テラーノベル
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「おはようございまーす」
「おはようございます」
「おはようー、あれ?二人一緒に来たの?」
「え…?」
「うん、一緒〜」
「ふーん。ほんと仲良いね」
「……」
「まあねー」
ひらひらとそんな風に言葉をかわす勇斗の隣で俺は黙り込んでいた。
「…行くよ」
「…っ」
ぐっと手首を強く掴まれる。
そのまま何事もなかったように人をすり抜けて歩いた。
掴まれた所が少し痛い…。
「……」
勇斗が怒ってないか、そればかりが気になった。
「おはよう〜」
「…おはよ」
「…あー。仁ちゃん朝帰りだー」
「え?」
扉を開けた正面の椅子に座っていた柔太朗の言葉に体が固まる。
「だって、昨日とおんなじ服来てるから」
「…えっ、あ…」
「おれんち泊めたのよ」
「あっ、そうなん?」
「うん」
「ふーん。仲良いねえ」
「さっきも言われたわ」
「……」
「仁ちゃん?どした?」
再びスマホに視線を落としていた柔太朗がもう一度顔を上げてこちらを見た。
「…いや、なんもない」
「…そう?」
「うん」
「……」
掴まれた手首がぎゅうっと握られる。
「……っ」
「着替えるかー」
「…っ、」
「あっ、その前にトイレ、仁ちゃん付き合って」
「…え?」
「どこまで仲良いんよ、距離近いなほんと」
その声を背に、勇斗にぐいぐいと引っ張られて控え室を出た。
「…ま、待って、痛いっ」
「……黙って」
俺を引っ張って歩く横顔が怒って見える。
俺、態度…おかしかった?
やばい…怒ってる…?
バタンッ
トイレの個室に押し込まれる。
「あ…はやとっ、」
「……」
「ご、ごめん俺」
「…バレたかな」
「…え?」
「柔太朗に、バレたかもね」
「……」
狭い個室の中で、腰を抱かれながらそう言われてサーっと青ざめる。
「…そんな、わかりやすかった…かな」
「うん」
「…ごめ」
「…ねえ」
「…な、に」
俺を至近距離で見下ろす顔が、昨日の表情とダブる。
「…まだ時間あるよね」
「…へ?、あっ」
「そんな顔の仁人ここから出せないよ」
「あっ…待ってっ」
「…待たないよ」
壁に向かされた俺の、ずっと掴まれていた手首ともう片方の手を後ろに回されてまとめられる。
「あっ、」
「しーっ」
「んっ、」
「…静かに」
「……っ」
ズボンの後ろに手が入って、つぷっと指が入れられた。
「は……ッ」
「声出しちゃダメだよ」
後ろから囁くような声で言われて出しかけた声が詰まる。
「はっ…は、」
「…いい子」
「はっ、ぁ…っ」
そのまま中に何本かの指が入れられて出し入れされる。
ピリッとした痛みを感じた…
手を使えない俺は壁に横顔を押し付けながら勇斗の動きを必死に見ようとした、けど全ては見えない。
「……っ」
身体がビクンと跳ねた。
昨日散々弄られたイイところをピンポイントで攻められる。
なんで、こんなこと、なってんの……
なんで……
「ふ…、ぁ…」
昨日勇斗が出したモノが中から掻き出されて、潤滑剤のように滑る。
やばいやばいやばい……
グチグチグチ、っと音が鳴る。
誰か、来たらバレる……音が……ダメ……ッ
「ふ…はっ…」
「…挿れるよ」
「……っ」
また小声で囁かれる。
ダメだ、今挿れたら…声が…っ
「んんんっ……!」
ズブズブ…って勇斗が入ってくる。
思わず声が漏れた。
途端に、勇斗の手が俺の口を塞いだ。
「ん…」
「ふっ…ふぅ…ッ、」
崩れ落ちそうになり、咄嗟に壁に手を付いた。
涙をためながら薄目を開けると、赤くなった手首が目に入って……
後ろの勇斗に揺さぶられながらポロポロと涙を流しながら必死に耐えた。
口を塞がれて、中を突かれる。
やばい、気持ちい…気持ちい、よ…
そう思う程涙が止まらない。
「んっ、んっ」
「はっ…ェロ、」
「ふっ、んっ、」
「…中、ビクビクしてきたよ」
「んっ、ふっ、」
「…は」
後ろを見ようとする俺の頬に流れた涙を勇斗が舐め上げた。
「ふぅ〜ッ、」
「…しょっぱ、泣きすぎ」
「んっ、んっ、」
「は、も…出そ、」
「んん、っ、ふっ、」
ガツガツと突かれ始めて、身体が反り返る。
ダメッ、いく、いく、いく…
「ふ、うッ…ひ、ぐッ」
「ん…っ」
「……ひ、ぐ、ひぐッ…〜〜ッ」
また中に注ぎ込まれる。
熱い、熱い、あっ、イッてる…イッてるぅ…
き、もちぃッ……
「ふぅ、ふっ、ぐ、ぅ、」
「はぁ、はっ、」
中がぎゅうっと痙攣して、身体を震わせて達した。
ダメ…も…む、り……
「はっ、あ…っ」
ズルっと崩れ落ち座り込んだ。
勇斗のモノが自然に抜けたソコから、熱いものが流れ出るのがわかった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺の出したモノでぐちゃぐちゃになった床にペタリと座り込む。
汚いとか、言ってられないぐらい余裕がなかった。
「あっ…はぁ、はぁ、」
カラカラカラ…っという音が聞こえる。
ふと見ると、トイレットペーパーをたくさん巻いた勇斗が床を拭いている。
「…はぁ、…っ」
「…仁人、そこ座って」
「はぁ…え?」
「ウォシュレット使お」
「や、えっ」
「そんなんで出られないでしょ」
「…」
お前がしたんだろ…っ
そう言いたかった。
けど、言えなかった…。
確かにこのままじゃ出られない。
……そのあと、勇斗と一緒に入った個室の中でとても恥ずかしい行為をさせられた。
まるで、トイレしてるとこを見られてるみたいな…。
そんな趣味……全然ないのに……。
「中、出た?」
「…うん」
「そっか、なら行こうか」
「…」
トイレの床も壁も、綺麗に拭かれてる。
俺が便座で中のモノを処理してる間に、俺に目もくれずに勇斗が全部拭き取っていた。
……だんだん分かんなくなる。
俺を好きなように扱う勇斗。
妙に現実的な行動をする勇斗。
真面目な勇斗…。
だったはずだ。
優しくて、真面目で…からかうことはあっても、あんな風に欲にまみれたところは見たことない…。
…そりゃあ…そうか。
考えるのが面倒になってきた。
イったばかりで腰の抜けそうな、頭がやられた俺じゃまともに考えられるはずがない。
……仕事、しなきゃ。
―――
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