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夏の訪れを感じる広大な庭
その中にぽつんと立っている一輪の花
その花の名前は
『テッセン』
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頬に当たる風か頗る穏やかで暖かい
体全体を照らす眩しいはずの日光も今は晴れやかな気持ちにさせてくれる
夏が近ずいているのを感じる
とても眩しい
庭にあるテラス席 一輪のテッセン
そして
自ら輝いていると思う程美しく照らされている
翠泉 様
本日もいつも通り金髪の髪が綺麗だ
私は手にバスタオルを取り、いつも通り業務をこなす
翠泉様はそれを眺めていた
『・・・やっぱり私も手伝う』
少し気まずそうに話す翠泉様はとても愛らしい
「お嬢様。先程も言った通り大丈夫ですよ。
このくらい1人でできますから。」
そう話しても翠泉様はあわあわなにをしようか考えてらっしゃる
「あとで一緒に何か料理をしましょう。 」
私はそう提案した
『えっと、、そうね。そうしましょう!』
相変わらずおどおどしているが元気になってきている。
「なにを作りになられたいですか?
甘いものでも辛いものでもなんでもいいですよ。」
そんな他愛もない話を続ける
私の幸せは翠泉様の幸せ
それが一生変わることは無い