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rbru/nmmn/ご本人様関係NOTHING
一切18要素なし 純愛
rb『』 ru「」
こんなに可愛い純愛書いたこと無いかもってくらい純愛
リクエスト感謝ですまじで
汚心を持ちすぎて純愛とは??と一瞬全てが崩壊して作ったお話です
純愛をした覚えが無さすぎて大号泣不可避でしたよ
ーーーーーーーーーーーーーーru side
2人で飯を食った時。
『ね、顎にご飯付いてるよ』
そう言われた。
こうやってなるから飯に行くのは苦手なんだ⋯、と考えながらもどこについてるかを探ろうとした。
「ここ?」
『いや、もう少し右』
「ここ?」
『上行き過ぎ』
『あーもうもどかしいな!!』
そう言って君は俺の顎についてる米粒を取って、君はその米粒を唇に付けた。
「は、お前、そんな汚いの食べようとしてねぇよな」
『別に汚くないでしょ』
そう言って頬杖をつきながら口に入れて笑う彼に
俺は恋をした。
まるで漫画のような仕草をする彼に、
まんまと落ちてしまった俺。
こんなん恋煩いになる以外どうしろと言うんだ。
アーカイブも非公式サイトも何度も見て
君の好みを知った。
香水だって君の好きな匂いにしたんだ
君は気づいてくれるのかな
『⋯何か良い匂いする』
「え?まじで?」
わざとすっとぼけて返事をする。
俺の香水って君が気づいてほしいから。
『小柳くんからかな。ちょっと匂いかいでいい?』
「あぁ、」
そういって少し頭を傾けて、君に近づく。
つい緩んでしまいそうなこの口元をなんとか抑えた。
『⋯あ、やっぱり小柳くんだ』
『いい匂いだね。どこで買ったのー?』
「確か⋯っと、ここだった気がする」
『ほんとー?小柳くんとお揃いで買おうかな笑』
「まじかよ、笑笑」
そうやって、至って平然に。
熱くなってしまいそうなこの顔を
必死で隠した。
きっと、こんなに期待してたら痛い目を見る。
でも、もう少しだけこの恋煩いに毒されて居たい。
ーーーーーーーrb side
笑った顔を見ると嬉しくて
照れた顔を見ると胸が驚く程にドキドキして
君の色んな顔をもっと見て居たい。
そんなことを考えてしまった。
一瞬考えてはもう駄目で。
俺の頭は君で一杯になっていた。
『⋯⋯俺のこと好きになってくれないかなぁ⋯、』
願うはずもない言葉なのに、
少し期待をしてしまう俺が居た。
言霊で叶いやしないか、そんなことまで考えてしまった。
ーーーーーーーru side
恋する少女が可愛いというのならば、
俺が今更恋をしたって可愛く思ってくれるのだろうか。
ただの仲間で、仲が良いだけで。
可愛いなんて微塵も思って貰える存在ではない。それでも可愛いと思って欲しい矛盾が俺を渦巻いた。
君の前でだけ変になってしまう態度も
君の虚言に振り回されてる俺も
君は少しでも可愛いと、そう思うのだろうか。
なるはずのない、思うはずもない
恋焦がれている俺の妄想は、ただ君にだけだった。
どれだけ一途な感情で思っても、重い感情で思っても踏み出す勇気がなければ何も変わってくれやしないのに
馬鹿みたいに恋焦がれて恋煩いになって
そんな俺を、君は気づいた時にどう思うんだろうか。
自分が馬鹿らしくなってしまう
これまで気にしてもいないことを
全部気にしてしまって
君の好みは全部知りたくなって
こんなに君のことを知りたいのに、
知ろうとしたらきっと俺は余計に君に焦がれるだろう。
俺の初めての恋心を盗んだ君はいつだって小悪党だ。
責任を取ってほしいなんて馬鹿げた言葉だ
