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 私はなんでものを見ているのであろう。

私の相棒が目の前で戦い、こちらに助けを求めている(ように見える)のに私は何もしないのである。

飛んだ糞野郎だ。

 過去に中也がこう言っていた気がする、

「なぁ太宰」

「ん?なぁーに?中也」

「俺がもし死んだら、テメェは如何する?」

「え?中也が死んだら?私も死ぬよ」

「…そうか、」

あの会話はこの日が訪れるのを分かっていた上で話していたかもしれない。

 綺麗だなと思ってしまった。

私は目の前で倒れた中也を見て思ったことだ。

中也が最後の最後で私の方は走り、助けを求めようとしていた。

しかし私は呆然と見ているだけで何もしなかった。


「ねぇ、中也」

中也が死んで一月が経つ。

私は毎日が暇で暇で仕方がないと思った。

「もう死んでもいいかな」

そう考えると共に私は川へと向かった、

私はこの世に生きていい理由を考えていた。

中也がいなければつまらないとわかった。

「中也、___これで一緒だ」


太宰さんが死んだ。

僕は薄々気づいていたのかもしれないのに助けることができなかった。

僕は今日も寒いです。

隣に太宰さんがいなければ、僕は何をしたらいいのでしょう。

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