生まれた日のことは、よく覚えていない。
1番鮮明に覚えていることは薄暗くてジメジメした、赤い場所に私はいた。
最近、よくそんな夢を見る。
赤い部屋にいて、何も無いのに漠然とした恐怖で覆われて、
最後には私のすぐ近くに金属の「なにか」がある。
それだけの夢なのにとてつもなく怖い。
まぁ、なんだ、話を変えよう。夢の話なんて誰も興味が無いだろう。
最近、よく友人が死んでしまうのだ。
高齢とはいえ3日で死ぬやつなんかいるか?
それにその3日でそいつはとてつもなく老ける。
最近驚いたのは15くらいの青年がたったの8日で死んでしまったのだ、
その青年も、死ぬ時はとてつもなく老けていた。
よく言われるのだ「あなたはずっと老けないね」って
私が老けないのではなく、友人の老けが早いだけだ。私はそう思っている。
そうだ、1つ、面白い話がある。
私は産まれた時、母からとてつもなく忌み嫌われ、
「ごめんなさい」
と、言われたのだ。