「ショッピくんってしたいこと、ある?」
したいこと?したいことってなんや…例えば?なんやろう。
「えっと、どういう、ことですか、?」
と言うと、少し笑って
「そのまま。欲しいものとかでもいいし、やりたい事でもいい。して欲しいことでもいいよ。内ゲバでもいいし、掘ってあげてもいいよ。」
とドヤ顔をしながら言う。
「嫌です(即答)」
「ちぇーって、話ずれてるんよ。」
ずらしたんは誰やねんと言いそうになりながらも、口の中にその言葉をとどめる。ん…?今ふと思いついた。この軍から抜ければ死なずに済むんじゃね?と。だからと言って、軍をぬけたいと言ったらこの人たちはおかしくなる気がする。どうなるのかは想像できないが嫌な予感がしていた。
最終的に考えた答えは
「あ、あの…えっと…」
「うん、ゆっくりでいいよ。」
「…何があっても、俺を信じて欲しいです。」
しんぺい神さんの顔が暗くなった。やっぱり無理な話だろうか。
「それだけでいいの?」
「それをしてもらえれば、わいは満足です。」
snside
ショッピくんは何か抱えている。
俺らには言えない、何か。
飯を食べてから、何かあった。
遅刻してから…夢で何かを見たのかもしれない。
「じゃあ、ごめんね。戻ってもいいけど…どうする?」
「部屋の方が…することがあるので」
「うん。分かった。ちゃんと栄養とってね。」
「はい。」
1人にするのは怖いけど、ここにいるのは辛いだろう。他の人が来るから…それがコネシマとかならいいけど。
knside
信じて欲しい。
それがあいつの願いだった。
それを聞いて、
泣いてるやつ。
驚いてるやつ。
どういうこと?と悩んでるやつ。
等様々。他の人が来るのが怖いのか、部屋に戻ることを選んだ。後で行ってやろう。いや、行かん方がええんやろうか。でも俺は結構いつも通りの対応…
「あ!!!!!」
「うっさ、」
と辛辣な言葉をトントンに言われたが、こればっかりは許して欲しい。
またひとつ、気づいたのだ。
いや、思い出した、と言うのが正しいのかもしれない。
「こん中でさ、明らかに避けられてるやつ…おるよな。」
何人かが体をビクッと震わす。
「はぁ〜、実は自覚あってん。軍団で飯いこ言うた時も毎回用事。怒っとる訳ちゃうけど…なぁ?」
そう。大先生も避けられてるやつのひとりだ。
逆に避けられていない人をあげよう。
俺
チーノ
シャオロン
ゾム
トントン
だけだ。
明らかにわかる態度の違い。
何が彼をそうするのかは分からないが、この俺を含む5人以外と話している時は笑顔がないのだ。
原因は分からないが…事実なのだ。
あの日を境目に、キッパリと態度が変わった。
コメント
7件
うわぁ~やっぱ皆異変には気づいて来てるんやな、 続き楽しみにしてるぜッ!
段々メンバーも気づいてきてるというか、、真相に近づいてきてる感じですな。続き楽しみ!
今回も神!(めっちゃ言うね!(´ ・ω・`)ソウダケド....)