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#夢主
そら
255
みゅう

68
医務室を出てから数日。
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〇〇の怪我は順調に回復していた。
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まだ肋骨は痛む。
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無理はできない。
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それでも日常は戻りつつあった。
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訓練場の声。
食堂の賑わい。
仲間たちとの会話。
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そして。
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リヴァイとの時間も。
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以前より少し増えた。
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けれど。
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一つだけ変わったことがある。
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リヴァイは待っていた。
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急かさなかった。
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返事を求めなかった。
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あの日。
医務室で伝えた言葉の返答を。
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ただ静かに待っていた。
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だからこそ。
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〇〇はちゃんと伝えたかった。
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ある夕方。
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兵舎裏。
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十五歳の頃から何度も通った場所。
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風が吹く。
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少しだけ緊張していた。
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向かいにはリヴァイ。
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いつも通り無愛想な顔。
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けれど。
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僅かに硬い。
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彼も緊張しているのだと分かった。
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それが少し可笑しかった。
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「リヴァイ」
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「なんだ」
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短い返事。
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〇〇は深呼吸した。
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胸がどきどきする。
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不思議だった。
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告白されてから。
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何度も考えた。
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自分の気持ちを。
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好きな自分でいられる相手。
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無理をしなくていい相手。
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安心できる相手。
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嬉しい時に一番伝えたくなる相手。
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苦しい時に一番会いたくなる相手。
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死にかけたあの日。
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目を開けた瞬間。
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無意識に探していた顔。
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全部。
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答えは同じだった。
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「私ね」
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声が少し震える。
そして。
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真っ直ぐリヴァイを見る。
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逃げずに。
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今度はちゃんと。
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「私ね」
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胸が高鳴る。
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けれど不思議と怖くない。
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「リヴァイのことが好き」
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沈黙。
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風の音だけが聞こえる。
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リヴァイは動かなかった。
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いや。
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動けなかった。
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何年も。
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何年も欲しかった言葉だった。
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夢じゃないかと思った。
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「……もう一回言え」
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「えっ」
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「聞き間違いかもしれねぇ」
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そよは吹き出した。
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「聞き間違いじゃないよ」
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笑いながら言う。
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「好き」
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「リヴァイが好き」
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その瞬間。
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リヴァイの理性が吹き飛びかけた。
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抱き締めたい。
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今すぐ。
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力いっぱい。
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離したくないほど。
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だが。
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腕が途中で止まる。
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肋骨。
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まだ治っていない。
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抱き締めたら確実に怒られる。
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そして何より怪我人だ。
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リヴァイは深く息を吐いた。
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「……くそ」
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「?」
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「抱き締められねぇ」
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〇〇は思わず笑う。
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本当に悔しそうだった。
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まるで子供みたいに。
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それが可愛くて。
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さらに笑ってしまう。
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すると。
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リヴァイは一歩近付いた。
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〇〇の頬に触れる。
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優しく。
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壊れ物を扱うように。
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そして。
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額へ。
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そっと口付けた。
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一瞬だけ。
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本当に一瞬だけ。
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けれど。
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それだけで胸が熱くなる。
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「……やっとだ」
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掠れた声。
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何年分もの想いが滲んでいた。
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〇〇の胸も締め付けられる。
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リヴァイは少し俯いた。
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それから。
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真面目な顔になる。
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「一つ約束する」
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「うん?」
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「お前を束縛しねぇ」
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〇〇が目を瞬く。
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「俺は知ってる」
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静かな声。
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「それがお前にとってどれだけ苦しいか」
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前の恋人のことを言っているのだと分かった。
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「誰と話そうが」
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「誰と笑おうが」
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「お前の自由だ」
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リヴァイは〇〇を見る。
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真っ直ぐに。
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「俺はお前のそういうところも好きだから」
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「ずっとお前らしくいてほしい」
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「それだけだ」
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〇〇はしばらく黙っていた。
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胸が温かかった。
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安心した。
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そして。
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思わず笑ってしまう。
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「なに笑ってやがる」
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少し不服そうな顔。
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それがまた可笑しい。
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「だって」
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〇〇は笑う。
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昔と同じように。
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心から。
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「リヴァイらしいなって思って」
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リヴァイは一瞬目を細めた。
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そして。
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本当に少しだけ。
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誰にも見せないような穏やかな笑みを浮かべた。
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十五歳で出会った二人。
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遠回りして。
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すれ違って。
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失いかけて。
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それでも。
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ようやく辿り着いた。
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〇〇 は思う。
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好きな自分でいられる相手。
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それはきっと。
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今、目の前にいる人なのだと。
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そしてリヴァイは。
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何年も胸の奥に抱えていた願いをようやく叶えたのだった。
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