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なにわの姫

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なにわの姫

38 - 33.今だけ、、?

♥

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2024年09月09日

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恭平side

今日は廉くんが退院して、初の仕事の日。

山田くんは、、まだ目が覚めない。

○○は、皆んなに心配かけまいと元気を装ってる。けど、そんなん皆お見通し。ほら、今だって、

謙「…い、○○〜?」

「えっ?なに??」

謙「いや、どこ見とるん?w」

「ちょっとぼーっとしてた、w」

ピロン

「…えっ、? ほんと、に、?泣」

○○の大きな瞳から涙がこぼれ落ちる。

『○○!?』

流「どしたん、?」

「にぃが、、にぃが、目、覚ましたって、」

駿「ほんま!!!?良かった、、!」

大「良かった、ほんまに良かった、、」

丈「じゃあご飯終わったら会いに行こ!!」

「行くっ!!!」





🏥

ガラガラ

「にぃ、、?」

涼「あ、○○。ごめんね、心配かけて、、」

涼「1人で来たの? 皆んなは?」

「大人数だったら迷惑だから、まずは○○行ってきなって、」

涼「迷惑じゃないんだけどな、w ほら、入ってきな?いつまで入口突っ立ってんのw」

「夢じゃないよね、にぃ、死んでないよね、」

涼「夢じゃないし、勝手に殺さないで?w」

「良かったっ、泣」

涼「ごめんな〜、、こっちおいで?」

ギュッ

「にぃまで居なくなったらっ、どうしようってっ、」

涼「○○を置いて逝くわけにはいかないよ」

涼「まだまだ○○とギューしていたいし!」

ギューッ

「ふふっ、にぃ、苦しいよ〜w」



流「失礼しま〜す」

涼「あ、皆んな。ごめんね、心配かけて」

駿「ほんっとうに良かったです、!!」

和「○○、あんたベッタリやなぁ」

「もうにぃと離れないから。」

涼「え〜、嬉しいけど、申し訳ないな〜w」

ニヤニヤしながらこっちを見てくる山田くん。俺も離れないって言われたい、、

『あ、全然大丈夫ですよ。嫉妬なんてこれっぽっちもしてないです。』

強がってそう言うと、メンバーもニヤニヤしてこっちを見てくる。

涼「その顔、絶対うそw ごめんね、w」

『大丈夫っす。帰ったら俺のなんで。今だけです。』

「今だけじゃないもんっ!!ずっとにぃと居るもん、!」

キッとウルウルおめめで睨んでくる○○。いや、、可愛ええけどさ。

涼「ほんとに死ななくてよかった〜、、」

謙「ほんとですよ!!!」

涼「ほんとにあの時、死を覚悟したもんw」

「えっ、死んじゃいや、」

涼「大丈夫!もうピンピンしてるから!!」

「でも頭包帯巻いてるっ、泣」

涼「にぃは本当に大丈夫だから!な?」

「にぃっ、、泣」

涼「大丈夫。」

情緒不安定の○○。まぁ、1週間もお兄ちゃんが意識戻らんかったんやから、そうなるか。。

ギュッ

「死んだらだめだよ、」

涼「死なないよ。約束。」

「約束っ」

…今日だけ許してあげるか。。


マネ「もうそろそろ、、」

丈「はーい」

『○○行こ』

「、、にぃ、、」

涼「ん。行っておいで。」

「にぃも行くの。」

涼「行きたいけど、まだダメなの。ごめんね?」

「やだ」

涼「えぇ〜?w 困ったな〜、w」

そう言いながらも、普段○○がこんなに駄々をこねるなんてこと有り得ないから、山田くんはちょっと嬉しそう。

涼「じゃあ休憩時間にでも連絡して?」

「うんっ!!」

「行ってきます、!」

涼「行ってらっしゃい。」

「にぃ、大好き」

涼「俺も、○○大好き♡」

…うん、この挨拶、やめさせようかな。



🚗

大「なぁ○○〜。恭平、昨日から嫉妬しとるって、分かっとる?」

「うん??そう、なの、?」

駿「めっちゃカップルっぽい会話してましたもんねw」

「恭平、、怒ってる、?」

『いや??全然怒ってないで?』

「ん〜!こっち向いてっ!」

『んっ!?』

隣に座ってる○○に両手でほっぺを挟まれて、ちょっと申し訳なさそうな顔で、、

「ごめんね?後でぎゅーしよ?それで許してくれる?」

って言われたもんだから、、

これはさぁ。反則やん???

『…許す』

「良かった〜」

流「…○○ってさ、さらっと可愛ええことするよな。。首傾げるのアカンよな。」

和「ほんまほんま。無自覚なんやから、罪よなぁ〜」

謙「てか隣座ってんやから今ハグできるんやないん?」

「皆んな見るでしょ」

丈「まぁな」

「恥ずかしいじゃん」

大「あ、それは恥ずかしいんや。」

『あの〜。いつまでほっぺ挟まれとけばええん?』

「あっ、ごめん!」

駿「ほんま恋愛ドラマよなw」

丈「あ、恋愛ドラマといえば今度○○恋愛ドラマするんよな?」

流「恭平嫉妬案件やなw」

「嫉妬してくれる〜?」

『当たり前やんか』

「可愛いっ」

『可愛くない!』

「んふふ」

6(何この会話。尊い通り越して天使やん)



🏢

廉「あ、おはよう〜」

「廉〜!!おはよう!」

ギュッ

廉「…○○から抱き着かれるという、こんな日が来ていいんでしょうか」

「あ、もう大丈夫。」

廉「え、やだ」

ギューッ

「助けてー!!きょうへー!!」

『すんません、廉くん。この子、俺のなんでかえしてもらいますね』

俺の隣居たくせに廉くん見つけた途端駆け寄って行って抱きつく○○。で、廉くんに捕まって俺に助けを求める。それ、捕まりに行ったようなもんやからな?

「え??恭平??どこ行くの?」

和「イチャイチャしに行ったなw」

「おにーちゃーん助けてー!」

丈「無理ー」

「恭平怖ぁーいー!」

『怖くない』

廉「あらー、嫉妬させてもたなぁw」

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