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(みんな、行ったかな…)
なんだか、みんなの前で着替えるのは抵抗を感じる。
みたくないとかじゃないけど、嫌だ。
「…あー、やりたくなーい」
今日は、転校生と仲良くなろう!の会でみんなでドッチボールをした。
「…!輝夜!よけろ!」
「え?」
「ふぎゃ!」
顔面にボールが当たった。情け無い声を出してしまった。
あぁ、天に昇りたい。早く夜になってくれ。天人迎えにきて下さい…。
「ごめん!まじで…」
「大丈夫、避けなかった俺も悪いし…」
「っ!…鼻血出てるぞ!…早く保健室に…」
「俺がいく」
「神主?!…ほんとなのか!…ありがとう!」
「失礼します…。あの、怪我人がいて…」
「あら?…鼻血が出てるわね。ティッシュ…はい」
「ありがとうございます」
「うぅ、ごめん」
「大丈夫だ。問題ない。」
「というか、服に血がついている」
「俺のジャージを貸す。」
「ええっ?いいよ、なんだか申し訳ない…」
「遠慮するな。」
「ふぎゃ!」
(なんなの?!…この性格、顔面、身長…モテる!)
「竹取、顔が赤いぞ。熱か?」(頬に触れようとする)
「…やめて!」(手を取り払う)
「?…では、何故そんなに赤いのだ?」
「…お前のせいだろ!」
「俺の?……!…もしかして!…竹取は熱中症か?」(首に触れる)
「うむ。やはり、すごく熱い」
「…〜//!…お前のせいだろ!…お前が…!照れさせるから…」
嗚呼、こんな 主人公みたいな
「…?…つまり、竹取は俺に惚れているのか?」
「…鈍感」
ただ、物陰でじっと見つめてるだけで良かったのに!
「〜!」
「よし、なら付き合おう。竹取。」
「は?…おまっ…何言って…」
「惚れるという事は、好きという事だろう?…つまり、付き合えばいいのだな!」
「…あぁ!」
だから!なんで!!俺と付き合うの〜!!!
紫式部が書いた源氏物語みたいな感じが見たかったのに〜><
「…まだ、わからない。」
「なるほど。なら俺は竹取を惚れさせればいいのだな」
「なんでだよ!……黒田さんとか、岩田さんとかにはきょうみないわけ?」
「くろだ?…いわだ?…よくわからないが、そいつらより、竹取の方が可愛いと思うぞ。」
「ぐっ…そんなの…」
もう、主人公になりたくない。
「…竹取?…大丈夫か?」
「だ〜か〜ら!大丈夫!」
キーンコーンカーンコーン
「あ!終わったし、もう教室いこ!」
「あ、嗚呼」
ここからはおまけです(保健室の先生目線)
「つまり竹取は俺に惚れているのか?」
!?まてまてまて!
保健室で言う!?…一応、先生いるんだが…
「…鈍感」
…!神!
もうこれ公式カップリングじゃん。なんの公式かはわからないけど。
腐腐腐…