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Chapter4.記憶の目覚め
🌲 封印の森・中心部
雷鳴がとどろき,空が裂ける.
れるが兼を構え,結界の中心に立つ”何か”を見据えている.
「これは,”封印”ではない,”記憶”の牢獄だ」
その瞬間,結界が砕け,まばゆい光が森全体を包み込む.
🕯️ 王都・セラたちのもと
「っ……なに、この光……!」
セラが目を覆う。 ミナ、カイ、レオンも、思わず足を止めた。
そして——
それぞれの胸に、痛みとともに“記憶”が流れ込んできた。
🌀セラの記憶
「……私は、 “光の巫女”だった」
「世界を救うために、あの人を……封じた……」
「でも、あれは……本当に正しかったの……?」
彼女の瞳に、涙が浮かぶ。
🌀ミナの記憶
「僕……セラちゃんの”盾”だった」
「何度も,何度も,前に立って…」
「でも,最後の時……私は,間に合わなかった……!」
拳を握り締め,震えるミナ。
🌀カイの記憶
「……俺は,王国の剣だった」
「だが,最後の戦いで……俺は,れるを……」
「……あいつを,裏切った……」
静かに目を閉じるカイ。
🌀レオンの記憶
「俺は……記録者だった」
「全てを記し,全てを見届けるもの」
「でも,あの時……私は選んでしまった。
”真実”より,”希望”を……」
🌀Reluの記憶
「セラ……君が俺を封じたのは,
俺が”世界を壊そうとしたから”だ」
「でも,なぜだ……なぜ,君の手は震えていた……?」
🌀かなめの記憶
「俺は……”鍵”だった」
「セラちゃんが選ばなかった未来を,俺が背負うって,決めたから……」
「だから,俺は”嘘”をついた.あの時も,今も…ずっと」
🌌現在・封印の森
光が収まり、全員がその場に立ち尽くしていた。
誰もが、言葉を失っていた。
セラが、震える声で呟く。
「……みんな、思い出したのね」
Reluが、ゆっくりと顔を上げる。
「ああ。だが……それが、今の俺たちにとって “救い”なのか、 “呪い”なのかは……まだわからない」
ミナが、セラの隣に立つ。
「でも、私は……今度こそ、守るよ。 セラちゃんも、みんなも、全部」
かなめが、フードを外して笑った。
「さあ,ここからが本番だな」
おまけ②
甘夢れむ→錬金術師 天來らいむ→町人
ARKHE→魔王にあこがれる魔導士 If→護衛騎士
うるみや→おちゃらけた執事
かなめ→ずるがしこい詐欺師のような友達
如月ゆう→Reluの執事 くに→護衛騎士 こえ→Reluの執事
こったろ→レオンの助手 しの→セラによく懐いている町人
しゃるろ→給仕 初兎→動植物の手入れや世話
ないこ→セラの兄で剣術が上手 初噛みつき→妖精がいる
ひづみ→吟遊詩人 hotoke→吟遊詩人 ユエル→観測者
悠佑→護衛騎士 らみ→純粋でカイの兄
リンドウネイロ→魔法の家庭教師
Relu→ツンデレ王子 セラ→王国の姫で前世は聖女
ミナ→セラの専属侍女兼かなめのストッパー兼錬金術師
レオン→魔法の研究員 カイ→近衛騎士