でもそんな馬鹿げた言葉を君に伝えたい俺は、恋に振り回されている
何よりも馬鹿な人物だ。
君にこんなに焦がれた俺は
隠してばっかの弱い人間だ。
思わせぶりをして
ちょっと匂わせて
君に正直に愛を伝えられたら、君が愛を伝えてくれたら
俺はどうなってしまうのだろう
ほら、また馬鹿な妄想。
「どうしろってんだよ⋯⋯ばか⋯⋯⋯」
自分の顔を手で防ぐ事しか出来ない。
ーーーーーーーrb side
甘ったるい様な恋情なんて持ちたくないよ
でも、君が可愛すぎるせいだ
こんなにも焦がれて甘い気持ちを持ってしまうんだもん。
燻りそうになるこの気持ちからは
いつ解放されるのだろうか
君の笑顔はずっと見ていたいちょっと情けないような可愛い笑顔で
そんなんだから他の人と付き合うなんて事もありえるのに
なのに踏み出さない俺は優柔不断で
好きと可愛いを思っていたって
所詮は声に出さないと何も変わらない
そんなこと何度も思い知らされているのに
言いたくて言いたくて仕方がないのに
言えないとうずくまってる俺は毎日言葉に魘される
『⋯大好きなのにぃ⋯、』
君を想って泣きそうになって
こんなに恋が辛いなんて聞いた覚えないよ
大好きだと言って君を抱きしめられたら
君の頬に優しくキスができたら
君の細長い指と手を繋げたら
こんなことばっか考える俺は
気持ち悪いだけなのだろうか
それとも恋の病に魘されているだけなのだろうか
正解を探しても見当たりはしないのに
正解を作ることは出来ない俺に
君はどう思っているのかな
こんなにも可愛い君の事を
今すぐにでも俺の恋人にしたいのに
俺に好意があるのか分からないその人に
どうやって気持ちを伝えると言うのだ
検索したって見当たらないし
星座占いだって嘘ばっか
一生解けない恋の魔法にかかった俺は
部屋で一人座り込んで膝に頬をついて
長い髪を弄って
一人呟くことを繰り返す
『小柳くんが大好きなのに』
いっそ知りたくなんて無かったこの感情
そうやって心の中で嘘を付く
ーーーーーーーru side
いつだってかっこいい君に俺は毎日魘されてしまうんだよ
好きって、かっこいいって
そんな可愛い一言君に言えないよ
可愛いって思って欲しいけど
照れてしまうのは嫌なんだよ
付き合っても居ないのに
俺の事だけ見て欲しいって
なんて強欲な気持ちを持ってるんだろう
少しでも勇気を出したら変わるかな
「⋯なぁ、今度2人で出かけない、?」
『!、めちゃくちゃ行きたい』
「まじで?」
「行こう」
『あ、この前遊園地のチケット6枚くらい貰ったんだよ』
『だからそこ行こ?』
「⋯分かった、」
「てか何で6枚も貰ってんだよ⋯笑笑」
俺が冷静に話してると思ったら大間違い
心臓バクバク
⋯6枚あったらきっとみんなで行こうっていうくせに
2人で行くのを尊重してくれる
そういう所が大好きで仕方がないんだよ
「楽しみにしてるわ」
『俺もです』
お揃いの香水を付けてきてくれはしないか
そう思う俺は
君の心に一歩近づけたかな
ーーーーーーーfin
これ続き作るか迷う
リクエスト有難う御座いました✨☺✨
コメント
6件
にっこり☺️ とても美味しい純愛をありがとうございます…やっぱ両片思いって最高ですね!私もこんな恋がしてぇ… この作品で魘されるの漢字を知れました
本当に有難うございます‥😭すごく‥てぇてぇです‥文才がありすぎて😭🙏ぁぁぁぜひ続き見たいです‥😭
純愛だぁぁぁぁ😭🫶あまりにも甘すぎる!!!もどかしい!!最高すぎる!!!うわぁぁぁぁ!脳破壊されそうです。続きをぜひ😭🙏😭