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海星雨=🌧(カイセイ アメ」
今日も雨だった、梅雨の時期だから 雨蛙もガアーガア鳴いていた。夏場の
セミ並みに煩かったけど、
チリンチリンと鈴が鳴るがそこには誰も居ない様に見えた….がそのお客は背が
低くてたんに見えなかっただけだった
海星、雨(カイセイ、アメ)という少女は158㎝しか背が伸びていない、だが21歳である。所謂ロリータの様な背格好だ 私よりも一歳年上の彼女はいつも
シーシャよりも魚を見ている人でソフトドリンクをずっと選び続けてる人だ
🌧「魚…新しい..居る」
❄️「あ、その子ですか?
その子はブルー ゼブラダニオって
種類で…」
🌧「ゼブラダニオ…」
少し頬が緩んだ気がした…..
海星さんは水族館の事務職をしている
そうで、魚の餌の発注やその他の手続き等色々な事を助けているらしい、
🌧「こっち、また..新し」
彼女が指を差した先に、一つで泳ぐ
ベタが居た..その奥の棚にはブラック
ネオンがネオンテトラと泳いでいた
🌧「この子,ベタ、オス?」
❄️「あ、そうです他の子と入れると
闘魚なので大変で…」
🌧「…」
どうやらベタに見惚れたらしい。
ー12:38ー
🌧「バイバイ」
❄️「はい、また来てください」
🌧「うん」
海星さんが帰った。
水槽の中で流れる水海月の眼点が
私の明暗を確かめている気がした、
今日も雨音が響いている…ポツポツ
ザァザアと響く、ふと本を開く
海月の本,1匹のクラゲが1匹のクラゲに出逢ってしまって苦しむ話
当初は面白かった、でもクラゲは脳が無いから感情が無いしただ流れに乗って出されるだけ子作りだって、オスのクラゲがポリプを出してメスがそれを
勝手に受け取って作るだけ..それだけ
子供に抱く愛など無い、それがクラゲ
と気づいてからはもう何もなかった、
私は何をしている?なんで生きてる?
❄️「まだ…あったっけ」
そんな呑気なこと言いながら、 棚から出した薬を飲んで寝た。