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朧
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Null
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おばけさん
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#wrwrd
8/|/aB(旧アイビー)
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翌日
俺らは児童所に向かうべく
二人肩を並べて歩いていた
寄り道がてら、カナエの好きな花が咲いている公園に来た
人通りが少なく、カナエが一人で行くこともある
昨日の雨が嘘のような雲ひとつない晴天だ
初夏の風が微かに頬に触れて通り過ぎていく
「晴れてよかったね〜」
「…あぁ」
「今日も雨だったら、サーシャのこと待ってる子たちが悲しんじゃうもんね」
「別に悲しまねぇだろ」
「え〜 僕だったら世界最強クラスの人に会えるなんてすっごい嬉しいけど」
「俺にはお前いるし」
「”最強クラス”の相棒がな?」
「まぁ、それもそっか」
「そうそう、この花見てよ」
「…?なにこの花」
「ナズナ」
「僕のお気に入りの花なんだ」
「ふーん…お前花とか興味あるんだ」
「興味っていうか、この花が好きだからさ」
「なんで?」
「なんとなく?笑」
「…もし僕がこの世からいなくなって、来世が平和だったらここでサーシャを待つだろうなぁ」
「…」
「…なんか街の様子おかしくない?」
「そうかぁ?」
「地球外生命体と戦うなんて日常茶飯事なんだから、普通だろ」
「それにしても、
この騒がしさ気味が悪くない?」
…たしかに
カナエの言うとおり街の様子がいつもと違う
この街を襲う地球外生命体は低レベルのものだった
だが、今日は違う
この様子じゃLv5…
いやLv7相当の騒ぎだ
「…なぁ、低レベを相手にしてるのが当たり前になってる部隊の奴らやべぇんじゃね?」
「僕たちも参戦しなきゃ!」
「…あぁ!」
なんだよこの有様…
街中のいたるところに部隊の奴らが倒れてる
いや…死んでる
なんだ、?
今回の地球外生命体はどんな攻撃なんだ、?
「サーシャ!見て!」
「…ッ!」
「あれって、部隊の中でも 僕たちの次に強かった…」
コイツらでも太刀打ち出来なかったのか…?
いったいどんな地球外生命体なんだ?
「とりあえず、僕たちでも太刀打ちできるか怪しいからもっと人を…ぁッ!」
「…どうした?カナ、エ…」
振り向いたとき
カナエはそこにいなかった
いたのは、攻撃を突き刺されたまま地面に倒れているカナエだった
俺たちが倒れた部隊の奴らに夢中になっているときに不意をつかれた
全身に汗が滲み出てくるのが分かる
「カナエッ!」
「……サーシャ、ッ」
「話すな、何も言うな」
「お前はじっとしてろッ! 」
仇をうつ
絶対にコイツを殺してやる…!
殺意で頭がいっぱいだった
カナエの言葉も聞かずに俺は腰に刺さった剣を抜き、無我夢中で戦った
____ただ、そいつは簡単には倒れなかった
しぶとい
ここで負けてたまるか
力を振り絞って精一杯の一太刀でそいつの急所をぶっ刺した
「サーシャ…」
「僕…お前と旅ができてよかったよ」
「ッばか!」
「ここで終わりみたいに言うな!」
「…笑、サーシャが人の死に本気になるなんてらしくないね 」
その後、俺はカナエを担いで真っ先にアイデンティティ治療管理院に向かった
しかし、カナエは着いてすぐに息を引き取った
葬儀もすぐに行われ、俺はカナエの墓の管理を任された
「お前が先に死ぬなんて分かってた」
「…でも、こんな形じゃない」
「もっと先まで、
せめて寿命で死んでほしかった」
「もしそうだったら、俺も少しは立ち直れてたのかな…」
“絶対に見つけ出してやるから”
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コメント
1件
うわっ……第3話、一気に空気変わったね。序盤のほのぼのした雰囲気から一転、カナエがやられる展開はマジで心臓に来たわ。「らしくないね」って笑いながら逝くの、強すぎるだろ……サーシャの「お前が先に死ぬなんて分かってた」って台詞、グッと来すぎて画面の前で固まっちまったよ。次からどうなるん?復讐劇になるのかな。続きめっちゃ気になる🔥