💛side 。
俺がフラれた時、
1番に慰めてくれたのは、🖤だった。
🖤「…💛くん、泣かないでください。」
💛『…だって、もう俺、生きていけない…(泣』
🖤「…俺が幸せにします。」
そうやって、俺の手を引いてくれた。
💛『…🖤、でも…』
🖤「大丈夫ですよ、絶対に幸せにするで。」
そうやって微笑んでくれたのが、
約一か月前。
💛『…..🖤、遅いなぁ…..』
誓ってくれた約束とは違い、
🖤は毎晩家を空けていた。
💛『…..おれ、捨てられちゃったかな…..』
🖤の服の匂いを嗅ぐ。
💛『…🖤、かえってきてよ、(泣』
その時、玄関の扉が開いた。
🖤「…..ただいま。」
俺は玄関に走って、🖤を出迎えた。
💛『…おかえりっ、』
🖤「…あぁ、まだ起きてたんだ?」
💛『…うん、🖤帰ってくるまで、待ってた…』
🖤「そっか。」
💛『…..なに、してたの、?』
🖤「…別に。」
💛『…..そっ、か…』
🖤「俺もう寝るね、おやすみ。」
💛『…..おやすみなさい、』
🖤が寝室に入ったあと、
俺は用意していたご飯にラップをかける。
💛『…❤️さんに謝んないとな…
折角、料理教えてくれたのに…』
携帯の画面が光る。
そこには、❤️さんから
『💛、どう?🖤帰ってきた?
ご飯、食べてくれた?』
と、心配のメッセージが。
💛『…ちゃんと返さないとな…』
『食べて貰えなかったよ、
だからひとりで食べようと思う、笑』
そう返すと、すぐに既読がついた。
『…そっか、それは残念だったね…
俺、今から行こうか?ちょうど眠れないし。』
と、優しいメッセージが帰ってきた。
💛『……..』
誰かに、この寂しい気持ちを
埋めてもらいたかった。
『…来てほしい、家の前のコンビニで待ってる。そのまま❤️さん家、行ってもいい、?』
気付けば、そんなメッセージを送っていた。
『大丈夫だよ、すぐ行くから待っててね。』
俺はそのメッセージに既読をつけた後、
服を着替え、外に出た。
まだ2月。🖤の誕生日のために頑張って
作ったご飯も、食べてもらえなかった。
💛『…..俺、彼女でいる意味あるのかな…』
コンビニの前で❤️さんを待ちながら、
そんな事を考えた。
❤️「💛、お待たせ。」
低くて安心する声。顔を上げると
そこには❤️さんが居た。
💛『…❤️さん、』
俺は思わず、❤️さんに抱き着いた。
❤️「…よしよし、辛かったね…
いっぱい泣いていいんだよ?」
❤️さんは俺の頭を優しく撫でてくれた。
💛『…っ、ぐすっ、うぅっ…』
❤️さんの優しさに触れて、ずっと
このままでいたい。なんて…ダメな妄想をして。
❤️「…少し、落ち着いた?」
❤️さんは俺の頭を優しく撫でながら、
そう呟いた。
💛『…..うん、ごめんね、ありがと…』
申し訳なくなって、❤️さんと距離を取る。
❤️「…💛、寒くない?
俺のコート、貸そうか?」
❤️さんはそう言って、俺にコートを着せた。
❤️「これで寒くないね。」
なんて、優しく微笑んで。
🖤side 。
俺が家に帰ると、💛が走って出迎えてくれた。
本当に可愛い子犬みたいだ。
💛『…おかえりっ、』
寒そうな体で俺を出迎えてくれる。
その姿が愛くるしい。
だから意地悪したくなるんだ。
💛はどれだけ俺に尽くすんだろう、って。
あえて冷たく接して、
その切なそうな顔がかわいい。
すぐに寝室に入り、寝たフリをする。
俺が寝た後の💛の行動が気になるからだ。
いつもならすぐに同じ布団に入ってくる。
が、今日は入ってこない。
入ってこないどころか、外に出て行った。
🖤「…..は?」
バレないように💛の後を追った。
💛は誰かと待ち合わせをしているようだ。
俺がいるのに?は…?
なんて苛立つ心を隠しながら追跡した。
しばらく待っていると、見覚えのある顔が。
同じメンバーの❤️さんだ。
💛は❤️さんの顔を見ると、
嬉しそうに、にっこり笑った。
🖤「…..はぁ、?俺より❤️さんがいいわけ、?」
思わず声に出してしまった。
💛と❤️さんはふたりで歩いて行った。
俺は追跡をやめ、家に帰った。
🖤「…..帰ってたら覚悟しとけよ、」
そう呟いて、💛の帰りを待った。
)遅 く な り ま し た 、
長 す ぎ ち ゃ っ た 、笑
こ れ 一 話 だ よ ? ? ?
コメント
5件
続篇ありますか??😵💫💗💗
めっちゃ好きですーーー!続き楽しみにしてます!
まぁじで続編待ってます!!