〇〇家が大嫌いな緑谷出久

次は「鷹見家編⑧」です。それじゃあレッツラゴー

医師「…言いづらいんですが貴方は…癌になってしまいました」

出久「……え？…癌…？」

医師「はい」

出久「何かの間違えじゃないんですか？」

医師「いえ、間違えじゃありません。脳に症状がありとても治す事が不可能です」

出久「…そ…そんな…」

［家］

出久「た…ただいま」

芦戸「あ！おかえり出久！…？元気ないね？どうしたの？」

出久「じ…実は癌になっちゃって…」

芦戸「え？…が…癌？」

出久「うん」

芦戸「そんな…やだよ…やだよ！出久とヒーローになるのが私の夢だったのに！こんな仕打ちないよ！何で癌になるのさ！」

出久「ｯ!そんなこと言われても！僕もなりたくてなったんじゃないんだよ！直し方法も無いし、このまま死ぬしか無いんだよ！」

芦戸「ふざけないでよ！何が〈このまま死ぬしか無いんだよ〉だよ！無理矢理にでも治せよ！」

出久「だから治すのが不可能だって言ってるの！」

芦戸「医者にねだっていてよ！」

出久「無理だって！無いもんはないの！」

芦戸「じゃあも良いよ！ﾊﾞﾀﾝ」

出久「ﾁｯ何なんだよ。ねぇもんは仕方ねぇだろ…僕だって三奈とヒーローにになりたかったよ。でも…治らないもんは仕方がないじゃ無いか」

［学校］

出久「…」

芦戸「…」

麗日「？2人に何かあったんかな？」

蛙吹「聞いてみましょう」

八百万「お二人何かあったんでしょうか？」

葉隠「聞いてみよう」

麗日「ねぇデク君」

出久「どげんしたと？麗日さん」

葉隠「ねぇ芦戸ちゃん」

芦戸「何？葉隠」

葉隠＆麗日「2人とも何かあった？」

芦戸＆出久「…..何も無い」

葉隠＆麗日「そ…そう？」

蛙吹「ダメね」

八百万「はい、何で2人とも答えてくれなかったんでしょうか」

［廊下］

出久「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯｵｴｯ（血の量が増してる）保健s」

心操「鷹見！？」

出久「あ…心操君」

心操「お前どうしたんだよ！血が出てるじゃねぇか！」

出久「実は…癌になっちゃって」

心操「癌って…治るのか？」

出久「治らないよ…直すの不可能だって」

心操「そんな…じゃあクラスのみんなや先生達に…」

出久「いわ…ないで」

心操「何でだよ」

出久「皆んなに…心配や迷惑…かけたく…ない…」

心操「…わかった」

出久「昨日…三奈に行ったら…喧嘩になって…」

心操「何で喧嘩になったんだよ」

出久「実は…［以下略］だから喧嘩してしまった」

心操「…成程な、いつか仲直りしろよ？」

出久「うん…ありがとう…心操…君…ﾊﾞﾀ」

心操「！？出久！」

［保健室］

出久「あれ？…ここは…保健…室？」

心操「ｶﾞﾗｶﾞﾗ起きたか鷹見」

出久「心操君、君が僕を運んでくれたの？」

心操「あぁ」

出久「ありがとう」

心操「べ…別に…」

ここで終わります。それじゃあじゃあのー