恭平side
今日は廉くんが退院して、初の仕事の日。
山田くんは、、まだ目が覚めない。
○○は、皆んなに心配かけまいと元気を装ってる。けど、そんなん皆お見通し。ほら、今だって、
謙「…い、○○〜?」
「えっ?なに??」
謙「いや、どこ見とるん?w」
「ちょっとぼーっとしてた、w」
ピロン
「…えっ、? ほんと、に、?泣」
○○の大きな瞳から涙がこぼれ落ちる。
『○○!?』
流「どしたん、?」
「にぃが、、にぃが、目、覚ましたって、」
駿「ほんま!!!?良かった、、!」
大「良かった、ほんまに良かった、、」
丈「じゃあご飯終わったら会いに行こ!!」
「行くっ!!!」
🏥
ガラガラ
「にぃ、、?」
涼「あ、○○。ごめんね、心配かけて、、」
涼「1人で来たの? 皆んなは?」
「大人数だったら迷惑だから、まずは○○行ってきなって、」
涼「迷惑じゃないんだけどな、w ほら、入ってきな?いつまで入口突っ立ってんのw」
「夢じゃないよね、にぃ、死んでないよね、」
涼「夢じゃないし、勝手に殺さないで?w」
「良かったっ、泣」
涼「ごめんな〜、、こっちおいで?」
ギュッ
「にぃまで居なくなったらっ、どうしようってっ、」
涼「○○を置いて逝くわけにはいかないよ」
涼「まだまだ○○とギューしていたいし!」
ギューッ
「ふふっ、にぃ、苦しいよ〜w」
流「失礼しま〜す」
涼「あ、皆んな。ごめんね、心配かけて」
駿「ほんっとうに良かったです、!!」
和「○○、あんたベッタリやなぁ」
「もうにぃと離れないから。」
涼「え〜、嬉しいけど、申し訳ないな〜w」
ニヤニヤしながらこっちを見てくる山田くん。俺も離れないって言われたい、、
『あ、全然大丈夫ですよ。嫉妬なんてこれっぽっちもしてないです。』
強がってそう言うと、メンバーもニヤニヤしてこっちを見てくる。
涼「その顔、絶対うそw ごめんね、w」
『大丈夫っす。帰ったら俺のなんで。今だけです。』
「今だけじゃないもんっ!!ずっとにぃと居るもん、!」
キッとウルウルおめめで睨んでくる○○。いや、、可愛ええけどさ。
涼「ほんとに死ななくてよかった〜、、」
謙「ほんとですよ!!!」
涼「ほんとにあの時、死を覚悟したもんw」
「えっ、死んじゃいや、」
涼「大丈夫!もうピンピンしてるから!!」
「でも頭包帯巻いてるっ、泣」
涼「にぃは本当に大丈夫だから!な?」
「にぃっ、、泣」
涼「大丈夫。」
情緒不安定の○○。まぁ、1週間もお兄ちゃんが意識戻らんかったんやから、そうなるか。。
ギュッ
「死んだらだめだよ、」
涼「死なないよ。約束。」
「約束っ」
…今日だけ許してあげるか。。
マネ「もうそろそろ、、」
丈「はーい」
『○○行こ』
「、、にぃ、、」
涼「ん。行っておいで。」
「にぃも行くの。」
涼「行きたいけど、まだダメなの。ごめんね?」
「やだ」
涼「えぇ〜?w 困ったな〜、w」
そう言いながらも、普段○○がこんなに駄々をこねるなんてこと有り得ないから、山田くんはちょっと嬉しそう。
涼「じゃあ休憩時間にでも連絡して?」
「うんっ!!」
「行ってきます、!」
涼「行ってらっしゃい。」
「にぃ、大好き」
涼「俺も、○○大好き♡」
…うん、この挨拶、やめさせようかな。
🚗
大「なぁ○○〜。恭平、昨日から嫉妬しとるって、分かっとる?」
「うん??そう、なの、?」
駿「めっちゃカップルっぽい会話してましたもんねw」
「恭平、、怒ってる、?」
『いや??全然怒ってないで?』
「ん〜!こっち向いてっ!」
『んっ!?』
隣に座ってる○○に両手でほっぺを挟まれて、ちょっと申し訳なさそうな顔で、、
「ごめんね?後でぎゅーしよ?それで許してくれる?」
って言われたもんだから、、
これはさぁ。反則やん???
『…許す』
「良かった〜」
流「…○○ってさ、さらっと可愛ええことするよな。。首傾げるのアカンよな。」
和「ほんまほんま。無自覚なんやから、罪よなぁ〜」
謙「てか隣座ってんやから今ハグできるんやないん?」
「皆んな見るでしょ」
丈「まぁな」
「恥ずかしいじゃん」
大「あ、それは恥ずかしいんや。」
『あの〜。いつまでほっぺ挟まれとけばええん?』
「あっ、ごめん!」
駿「ほんま恋愛ドラマよなw」
丈「あ、恋愛ドラマといえば今度○○恋愛ドラマするんよな?」
流「恭平嫉妬案件やなw」
「嫉妬してくれる〜?」
『当たり前やんか』
「可愛いっ」
『可愛くない!』
「んふふ」
6(何この会話。尊い通り越して天使やん)
🏢
廉「あ、おはよう〜」
「廉〜!!おはよう!」
ギュッ
廉「…○○から抱き着かれるという、こんな日が来ていいんでしょうか」
「あ、もう大丈夫。」
廉「え、やだ」
ギューッ
「助けてー!!きょうへー!!」
『すんません、廉くん。この子、俺のなんでかえしてもらいますね』
俺の隣居たくせに廉くん見つけた途端駆け寄って行って抱きつく○○。で、廉くんに捕まって俺に助けを求める。それ、捕まりに行ったようなもんやからな?
「え??恭平??どこ行くの?」
和「イチャイチャしに行ったなw」
「おにーちゃーん助けてー!」
丈「無理ー」
「恭平怖ぁーいー!」
『怖くない』
廉「あらー、嫉妬させてもたなぁw」
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