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佐野さん視点
マネージャー:M!LK、、なんと、、5大ドームツアー決まりました!!!
佐野:……え
塩﨑:よっしゃぁあぁぁぉあ!!!!
山中:よっしゃぁあぁぁぉあ!!!!
吉田:…まじで??え!?ほんとに??
曽野:やったぁぁぁ、、ほんまに、っ、、
俺は驚きで声が出なかった。確かにカメラ台数多いなぁとは思ってたけど、まさかそれか、、
みんなで抱き合って喜んだ。泣いてるやつ、暴れ回ってるやつ、ニコニコしてるやつ、未だ信じれてないやつ、、、 でもみんな嬉しそう。俺ももちろん嬉しくて、涙が止まらなかった
佐野:とりあえず5大ドームツアーに向けて体調第一で、でもいつも以上に全力で頑張ろうと思います。なので、今後も応援よろしくお願いします!
、、え、俺がこれ締めていいの?
吉田:うん、これまで目標言って頑張ってきた佐野さんが締めてよ
佐野:おっしゃ!じゃあいくぞ。以上!
5人:M!LKでした!
それからの日々は目まぐるしかった。いつものスケジュールに加えて、打ち合わせにリハーサル、ドームだからメンバーもスタッフも熱が籠る。ツアーが始まるとなお一層忙しくなったけど、幸福度の方が上回っていて、ずっと続いてほしいと思ってしまう程だった
そしてツアーもいよいよ終盤。最終公演前日の夜。細かい調整を終えて、いよいよ明日の午前中ランスルーをすれば最後という事実に対して、緊張と、不安と、、絶対後悔したくないというやる気で俺の中は満たされていた
マネージャー:明日集合時間に間に合うように早めに寝てください。それでは移動車出口に着いてるので、ここで一旦解散です。お疲れ様でした
5人:お疲れ様でした
みんな明日が楽しみだとか、失敗しても逆に思い出とか色々言いながら出口に向かう
吉田:勇斗
佐野:ん?
吉田:ちょっといい?
佐野:え、、あ、うん
吉田:ごめんみんな、先乗ってて
山中:……うん?分かった
塩﨑:はよしてやー
曽野:おっけー、あ、てかさ!
3人は少し不思議そうにしながらも先に歩いて行く
佐野:……なんかあった?
吉田:それはこっちのセリフだわ
佐野:は?
吉田:最近お前なんか変だぞ。みんなは気付いてんのか分からんけど、上の空だったり逆にめっちゃテンション上がったりさ、、
佐野:いや、、考えすぎだって笑
吉田:そうだといいけど、、勇斗のことだから公演中に事故るとかはないと思う。けど、これが終わったあとの方が俺は心配
真剣な目で俺を見続ける仁人。俺はやる気で満ち溢れていたからこそ、ちょっと、そのマイナスな言葉に腹が立った
佐野:……なにが心配なのか分からないけど、俺はとりあえず大丈夫だから。早く車に行こ
吉田:おいっ、、!
仁人が俺の腕を掴む
佐野:……だから何、?
仁人:……ぇんなよ、、
佐野:え?
仁人:勇斗、消えんなよ?
それだけ言い残して、仁人は俺の前をズカズカ歩いて出口に向かう。俺は、どういう意味か分からなかった
そしていよいよ本番。特に目立つ失敗もなく、むしろ目に焼き付けんぞ!!楽しみ尽くすぞ!!って気持ちでいたらいつの間にか終わってた
その日の打ち上げは、久々にスタッフ含めみんなとお酒を飲んだ。ドームが決まったのも、ここまでM!LKがこれたのも俺のおかげだと多くの方から言っていただいて、純粋に嬉しかった。メンバーとも沢山思い出話をして、愚痴話をして、、ほんとに幸せな時間だった
打ち上げが終わった後、俺は家に帰ってシャワーを浴び、ベットに横たわる。疲れが溜まっていたからだと思うけど、打ち上げ後半の記憶があまりない。けど唯一残ってるのは
吉田:勇斗ぉ、明日もちゃんと仕事いけよ、?
俺より酔ってるくせに心配そうな仁人の姿だった
ブーブー
電話の音で目が覚める。スマホで日付を見ると昨日5大ドームツアーが終わったことを実感した。時間と日付の表示の下に羅列する通知の数。鳴り続けるマネージャーからの電話
今日は確か打ち合わせがあった。もう向かわないと間に合わない時間。いつもの俺だったら飛び起きて向かう
けれど
今日の 俺の心は
空っぽだった
ゆゆ

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ゆゆ

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コメント
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わああ第1話からすでにエモすぎる😭💕 5大ドームツアー決定の歓喜から、ラストの「空っぽだった」までの落差がリアルで切なすぎる…! 特に吉田くんの「消えんなよ?」がめっちゃ胸に刺さったよ…仲間だからこそ気づく異変、その優しさが沁みる…! これからどうなっていくのか気になって仕方ない!! 続きが待ちきれないよ〜🌸✨