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2話
















あの日から、ほとけっちと話すようになった。

本当はあまり話したくなかったが、仕方なく。


でも、心做しか、少しずつほとけっちを信じるようになった。濃い霧が晴れるかのように。


💎 『 りうちゃん♪ 』


休み時間になる度に話しかけてくる。

いや、りうらがその席の近くをとおるから。


🐤 『 なーに…どうしたの?w  』

そして、会話をしてから授業の準備をする。

それが、いつもの日常だった。












ほとけっちと絡んでいると、少しずつともだちもふえてきた。いらなかったんだけど、話すとすこしずつ信じれるようになった。


初兎ちゃん、ないくん、まろ、あにき。

みんな優しくて、話してて楽しい。

もしかしたら、もぶくんのおかげなのかも。


でもまた、幸せはだいたい崩れていく。












りうらは風邪をひいて少し学校を休んでいた。

その間に、いつめんの様子がかわっていた。


……ひとり、ふえていた。


💎 『 〜〜…ーーー? 』

👦 『 ~~~…ーーw 』


なにがなんだかわからなかった。

たしか、あの人はもぶ2くん。

りうらも少しだけ話したことはあったけど…。


🍣 『 …っあ、りうらー!! 』




でも、この頃はまだ変わらなかった。












ー 数週間後


最近、りうらはひとりだ。

あのグループに、ある一人の男の子がはいってきてから、りうらも変わってしまった。

でも別にあの男の子はわるいひとではない。


移動教室だって。

今までは六人で移動してたのに、今は男の子とほか五人での六人。給食の時間だって…。




でも唯一、アイツだけは。

ほとけっちだけは。

ずっと話しかけてくれていた。












ー らいん


💎 『 りうちゃん体調大丈夫? 』

🐤 『 大丈夫だよ、心配かけてごめん 』

💎 『 ううん!早く元気になってね! 』

💎 『 そうしたら一緒にお出かけしよ!  』

🐤 『 うん、ありがとう 』












ー 現在


別にどうでもいいけど。

りうらは一人ぼっちは慣れてるから。


でも、ともだちはほしいよなーなんて。

まぁ、ほとけっちがいればいいけど。












とかいってストレスをためていたからか、体調不良になってしまった。

頭痛と腹痛胃痛と吐き気と目眩等々に襲われ、今にでもしにそうなくらいだった。

病院に行っても夏バテと言われる始末。

熱があり、終業式も近いのに学校に行けない。


🐤 『 …… けほっげほっ … ッ 』


そんなこんなで、今日が休んで9日目。

明日は終業式。


そんな時、母親から告げられた。


👩 『 担任の先生から電話があったよ 』

👩 『 明日は学校に来いだって 』


大嫌いな担任の先生からの電話。

それだけで鳥肌がたちそうだ。

でも流石に明日は行かないといけない。

そう思い、今日は明日の準備をした。












ー 翌日


今日は終業式当日。

重い体を起こして、学校へ行く。



学校についた。

いつもより20分くらい遅い時間。

親が学校に近い親戚の家まで送ってくれた。



教室に入るのは少し抵抗があった。

だから少し俯いて、靴を履き替えた。


そのとき、同じクラスの下駄箱から、 靴を取りだしている人を見つけた。

誰だろう…と思っていると、それは初兎ちゃんだった。


🐇 『 うぉ…あれ、りうら!?  』

🐤 『 あ……初兎ちゃん  』

りうらが9日ぶりにきたから、驚いている。

🐇 『 体調大丈夫なんっ!? 』

🐤 『 大丈夫だよw 』

🐤 『 心配してくれてありがとう 』

🐇 『 無理しないようにな…?  』

🐤 『 うん 』


初兎ちゃんは驚きながら優しく接してくれた。

こういうところ、優しすぎて涙がでてきそう。












ー 教室


🐤 『 おはようございます… 』


初兎ちゃんもいたからか、教室には難なく入ることができた。


🐇 『 ~~…ーーーー ! 』


でもその肝心な初兎ちゃんは、別の人のところに行っちゃったけど。

でも、心配してくれたのはうれしかった。

愛されてるんだなー…と思ったから。



数年前…数ヶ月前に、大きい傷を負ったりうらだから、その愛をすごく嬉しく感じた。





















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🫧 ブルースターに 。 【 水 × 赤 】

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