やぁ★るふあだよォ★
今回はオリ物語!「新蒼のバティ」!
色々注意さ!((注意すんのめんどなった
あと話構成が謎!誤字りあったらごめん!
そんではいってら!
夜更け。とある古びた神社。天の川がくっきりと見える夜空の下、一人の少年天真が、境内の石段に腰掛けてスマホをいじっている。彼の表情は少し退屈そうだ。
天真「ったく、親父の使いでこんな夜中に神社掃除かよ。最悪」
その時、境内の奥にある拝殿の縁側から、青白い光が漏れ出す。天真は首を傾げ、音を立てないように近づく。
天真「なんだあれ……火事か?」
拝殿の裏手に回ると、そこには目を疑う光景が広がっていた。
青白い燐光を纏った、巨大な九尾のキツネが座っている。揺らめく尾はまるで銀河の一部が地上に落ちてきたかのようだ。キツネは空を見上げ、掌に小さな光の粒を吸い込んでいる。
天真「うわぁっ!?」
天真は驚いて声を上げ、尻もちをつく。キツネ――蒼がゆっくりと振り向く。その瞳は、感情の読めない、底の見えない「虚ろな青」を湛えていた。
蒼「……見られた」
蒼の声は、冷たく、感情が完全に剥ぎ取られたような響きだった。次の瞬間、蒼の体が光に包まれ、天真と同じくらいの年齢の少年の姿へと変化する。飄々とした人間の姿だ。
蒼「やっほー、人間。君、こんな時間に何してるの?」
いつものニコニコした笑顔で、ひらひらと手を振る蒼。天真はまだ混乱している。
天真「き、キツネ!化け物!?お前、今の……」
蒼「あれ?聞こえなかった?人間は耳が悪いのかな。僕は蒼。よろしく」
蒼はマイペースに自己紹介をする。天馬は蒼のいつもの飄々とした面白さとのギャップに、頭が追いつかない。
天真「あのキツネがお前なのか!?なんだよそれ!」
蒼は「まあ座りなよ」と言い、天真を縁側に促す。天真は警戒しながらも隣に座る。
天真「で、何なんだよ、今の光とキツネの姿は」
蒼「あれはね、『星屑回収』。僕の仕事」
天真「仕事?」
蒼は右手を天にかざす。すると、天の川から再び小さな光の粒がこぼれ落ち、蒼の掌に吸い込まれてくる。
蒼「綺麗、だけど…それが?」
蒼「この光は、人間が死ぬ間際に願う、最も純粋で、最も強い想いの欠片。……つまり、僕は使命として、『死者の想い』を『回収』しているだけ」
天真「回収……」
蒼「そう。回収して、天に戻す。それが僕の役割。そこに感情はない。良い願いも、悪い願いも、区別はない。全ては流れ、消えていくだけのデータだ」
淡々と語る蒼の表情は変わらない。天真は背筋が凍る。
天真「データって…じゃあ、この町で最近起きてる『願いの残骸』の事件も…」
蒼「あれはね、想いが強すぎて天に戻れなくなった、いわば『バグデータ』。僕が浄化してあげないと、悪影響を及ぼしちゃう」
天真「悪影響って…」
蒼「人を襲ったりする。前にニュースでやってた、人が急に暴れ出した事件とか、あれ全部そう」
天真は言葉を失う。自分が今まで、途方もない孤独と虚無を抱えた化けキツネと一緒にいたのだという事実に打ちのめされる。
蒼「…僕にとって、君たち人間は、道端の石ころと変わらない。いつか崩れて消えるもの。感情なんて、本来は必要ないんだ」
蒼はいつものニコニコした笑顔に戻り、ひらひらと手を振ったが、天真にはその笑顔が張り付けたような、酷く冷たいものに見えた。
その時、神社の鳥居の外から悲鳴が聞こえた。
天真「悲鳴!?」
蒼「おっと、ちょうど噂をすれば。『願いの残骸』が暴れてるみたいだね。回収の時間だ」
蒼は立ち上がり、鳥居の方へ歩き出す。天真は慌てて蒼を呼び止める。
天真「おい、待てよ!俺も行く!」
蒼「えー、人間は危ないよ。石ころは家で寝てなよ」
天真「関係ないだろ!俺はこの町に住んでんだ!見過ごせるか!」
蒼は少し驚いた顔をするが、すぐにニヤリと笑う。
蒼「ふーん、面白い。じゃあ、お手伝いしてくれる?」
天真「手伝うってどうやって!?」
蒼「僕の炎で浄化するんだけど、力が強すぎるから、それを君の体を通して制御しなきゃいけないんだよね。言ってみれば、僕の力を繋ぎ止める『杭』役」
天馬「杭役!?」
蒼「別にいいじゃん?君、大切な人を護りたいんだろ?この町の皆を」
蒼の言葉に、天真の脳裏に家族や友人の顔が浮かぶ。
天真「……分かった。やる」
蒼は満足そうに頷く。
鳥居の外。夜の町中で、黒いモヤのような「願いの残骸」が暴れ、通行人を襲っている。
天真「あれか!」
蒼「天真、僕の側に!」
蒼は天真の手を掴む。蒼の青白い燐光が天真の体に流れ込み、天真は驚くが、不思議と体が軽くなる。
蒼「『青い炎』、放て!」
天真は蒼に言われるがまま、掌をモヤに向ける。天真の掌から、蒼と同じ青白い炎が放たれ、モヤを包み込む。
「願いの残骸」は悲鳴を上げ、浄化されて小さな光の粒となって空へ消えていく。夜空の天の川が、一瞬だけ強く輝く。
天真「すげぇ…」
蒼「ふぅ、上手くいったね。やっぱり君は優秀な『杭』だ」
天真は少し疲れた様子で息を吐く。蒼はもう一度、掌に集まった星屑を見つめる。その表情は、少しだけ切なそうに見えたが、すぐにいつもの笑顔に戻る。
事件は収束し、夜明けが近づいてくる。
天真「じゃあ、俺はこれで」
天真が帰ろうとすると、蒼が天真の制服の裾を掴む。
蒼「ねえ、天真」
天真「なんだよ」
蒼「僕、人間界のこと全然知らないんだ。それに、近くにいた方が『回収』の時も便利だし」
天真「だからなんだよ」
蒼「……天馬の家に、泊めてくれない?」
天真「…はぁ!?何言ってんだよ!」
蒼「別にいいじゃん?看病ぐらいするだろ、バディだろ」
天真「さっきまで石ころって言ってたやつが看病!?」
蒼「僕、料理もできるよ。キノコ料理専門だけど」
天真「食えるかぁぁぁ!」
攻防が始まる。
結局、押しに負けた天真は、蒼を連れて自宅へ帰ることにする。古びた神社の石段を、二人の少年が並んで登っていく。
天真「ったく、世話が焼けるキツネだな」
蒼「仕方ないでしょ、君が不便な体なんだから」
蒼はそう言いながら、満足そうに笑っている。その瞳はもう、「深い闇」ではなく、天真という存在を得て、少しだけ光が宿り始めていた。
これは、途方もない孤独を抱えた異形の者と、熱血漢の人間が織りなす、星屑と願いを巡る物語。二人の奇妙なバディ生活が、今、始まる。
どう!?すごくない!?
私にしては頑張ったくない!?
…スーいや、なんでもありません。w
えーと…一応これいっておくと、言葉の
表現はAIに聞いてるからね!?
私は語彙力皆無なんで…w
感想待ってるぜ★そんではバイケモ!
コメント
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良ぉきぃかぁなぁー(リア友自慢)