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「もしかして瞬?」
俺は誰かに話しかけられ、声のした方へ顔を向けた。そこには俺の幼なじみだった杉野蒼(すぎのそら)がいた。俺たちは小学校まで一緒だったが俺が親の仕事の都合で引越し、別の中学校に行ってしまった。
「そら!久しぶり!」
「瞬こそ!小学校ぶりだね!元気にしてた?」
「元気にしてたに決まってんじゃん!それよりここは?たくさん人が集められてるみたいだけど。そらは何か知ってる?」
「なーんにも知らない。突然人体模型が入ってきてここに連れてこられたの。」
「俺と同じだ。」
「瞬のところもそうなんだ。」
俺たちは久しぶりにあって、現状を話していると、何処からか声がした。
「みなさーん!Good morning!ってまだnightでしたね。」
そう言うと金髪の子供が空から降ってきた。
「わたしの名前はナヤラン・ゴッドです!突然ですが皆さん!これを見てください!」
そうゴッドが言うと上から大きなスクリーンが落ちてきた。そこには学校で双六をしている人達がいた。
俺たちはしばらくその映像を見せられていた。当然、夜も遅いし眠くなってきた。そうすると突然、スクリーンから叫び声がした。俺はその叫び声で目が覚めてスクリーンを見ると1人が焼け死んでいた。俺たちは映画か何かかと思っていた。そうするとスクリーンの中にいる1人が「た、田中」と言っていた。そこまで見せられるとゴッドはスクリーンの映像を切り、話しかけた。
「皆さん!これは本当に起きていることです!今見せた映像の子たちは1番可能性のあるゴミたちです!このことは多分TVでもしていたのではないのかな?『 学校で集団テロ』と。」
俺が朝見たのと同じだ。
「私はこれの主催者です。そうして私が皆さんを集めた理由は、学校を休んだあなた達にもこのゲームをしてもらうためです!もちろんゲーム内容は違いますが。」
ゴッドがそう言うとみんながザワついた。そうすると1人の不良みたいな子が
「そんな子供だまし誰も信じねーよ!w」
と少しバカにしたように言った。ゴッドは
「じゃあ少し前に出てきてください!」
と元気に言うと、不良の子はニヤニヤしながら前に出た。そうするとゴッドはその子の頭を掴み、
「皆さん!見ててください!このゲームの参加拒否をしたらこうなります!」
と言うと、その子の頭を握りつぶした。校庭には悲鳴が響いた。俺たちはこの時、ゴッドは主催者、あのスクリーンは本当だったと気づいた。