいの〜?」
し「いや……まぁ、ちょっとだけ」
て、素直に言うから
ぺ「……」
思わず黙ってしまう
ら「帰りにも会えるだろ〜…」
し「はっ、そうでした…」
ぺ「んじゃ、また帰りにな、しにがみ」
し「はい!」
お互いのクラスに入り
午後の授業が、あっという間にすぎていく
先生「それじゃあ、気をつけて帰りなさいね」
と、いう先生
号令をして帰路に着く
ら「んじゃ、行こう、ぺんちゃん」
ぺ「うん」
しにがみくんのクラスに行って
しにがみくんを呼んでもらおうとしたけど
モブ「秀斗くんなら、クラスメイトと一緒にどっかに行ったよ?」
ぺ「え?」
モブ「そうそう、あいつらだったね…」
モブ「秀斗くん大丈夫かな……」
ら「あいつらって?」
モブ「秀斗くんを虐めてたヤツら!」
ぺ「っ!?」
ら「ぺんちゃん、まずいよ」
ぺ「うん、急ごう」
そのまましにがみのクラスを後にして
廊下を走り出す
しにがみ…!!
無事でいてくれよ…!
そんな願いと共に
終わり