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目が覚めた。
ここは何処だろうか…?
[……]
ただ白い空間が広がっている。
私は誰だろう…?何かを忘れている。
取り敢えず歩いてみよう。
[…?]
何かある…。鏡…?のようなものがあった。洋風の額縁。金に光っている、ここまでなら普通の鏡だが、通常ならガラスがある場所は真っ黒で何も映らない。
試しに触れてみると、真っ黒な部分は波紋が広がり何かが映った。
[あ…]
二人の“国”だった。
不思議なことに、私はこの国達のことを知っている。
だが、名前や容姿はあまり覚えていない。
確実なのは、この国達は大事な“何か”だった気がする。
その国達は、幼く、着物を着ていて、二人とも猫の耳と尻尾が付いていた。
あれ…国って何だっけ。まぁ…いいや。
この二人の他に、もう一人いる……。
分からない。顔は見えるのに理解ができない。覚えれない。
一緒に遊んでいるようだ。
何か懐かしいようなものを感じた。
[……]
手を離すとその景色は消え。何かが映った。一瞬だけで分からなかったが、軍服を着ているように見えた。たが、すぐに真っ黒になった。
もう、この鏡はいくら触れても、何も映らないようだ。
[…、…]
もう少し回りを調べよう。