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「あ！奏！」
昔からの友達に声を掛けたら、
『ちょっと待て、お前誰だよ！！』
何故か忘れられてました。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「はぁ！？ 何で忘れられてんの！？ ほら、六本木仕切ってる灰谷兄弟の弟！！」
思い出してほしい竜胆君
×
『えぇ？ 六本木仕切ってんのは灰谷蘭じゃないの？』
思い出せない奏ちゃん
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「あ”ーーー！！何で俺の記憶だけ消えてんだよ！！！」
『てかまずあんた誰よ！！！』
「灰谷竜胆だよ！！！」
『知らん！！！』
「おい！！！」
月原奏
灰谷兄弟とは旧知の仲だったが、ある日を堺に突然竜胆の記憶がなくなった。
原因は不明。
灰谷竜胆のことは見たことがある気がするがもやがかかっていてよく思い出せないよう。
灰谷竜胆
奏とは旧知の仲で、奏のことが好き。
でも自分の記憶だけ奏の中から消えていて悲しくなっている。
どうにか思い出させようと奮闘中。
灰谷蘭
面白そうでずっと二人を見守っている。
原因を知っている…？
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