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次の日。
「う~、英語の課題は終わったけどまだニンジンの味が口に残ってる……朱虎のオニ……」
あたしがどんよりした気分で席に着いた途端、月城くんがすっ飛んできた。
「雲竜っ……さん! 昨日はごめんなさい!」
「あ、月城くん……えっ?」
いきなり深々と頭を下げられて、ぎょっとする。
「な、なに?」
「背中に刺青……があるなんて無責任に聞いちゃって……そんなことあるわけないのにな! は、ハハハ!」
月城くんの言葉に、あたしはどんよりした気持ちが一気に軽くなるのを感じた。
「俺のバカでゲスな好奇心のせいで雲竜……さんを傷つけてしまって、本当にごめんなさい! ゆ、許してもらえませんか?」
「そこまで言わなくても……許すも何もないよ。分かってく***************************
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