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#歌詞ドッキリ
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#日本受け
白狐こはく@カンヒュ民
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この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。
また、現実とは関係はありません。
旧国が出てきます。
グロテスクな描写があります。
史実・原子爆弾の描写があります。
書き手の妄想が大幅に含まれているので、史実に忠実ではない部分があります。
それでもいい人は、ご覧ください。
…もう、限界が近いのかもしれない。そんな事を、ずっと考えていた。
痛くて、あつくて、おなかが減って、喉が渇いて…ずっと、苦しいみたいな。そういうことを感じて、なかなか慣れずにいた。
考えて、思って、思考して…やっぱり、早くこれをどうにかしたいと感じた。
この、痛みを。あつさを。
でも、私は…まだ、ここにいる。
まだ、ここに。
「………。」
もう、呼吸すら難しい。段々と、息が吸いづらくなっていく。吐く時は、無理矢理口を開ける。
…痛い。とても、痛い。口だけでも、とても。
苦しい。明確に、はっきりと…脳裏にその言葉が焼き付く。
そして、この数日間の記憶が、頭へ急速に流れてくる。
…なんで、今なんだ。
明は、もうここにはいない。私より早く、逝ってしまったから。
勝も、麗子も…榊という男性に連れられて、多分…安全な場所にいる。
カメラを持っていたあの人も、恐らく別の市か県に家があるのかもしれない。
海と空は…往った。私は、逝ったとて、同じところにはいけないだろう。
…日本は、大丈夫かな。
これ以上、新型の兵器による死者は、出ていないだろうか。
思考をするたびに、痛みやあつさが邪魔をする。
とても、暑い。熱い。
私はとうとう、目を閉じた。開けることすら、出来なくなったらしい。
暗闇の中。温かくもない。涼しくもない。冷たくもない。ただただ…あつくてたまらない。
頭が、ふわふわし始める。痛みが酷くなると同時、私の全身に、二重に層をかけるように痛みとあつさが広がる。
絶叫したくなるような、激痛。
今すぐ川に…いや、井戸にでも…水があるのなら飛び込みたくなるようなあつさ。
それに身体が拘束され、そして…
私という存在そのものの輪郭が、溶けていくような感覚。
いたい。あつい。
でも…どこか、安心するような。
深海に沈み、底の方に、ゆっくりと、ゆっくりと落ちていくような。
そんな、不安定な安心。
そして私は、「そこ」に溶けた。
最期に思い浮かんだのは、
「ごめんなさい」
という謝罪の言葉だった。
「ここで、私の物語は終わったのだ。
大日本帝国・陸軍は、
『ピカドン』…いや、『原子爆弾』により、
そして、栄養失調や脱水症状などの合併により。
…死んだ。
これから先は、歴史としての生だ。
だから、私が話すのは…ここまでだ。日本。」
コメント
1件
あまさん、今回もすごく重くて、苦しくて、心臓がぎゅってなったよ…。 「輪郭が溶けていくような感覚」と「不安定な安心」、その表現がリアルすぎて、読んでるこっちまで息苦しくなった。最期の「ごめんなさい」が、誰に向けたものなのか考えるだけで切なくなる。 この作品の「闇」は、決して簡単に消費できるものじゃないのに、ちゃんと表現として成立させてるところが、本当にすごいと思う。大切に読ませてもらってます。