唐突だが聞いて欲しい。この世界…ツイステッドワンダーランド、略してツイステの世界は女と言うものが何よりも尊重されているらしいのだ。女は男の3歩後ろを歩け、男は女より優れているというのが昔から寝ずいている(現在ではそれも改善されてはいる)日本とは正反対、対極の考え方なのである。そんな日本出身の監督生を中心に巻き起こる、惨事と言うなのカオスとなったナイトイレブンカレッジの話である
「監督生、はよ。準備良いか?行くぞ」
「鞄持つぞ」
「先、教室入って」
「お前、荷物重そうだな…持つ」
「ほら、こっちだ。エスコートしてやる」
変わり、なんの変哲もない会話_だが、私はこいつらに言いたいことがある。
「…あのな。いっつも思うんだが………」
「なんだ?」
「何かあったか?」
「それ辞めてくんね?」
「それって?」
「それだよそれ。その私に対する扱い。朝だって毎日迎えに来るし、鞄持つし。申し訳ないわ」
「おかしな事を言うな。女性なのだから当然だろう」
「は?当然じゃないわヴォケ。こんな過剰なの初めてだわ。つかまァやったとしても、可愛い女性とかだろ。私みたいな2つの意味でブスな私なんかに対してやる態度やないだろ。」
「何を言っているんだ?お前は十分可愛いだろう」
「えっ、それ本気で言ってるのかデュース。眼科行った方がいいぞ……?」
「待て待て待て!お前なんで自分の事ブスとかなんかとか言うんだよ!?っていうか2つの意味ってなに!?」
「なんでって…事実だろ?後2つの意味ってのは不に女って書いてブスってのと、まぁ女じゃないみたいな感じ。普通にブサイクっていうか意味の事やで」
「女じゃない…?監督生は女性だろう?」
「いやそーゆうんじゃのうてやな。んと、男みたいな女ってやつ。よく言われてたわ」
「よく言われてた!?は!?」
「監督生サン、それは誰に言われたのかな?わーがそげなバガぶっ飛ばしちゃる」
「おんそれはやめよーなエペル。つか異世界やから無理よ。ジャックが驚くの珍しいな。」
「…………」
突然皆が無言になった。何故。顔怖っなになにどしたん?ガチ何があったん??え何こっち寄ってくんな怖いわ。え、なになに怖い怖い怖い!!!軽いホラーやろこんなん!!!!なんか私した!?アッ辞めて抱っこしようとしないで重いから!!!ねぇガチやめろ本当やめろ!重いだろ!?重いって思われたら嫌だから降ろせ!!やめろやめろどこ行く気だ姫様抱っこすんな腕に負担掛かんだろそれ!!!いや軽い体重の人ならいいかもやが私みたいな太ってるデブを姫様抱っこってヤバいやろ!!!?やめろ降ろせ降ろしてくれ!!!ジャックお願いだから降ろしてくれ!!エースも黙ってねぇで助けろや!!!デュースはなんでそんな泣いてんの!?エペルに関しては見せられないよ!セベクお前無言なの怖いんよ声出せ声!!!グリム…は寝てるな論外!!!アッアッやめてそこ寮長会議室!!!!何嫌がらせ!?オフられる!!それかロアられる!!クッソ離せったら!!ビクともしねぇな!?力の差見せつけてくんじゃねぇよ降ろせ!!!
「りょーーーちょーーーーー!!!」
「寮゙長゙だ゙ず゙げ゙で゙!!!」
「寮長!監督生の価値観何とかして下さい!!」
「ヴェルサン監督生サンどげなしてぐれ!!!」
「若様!!!!」
「な、何事だい!?」
「寮長会議中ですよ、何があったのです?」
「オア…もうやだ降ろせ…降ろしてくれ……つか何とかするってなんだ私は!!!普通の!!!事を!!言った!!だけだ!!!!!」
「普通じゃねーんだよ馬鹿監督生!!」
「うっせなんだよ馬鹿って!ブスっつっただけでここまで騒いでるお前らの方が馬鹿だわ!!」
「?ブスってどういう事だ、説明してくれないか?」
「あ、カリム先輩!お邪魔してしまいすみません…いや、えっとですね…私にする扱い方を辞めてくれないか、って頼んだらこうなって…」
「監督生にする扱い?何か不遜な扱いをしてしまったのかい?」
「いや、そんな事はないですよ。ただ、女の子扱いすんのはやめて欲しいって言うかなんて言うか…過剰なんですよ。なんだよ、教室先入っていいよとかエスコートするとか。わしゃどっかの金持ちか美女か?」
「普通の事じゃないか?何かおかしい所でもあるのか?」
「心底不思議そうな顔してますけどおかしいですからねカリム先輩。いやおかしなところだらけでしょ!?」
「…なんだか嫌な予感がするけれど、何がおかしな所なのかしら?」
「朝迎えに来たり鞄持ったりとか、明らかおかしいですよね!?先輩達も良くやってるけど私みたいなブスにやんなくていいんですよ!?こんな男みたいでブスでデブで馬鹿な私なんかにそんな扱いせんくていいんですよ、マジで。仲良くしてくださるのは嬉しいですけど」
「すみません監督生さん、貴女が何を言っているか分からないのですが…」
「まどろっこしいな、草食動物。お前は元の世界でどんな扱いを受けてたんだ?普通そんな自分を卑下する様な事言う奴いねぇよ。女だったら尚更な」
《そういえば、監督生氏は良くだんそんじょひ?とか言ってましたな。あれと関係あるの?》
「え、男尊女卑をご存知でない?あでも外国なら当たり前か?男尊女卑って言うのは、男が優れていて女はそれより劣っている、みたいな考え方の事ですよ、要は。」
《ンミ゜ョ》
「は?何そのクズ共。男の風上にも置けないわね。」
「どうやら首を刎ねる必要があるみたいだね。」
「そいつら本当に男なのか??」
「え?普通ですよ、昔ほど酷くないですし。昔なんて女は男の3歩後ろを歩け、女は子供を産む為の物、子供が産めない女は要らない、血は穢れだから生理中は別の所で泊まれとか。最後は昭和まで続いてたみたいですし。」
「お前あれだ、絶対元の世界帰んじゃねぇぞ。」
「戸籍とかは俺達に任せてくれ!」
「なんで!?」
この後から監督生は生徒からいつも以上にプリンセス扱いされ、教師は誰が監督生の親になるかという喧嘩が勃発した。