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頭を握りつぶされたかのような痛みが巡る
「ああ゙、、、クソ」
とマスタードはイライラしながら言い捨てる。
朝からこんなに体調が悪いと仕事に行く事も面倒になってくる。(やるとこがほとんど無いにしても、、、だ)
、、、ホントに熱だったりしねぇかなァ
と熱を測る
しかし電子音と共に映し出された体温は36度8分という平熱より少々高いが仕事を休む口実にはなり得ない温度だった
「マジで何なんだよ、、、」
と呟きため息をつく。
そしてゆっくりとベットから這い出る。
ズキッ
「い゙っっ」
突然襲ってきた新しい痛みに思わずマスタードの口からは呻き声が出た。
視界が霞み痛みでフラフラしてくる。
それは先程の締め付けられるような、ジワジワとやって来る痛みより鋭く鈍い痛みだった。