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なぜ、恋に”落ちる”と言うのだろう。


落ちるって言葉は落ちると同時に底に着く時に使うことが多い。


ということは、その人を好きになった瞬間に底につくのだろうか。


恋とはそんなに浅いものなのだろうか。


だとしたら、俺のコレは恋じゃない。


だって、深過ぎて底など到底見えそうもない。


まるで、海のように。


それなら、俺にとって恋は”沈む”ものだろう。


俺は、恋に”沈んでいく”。


どこまでも、どこまでも、深みにはまっていく。


なぜだろう、この感覚がとても怖い。


恋をする感覚が怖いだなんて聞いたことがない。


俺はおかしいのだろうか。



あぁ、そうか。



俺にとって、恋は海のようなものだから。


俺は海が怖いから、だからきっと恋をするのが怖いんだ。


あなたに恋をするのが。


終わりが見えないという漠然とした恐怖。


恋ってそういうものなのかな?


それとも相手があなただから?


一人はどうしても怖いから、あなたも一緒だったらいいのに。


でも、それはできないね。


だって、あなたには幸せでいてほしいから。


暗くて、苦しくて、すごくすごく辛いけど、あなたのためなら我慢できるから。


だからどうか、許す限りあなたの隣に。







大丈夫。

底に着いたら、ひとり静かに眠るだけだから。







『あなたを─────。』









唐突に、吉田さんのEPリリースの記念に「藍」をもう一度しっかり聴き直そうと思い立ち、リビングで正座して視聴したんですが、歌詞を見ながらじっくり聴いていたら内容があまりにさのじんを彷彿とさせて(とても気のせい)



吉田さんの言葉使いや、表現の仕方について考えているうちに思い付いてしまったので、短いですが書かせて頂きました。



読んでいただきありがとうございました(*´˘`*)

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